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[また、あの感覚。
この身体が、他人のもののように、離れて操縦している操り人形のように、動かしている実感がない。
神経を直接削るような鈍痛が薄まり、漸く人並の速度で歩けるようになる。
そして直後に後悔した。
聴覚がイカれて、瓦礫の合間で人が助けを求めていても、聞き分けることができない。
尤も、周囲にまだ息のある者が、例え怪我人だとしても、残っているとは思えなかったが]
――――お、おお……?
[雷を喚ぶ白い獣の光が消えた。令呪から辿るパスは、何事もなかったかのように其方へ向かって流れている。宝具を使った様子もない]
やった、か……?
[到底喜べる状況ではないが。どっと冷や汗が噴出し、その場にへたり込みかけた。
振り仰げば原型を留めていない町。煤っぽい黒煙にぼやける朧月夜]
なんでこんなことになっているんだ!!
僕に断りも無く消えるなんて許さないぞ!!
[ライダーを抱き寄せるほどの体躯も無く、ただ肩をつかんで叫んでいる。
神霊であるはずのイカロスがこれ程不安定な精神を持っているのは、まだ彼が人間であったという概念が存在している事でもある]
[飛んでいく球体を眺めながら、息を吐く。]
無頼といい…
[ぐるぐる回していた球体を、全て構わず射出する。
それらは見えない弾の壁となって飛び、ナルキッソスの上方から降り注がんと旋回した。]
俺の願いは、誰に引きずられたもんでも――
[周囲に巻き散る水塊。強まる気配。
重かった体は、また少し重くなって行く。]
―――どういう、意味…
[言って、鼓動が一つ跳ねた。
ナルキッソスは、無頼のサーヴァント。
そしてライダーは――今、どのような状態で契約を?]
なんで、って――……。
[聖杯の力を借りても、自分が弱かった。そういうことだ。
最後、魔力の流れが変わっていったのも、付け足しでしかない。
けれども、そんなことを長々と説明する気力も、時間もなく。
だから、微笑んで。ただ、伝えなければいけないことだけ、伝えた]
今なら――まだ、間に合うわよ。
あの子の、ミノスの母親だから……、
すべてを赦せないなら、まだ、間に合うわよ。
――っ!
[ふいに、彼の英霊の姿が一回り大きくなったように見えた。]
あれは……
[エウロパの周りに纏わりついていた、黒い靄のようなもの。
それが、徐々にナルキッソスと呼ばれている英霊の周囲を、侵食していく。]
姫倉さん…っ!
[気付いたら、そこに向かって走り出していた。]
っ……
[答を聞くより早く、傘を広げて縦にしながら転がった。
はじける水音。――勿論、その程度では防げない。
いくつかは破け、一つは腕を掠った。
続いて聞こえる駆けつけてくる足音。
傘を畳み、急いで魔力を展開する。]
[痛みは、既になく。ただ、痺れたような感覚だけが、全身を満たす。
供給される魔力は、既に一滴もなく。
むしろ、この身体を構成する魔力さえも、吸い取らんばかりに、貪欲に。
冷えゆく身体に、微かな熱が、イカロスの掴む肩にだけ、残っている]
いま、私を、殺さないと――……次の機会なんて、もう。
聖杯戦争に……私を喚ぶ、物好きなんて。後にも、先にも。
……きっと、あの莫迦、ひとりだけだから。
[また、笑めば。ごぼりと、血が。
けれども、吐いた血は直ぐ、エーテルと化して霧散する。
終わりの近い、明白な証]
・・・・・・そういうことじゃない。
そういうことじゃないんだよおお!!!
[肩をゆさぶって]
エウロパはこれからもずっと僕の下僕でいればそれで満足なんだ!!
だからもっと僕の身の回りの世話をしろよ!!コーラも一生分買って来いよ!!
エウロパがいなくなったら・・・・・・
また僕は・・・・・・一人になっちゃうじゃないか!!
………。
[とん。と着地したは目隠しの英霊に程離れぬ地点。]
助力を感謝するであるよ。
[言いながら、しかし眼差しは厳しく構える右手には血の滴りしエストック。
休戦の約定は………8組目のサーヴァント、1騎消滅まで。]
[虚空に、手を延ばす。
そこには 何も無い。――いいえ。]
(存在することをやめた過去が
どうして自分自身によって 保存されうるのだろうか)
(ここには紛れもない矛盾があるのではないだろうか)
[掌に、確かな重量を持ったものが集まっていく。]
哀しいな。
闇に飲まれるなんて。
[対になる存在が、もはや何もせずとも弱まっていく。流れ込む魔力の強さの調整に苦心する。]
自分を見失って暴れて、挙句負けか。
情けない。
[牛に続いておそらくは時間差で光となって消える巨人。拘束する対象を無くした鎖の山だけがそこに残ったのを確認してから、『秩序のための檻』を納めた。
近くで散って行くのは、P.アーチャーの霧散した光の渦。
バーサーカーは、ラナにイカロスに用心するよう合図を送ってから、セイバーを振り返る。]
──…
サーヴァント一体の約束はこれで良いのか?
[肩を竦め、口元には歪んだ笑みがある。]
各組がそれぞれ一体を倒せたら
──でも此方は良かった。
嗚呼、でも戦いたいな。
そうでなくては、何の為に聖杯戦争に
参加しているのか分からない。
[水が魔力を感知し壁を形成していく。同時に水塊が自衛のため攻撃を仕掛ける。
が、相手が退く気配はない。]
やる気ってことでいいのかな。
君を醜いとは思わないけど――
[そう言えば、まだ名前を知らない。]
邪魔だったら、除けるし。
役に立つなら、喰うよ。
[既に、足先は光の粒子となって、消え始めている。
だから、腕が己の意志に従って動いたのは、きっと、ただの奇蹟]
――大丈夫、大丈夫よ。
ひとりになんて、ならない。ブライも……ナルキッソスも、いる。
[イカロスの頬に、そっと。震える手を、伸ばして。撫ぜて]
でも、駄目よ……世界、滅ぼしたら。
そんなことに、聖杯、遣うくらいなら……、私を、喚びなさい。
コーラくらい、幾らでも、買ってきてあげるから……。
[勿論――座に、一度還れば。同じ"私"が召喚されることは、ない。
嘘になると判っていて、だけど。かける言葉も、見つからなかった。
黒い魔力が抜けたいま。自分が破壊した街が、それ以上になることは、避けたくて]
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