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―西ブロック・森林公園―
……。
[名を呼ばれ、振り向く。]
…姫倉さん。
[ああ、今なら わかる。
自分が彼に感じていたもの。
何もかも諦めた自分は、目の前の理想を追いかけようとする男に、
自分が捨ててきた物を持つ彼に
――嫉妬していたのだと。]
……なにか?
……。
[彼女の表情からは内にある者は、一見して知れない。
けれど、姫倉はじっと彼女の顔を見つめた。]
色々と前置きをしたいとこですけど…。
[目を閉じた。
思案するように、畳んだ傘をくるりと一度だけ回す。
何も彩られない夜に、鮮やかな赤の色が浮かんだ。]
俺、アホやから、不躾を承知でお願いします。
――無頼陣を倒すために、力、もう一回貸してください。
[目を瞑り、頭を下げた。]
………はっきり言うて、今度はホンマに。
返せるもんは、ありませんけど。
[頭を下げた姫倉を、無言で見つめる。]
…何を言ってらっしゃるのか、理解できないのですが。
[表情を変えずに、言葉を続けた。]
元々、そちらの力をお借りするような条件は無かったはずです。
同盟を結んだ時から、状況はまるで変わっていません。
ですから、――契約は今も変わらず有効ですが?
[淡々と、さも当然のように話した。]
―――、?
[顔を上げた。瞬いた。]
…。えっと
[滝川の表情――が変わる様子はない。]
それは、つまり
ええよって言うことで、ずがッ
[身を乗り出して――何か見えないものに思いきり当たった。
全身を駆け抜ける麻痺。…顔をそむけ、頭を擦った。]
あいたた…
[不可視の壁にぶつかった姫倉を見て、慌てその存在を消す。
ふぅ、と一つ息を吐いてから、改めて向き直った。]
……そう言ったつもりですが。
[そう言うと、少しだけ決まり悪げに視線を反らした。]
……無頼には、私も借りがありますしね…
/*
にょき。実はいます。仕事中だけど。
こう。セムの発言を見ながら
――つまりそろそろ、 私は死ぬべき頃合い。
と思っているのだが如何か!←
違うよ、私がマゾって訳じゃないよ。
…いや、マゾだけどマゾい展開を望んで言っている訳ではないよ!
ラナの存在がが狂気を押し留めている=ラナが死んだら狼が動く
って事だろう!そういうことだろう!
明らかに俺がストッパーじゃねえかあああ!!orz
…ごめんなさい、毎度長寿属性でゴメンなさい。
ジャンピング土下座しながらハラキリで詫びる勢い。
*/
うう
[しゃがんで押さえていると和らいだ。
立ち上がる。
息を整えながら、逸らした視線を恐る恐る戻す。
――と。]
…。借り、ですか。
………どっかに吐き出したらすっきりすることやったら。
聴きますけど? …まあ、俺で良かったら、ですけど。
[じ、と視線を逸らした滝川を、まっすぐ見据える。]
…自分だけが苦しい立場でいればいい、と思っている大馬鹿者を、一発張り倒したいんです。
[顔に、少しだけ影のある笑みを浮かべ、そう呟く。]
そうする事で…残された人間が幸せになれると思ったら、大間違いだと。
[いつかの、道を歩く光景が脳裏に浮かぶ。]
…ああ。なるほど。
それであの人…
[無頼の言葉が、どこか――だった理由が何となく分かった。
滝川の、物憂げな笑みを確かめてから、一つ溜息を吐いた。
少なくとも、他人を笑顔にするというのは、相手に気付かせてはいけない。本当に幸せにしたかっただけなのなら、気を使わせるべきではない。
そんなもの、遺された当人が気まずいだけだろう。
一人苦しい立場にいる人間が見えているのに、享受した幸福に素直に笑顔になれる者がいたとしたら。
それは相当酷薄な人間か、もしくは――。
傘を少し、強く握った。]
分かりました。
…詳しい事情は分かりませんけど。
滝川さんが無頼を張り倒したい言うんやったら、
俺にも手伝わせてください。
……但し、俺もちょっとさっきまでとは違う理由で張り倒したくなったんで、出来れば俺の分も残しといてくれると助かります。
[そう言って、笑った。]
あら、早い者勝ちですよ。
[相手の笑いに合わせて、くすくすと笑う。]
ああ、一つだけ。
もし無頼と戦う事になっても、私を庇ったりはしないで下さい。
[そう言って目を瞑ると掌を空に浮かべ、透明の針のようなものを作り出し、自分に向かって思い切り刺す。]
ブ ン
[微かな音がし、透明な防御壁が発生すると、不可視の針を弾き飛ばした。]
…貴方が、眼前の物を薙ぎ払い、切り裂く剣だとするならば、私はあらゆる物からその身を守る盾です。
盾を庇って剣を折るようなことがあってはなりません。
各々、自分の役割を間違えないよう、肝に銘じておいてください。
私は女ですけど、…貴方と同じ、魔術師ですから。
俺、とろくさいから全部持ってかれてまうかも…
[しれへん、と言いかけて、止まった。
先程の空間を括る術とは違う、明らかに別の能力。
思わず、飛んで行った針の行方を追った。]
――。
[あれだけの防御結界を無詠唱。
…ならば、それだけの等価をどこかで支払っているはずだ。
それがどのようなものなのかは、見当もつかないが。]
―――了解。
[笑い返した。]
どっちにしても俺は、後ろから支援とか出来ひんので。
俺も、俺にやれることをやります。
ただ――あんまり、呆れんといてくださいね。
[冗談めかして、そう言った。
見上げれば、月が先ほどより明るく感じた。]
ほなら、行きましょか。
見つからんかったら――まあ、最悪二人ででも。
[まずはランサーを探さなければならない。
尤も、滝川と姫倉の魔術は両極だ。
それは互いに程よく欠点を補い合っていると言える。
彼がどこかへ出向いているようなら、二人で無頼を探して殴り込むことも可能だろうと考えながら、出口を目指して歩き出す。
何もなくなった公園に、一陣の息吹が吹き入った。]
[夜が、見ている。
侵食する夜が。そこに太陽はなく]
―――――…
…chandra
…luna
――――、
[太陽の背中合わせ、
月の神の名前を*呟く*]
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