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――っ!
[前方を歩く姫倉の肩越しに、何かの大きな影が見える。
それと、同時に聞こえてきた ――聞き覚えのある、声]
……ひめ…
[思わず声をかけようとするも、彼の背中は
何か張り詰めたように 硬く、見えた。]
[遥か上空より聞こえる絹の裂けるが如き悲鳴に、あれ、狙ってやったんじゃなかったの?と一抹の疑問を覚えつつ。]
――それで。
[踏み潰さんと迫りくる巨人の足を避けながら、ポテトをほおばる英霊へと声をかける。]
そちらは如何するであるかね?
[生み出された第二の地獄。
誰の仕業かなど、火を見るより明らかだ。]
――どう見ても、あいつ、ですねえ。
[光景を見つめながら、静かな声を呟く。
細めた目は戻らず――けれど、口元だけ微かに笑っていた。]
……。
……………。参ったな。
エウロパ、生きとったんか。
[そして今度こそ、困ったように笑いかけた。
いや――ほんの少しだけ、嬉しそうだったかもしれない。]
[現場へと出れば、予想通りの惨劇。
潰れている物が在る。
拉げている物が在る。
紅に染まる物が在る。
かつて、生きていた者が、在る。]
―――くそったれが。
[感じる英霊は三騎。
いつかの黒衣の英霊と、ライダー。
そして謎の英霊。
恐らくアレは、ブライの変化したものか。
となれば、セイバーは今、
協力している二騎に対しているという事になる。]
[暴れる巨人。
その足元に落ちてきた、黒い影。
そこに見える気配は――いや、形は。
共に駆け抜けた夜の一つに、知っている。]
……。
[会話はここまでは聞き取れない。
ただ、その姿を一瞥して――踵を返す。
巨人も、犬も、天に舞った形も、振り返りはしない。
――ほんのちょっと、目を閉じた。]
――言葉は言葉でしかないが
言葉でないと伝わらないことも ある。
言葉を弄するなら、
それも承知の上ではないのか?
[そこで漸くメイアルに視線を流す。]
言葉足らずの私が云えたことではないが。
そう。――そう云った方が余程分かりやすい。
――私は其処まで聡くない。
[“英霊とは認めない”と云う風に、
と小さく繰りかえした。]
[菓子まみれの天使が姿を変えて往く様を見て。]
ほほう、我が輩もなかなかの伊達男よの。出来れば美女であって欲しいが――ダメかね。
[現れる姿など、とっくに判ってはいるのだが。]
―樹那町/上空300m―
[眼下では、タロスがセイバーを追って、暴れている。
タロスは良い子だが、しかし、ちょっと単純なところがある。
先日、古書店で購入した神話にも、魔女メディアに騙され、眠らされて弱点を突かれたとあった。
いや、そんなことはいい。問題は、タロスが自分のことを忘れて、セイバーを追っていることだ]
――……着地、どうしよー……。
[当然だが、落ちれば死ぬ。耐久Eは伊達じゃない。
流石に下り坂でジャンプしただけでは死なないが、相手マスターの魔術でも死ねるレベルだ]
……仕方ない、か。遠慮なく、魔力、遣うわよ。
[ぱちり。指を鳴らせば――雷纏う白き牡牛が。
雲間より出でて、落ちゆく己を、その背に乗せた。
――宝具三つの同時展開。
発動こそしていないものの、ナルキッソスにはかなり、負担が掛かることになるだろう]
[変化する、黒衣と対峙する男の姿。]
分が悪い。
…退きましょう。
あの巨人がただの巨人なら、何とかなるかもしれません。
けど。
――あの目先のことを考えへんエウロパが。
何の隠し玉も持ってへんとは思えません。
[目先のことしか考えない自分と。
目先のことだけしか考えないエウロパと。
そんなチームだったなと、数瞬だけ懐古した。]
[意を決し、セイバーへと叫ぶ。]
其処のいつかの黒い旦那!
獲物の片方、俺によこしちゃぁくれねぇかい。
[心境的には、ライダーを討ち取りたい。
しかし横から獲物を掠め取る真似は粋ではないか。
ならばせめて、と。]
ただし、旦那がその女……ライダーと殺り合うってぇんなら。
―――ぜってぇ此処で、殺しきりな。
ソイツが居るってぇのを、
如何しても知られたくねぇ御仁がいるんですわ。
[変化する、黒衣と対峙する男の姿。]
分が悪い。
…退きましょう。
あの巨人がただの巨人なら、何とかなるかもしれません。
けど。
――あの目先のことを考えへんエウロパが。
何の隠し玉も持ってへんとは思えません。
[目先のことしか考えない自分と。
目先のことは考えないエウロパと。
そんなチームだったなと、数瞬だけ懐古した。]
――悪いが、我が輩は美女と語り明かしているところ。
いま暫くそこで見学などしていてくれぬかね。
[巨人のバランスを崩そうと、高く上げられた足目掛け真空の螺旋を穿ちつつ、憎憎しげに声を返した。]
生きて……
[言葉に、ならない。
そこにはかつて姫倉と共にいたエウロパが。
綺麗な魂の英霊が 街中を血に染めていた。
その体にはどす黒い煙のようなものが巻きついて、かつて彼女の内側から輝いていた光は、まるで見えなくなっている。]
……誰、に。
[繋がれているのか
それとも ――自分の意思なのだろうか。]
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