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―南ブロック/望月邸―
[昨晩は戦闘を回避したおかげか、魔力は順調に回復していた。
夢も見ることはなかったが、酷く寝苦しかったのは覚えている。
招かれたところにしか訪問できないという奇妙な特性を持つセイバーに、解放したのは望月邸の離れ座敷と食卓のあるリビング]
異端、か……。
魔術師なぞ既に人間からしたら異端じゃし、
その魔術師の中でも魔術協会のルールから外れると
異端狩りの対象となる……。
聖堂教会も、大義名分掲げて異端狩りをする機関じゃし。
[魔術師と異端の関係は、根深い。
ニュース番組を見る習慣のない望月邸、今テレビが映しているのは念願の「乙!出店茶屋」だった。
ついつい、画面から目が離せなくなりながらも、手元は昨晩潰した小太刀の代わりの忍者刀を研ぐのに忙しい。
一つ砥いでは、愛しい愛しいあの人のため。ふふふ、と暗い笑いが漏れる]
ああ、ありがと……
って、ジュ、ジュリア!?
[がたん。お冷零しかけた。]
貴殿、そちらの方はいやがっているではないか
離されよ!
[カレーハウスジュリア、花嫁強奪事件。]
いえ……なんていいますかね。
どうもその、姫倉さんの様子がおかしかったんで。
気のせいなら良いんですが。
ありゃぁ、結構深刻な雰囲気だったって話で。
[ふぅむ、と腕を組んで唸る。
別段気にするべき事じゃないのかもしれないが、
どうも何かがひっかかる。]
人は皆違う。同じ者がない故に、平等なんてことは有り得ぬ。
じゃが、そのまま野放図では混沌として獣と同じじゃ。
秩序を――ルールを作り、それに当て嵌まらぬものを排除する。
それは、種として生き残るための智慧で、
そうして人類は今の繁栄を築いてきた。
秩序と異端は切り離せぬ。
異端のない世界は……全てを認めてしもうたら。
原始の混沌に還るだけじゃろうな。
[国家の駒である自分もまた、「忍術は国家を安平にして大敵悪党を滅ぼす術なり」と戦国の世から掲げられてきた理念の下、人間社会に関わっている。それが善いことだと信じて、己を殺し名もなき道具になりさがる]
まあ、そこまで壮大な話、
議論しても答えなど出ぬじゃろうな。
……目先のささやかな幸せを追って、何が悪いのじゃ。
犠牲を払うと決めた瞬間、自身が犠牲となる覚悟もする。
その責任を果たせる範囲が、己の自由の檻の広さじゃ。
[不穏な電波を発していたか、食卓の下でちゃんと帰って来ていた猫がか細く鳴いた]
かの竜も英霊であればこそ…。
…名前は知らないゆえ、貴殿、と。
[新たに握られた寿司は
緑ではなく赤い色だった。
オルグロスに礼を云った。]
―教会へ―
[秋の木漏れ日が射す中。セイバーの希望で教会へと足を運ぶ。やはり、ジュリアの遺体のことが気になるらしい]
そういえば、ナルキッソスの術に対抗するには、
姫倉が「なにかある」か「なにかない」のかを
突き止めねばならぬのう。分かったところで、
真似できぬもののような気がするが……。残るは鏡作戦か……。
そういえば、姫倉といえば、
[サーヴァントと、本気で何かあったらしい、もしかしたら消滅したかも知れないと。憶測に過ぎないが、セイバーに伝えておいた]
サーヴァントを失ったマスターとあれば、
令呪を剥ぎに、バーサーカーが来るかも知れぬのう。
[撒き餌になって貰うか、などと真顔で呟く。
秋空の下、錦紗に銀杏の葉が散る着物、その隣を歩くセイバーには結局和装を強要できず、普段の黒尽くめである。
和装も案外渋みが出て似合いそうなのに、と不服だったが。
まあ全裸で召喚されたことの方が珍事だったのだと、はるか昔のように思えるつい数日前の出来事を、懐古*していた*]
………。
[黙ってランサーの言葉を聞いていた。
本人が特に何かを言っていたわけではないのだから、放っておけばいいだけの話だろう。
助けを求められたわけでもない。
そもそも、先日、自分は姫倉に向かって何と言っただろう。
――けれど]
………馬鹿って、伝染するものなんですかねぇ…
[腰に手を当てて、はーーーーー、と長く息を吐く。
それから受話器を取って、フロントに電話をした。]
― 南ブロック / 姫倉拠点 ―
[瞑想を終えた。滞っていた風が過ぎ去って行く。]
…ふう。
[辺りは明るくなったばかり。戦争の時間ではない。
出歩いても、そう大きな問題はないだろう。
身支度を――整えるほどのものもなかったので、さっさと縁側に戻った。土を払い、玄関の方へ。
途中で黒服に会えば「ちょっと行ってくる」とだけ告げた。
「殴りこみですか?」と訊ねられたので首を振った。
…なるほど。今の格好は殴りこみに見えなくもない。
息をついて、雪駄を履き、玄関を出た。]
―北ブロック・オフィス「ヒメクラ」前―
[エントランスにタクシーを呼び、行き先を告げるとランサーと共に乗り込んだ。
投げつけた服の山の中から、自分で適当にチョイスして、ちゃっかりとさほど特徴の無い黒の開襟シャツとジーンズを履いている。]
……そのシャツには、金のラメのベストを合わせるはずでしたのに…
[隣に向かってそうぶつぶつ恨み言を言っていると、見慣れた建物の前に着く。
そこで降ろしてもらうと、オフィスから少し離れた場所でしばし考える。
先日は、何やら大騒ぎにさせてしまった。
どこか他の場所で会う方がいいだろうか。]
― →南ブロック / 商店街→ ―
[人が賑わい始めた商店街。いつもと変わらない風景。
一時の聖杯戦争参加者とのエンカウント率は異常だった。
だが、今日は特に誰かと出会う気配もない。]
…滝川さん、大丈夫やったんかな。
[昨夜エンカウントした一人を思い出す。
このまま向かえば中央ブロックに差し掛かるが――さて。]
…。
[視界の端に、いつかの酒屋が目に入った。
続いて見えるのは、書店。
そのまま通り過ぎた。]
―中央ブロック/ホテル前→北ブロック/ヒメクラ前―
さぁ、伝染るかどうかは知りませんがね。
俺ぁ小難しい奴より馬鹿の方が好きですなぁ。
[溜息と共に出た言葉。
それには、笑いながらそう返した。
服に関しては自分で選んだ方が早いとサッサと選んでしまう。
何か文句が聞こえたが、そんな事は知ったこっちゃない。
そのまま一緒に、目的地へと向かう。]
― →北ブロック ―
[ここ数日とは違い、最短ルートを通ったせいだろう。
道程、崩壊した廃ビルが見えた。
傘を揺らしながら、暫しそれを見つめた後、オフィスの方へ。
帯刀に、宙に浮いている酒瓶、そして蛇の目傘。
そんなスタイルを目にしても、このブロックの人々は振り返らない。姫倉も日常の一つに埋没しながら――以前は心地よいと感じたそれを振り払うように、前へ進んだ。
やがて見えてくるのは、]
……あん?
[オフィス、のはずだったのだが。
その前に、つい昨日の夜に見た人影がいた。]
…。
[瞬き、目を細めた。]
…。帰りに会いに行こうと思てたし。ええか。
[止めていた歩みを、もう一度踏み出す。
そうして「ヒメクラ」前までたどり着けば、少し離れた場所で何やら考えている風の滝川の横に立った。]
…。
[じっと見つめてみる。
…隣の怖い格好の人は、いつもの如くとして。
とりあえず、気付くまで待ってみた。]
―― 教会へ ――
[紳士の嗜みは絶対である。
服装については頑なな態度を示したが、キナガシとやらには心を惹かれたのも事実。
だがもしも万が一にもその姿でクルスニクに出会ったらどうなるか。
その内心を押し殺し無言で銀杭を雨あられと降らせるであろう天敵たる存在の姿を思い浮かべ、不憫な思いをさせてはならんと首を振った。
閑話休題。]
対抗出来ないのであれば全力で逃げるも一手。撤退も時には必要であるぞ。
[むしろその想いを爆発させた方が話は早いかとも思いながら、契約主の呟きに提案を乗せた。
そして続いた姫倉についての情報とバーサーカーへの撒き餌という案。]
ふぅむ。なかなかの妙案であるな。ならば早速、かっさらって来るであるかね。
[賛同を返した辺りで、通りの向こうの教会が目に入った。]
―北ブロック・オフィス「ヒメクラ」前―
[オフィスのドアを開けてしまおうかと一歩を踏み出した時、横から声がして、振り返る。]
姫倉さん…
[その存在に驚く。
何故こんなに近くに来るまで気付けなかったのだろう。
相手からは、確かに魔力の波を感じているのに。
思わず、そっと下腹を押さえた。]
……ええと。
昨夜のお礼を、と思いまして……。
[少しだけ怪訝な色を浮かべたが、まずはお礼をと思い、ぺこりと頭を下げた。]
運んで下さって、ありがとうございました。
―まだ回想―
[黎明の空を背に。忍神町に向け、曙の光から逃げるように、飛んでいると。
イカロスが、降りて拾っていけ、と。地上を指した。
その仕草が偉そうで、なんだか腹が立ったので、いきなり急降下してやった。くすくす]
こんにちは。
[挨拶を返す。表情は、いつものにこやかなものではなく、静かな笑み。
お辞儀をした。]
いや、……その様子やと、無事やったみたいで。
良かったです。
[滝川の表情が、晴れやかではない。
少し、眼を閉じた。]
ええとですね、丁度俺も滝川さんらに用がありまして、会いに行こうと思ってたんですけど…。
…滝川さんは?
[彼女も、何か用があってきたのだろうか。
瞬いた。]
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