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ふう。
[刀の先から手ごたえがなくなる。
どうやら直感任せに後ろへ飛んで正解だったらしい。
などと分析していると――風がざわついた。]
……ほう。
何か面白そうなことでもしてくれそうな目ですね。
[ただ彼の目を見る。――赤い充血。
公園で見た時のそれと同じか、それ以上の気配。
彼が歪んでいると称したのであろうその力は――しかし。]
…なるほどな。
[――表情は物怖じず。
笑顔でその眼光を受け止め、「邪魔な」刀を鞘に納めた。]
――ほら、遠慮なく来い。
あんたの一太刀や二太刀で壊れる程、
「私」は安く出来とらんさかいに。
[そうして両の手で、傘を構える。]
反極刀。
[もう一本のくないを手元に呼び寄せ、今度は無頼の足元に打ち込む。
引極刀とは真逆の、重力に対しての反発力がかかり始める]
[そして、引極刀から紐を切り空を舞う陽極刀、その陽極刀からは今空を舞う陰極刀、そしてそれとは別に引極刀を無頼の手甲を引きよせる力にそれを後押しする反極刀。そういう磁場が発生しようとしていた]
磁力・・・・・・発生。
[空をいまだに回転しながら舞う陽極刀は、突如姫倉を背後から襲いかかり、その陽極刀へと引き寄せられるように今度は正面から陰極刀が姫倉に襲い掛かる。
そして、その直後には人間の動体視力では到底補足出来ない速度と威力で、魂砕きを振りかざした無頼が姫倉へ襲い掛かる]
お、…
―――っく。
[傘を構えたまま、突っ立っていたからだろう。
無頼の行動に対処できず、何らかの布石であろうくないの投擲を許してしまった。――致命的な後手。
その代償は、数秒経たず知る。]
っは――…
[小柄な体に、重すぎる圧力。
――いつも操る空間の重さなど――同じくらいだ。
それが、一気に自分に圧し掛かってくる。
傘を強く握る。決して離さない。
膝は決して折らず、敵からは目を離さず。
終いには周囲からの飛刀――突っ込んでくる無頼。]
こいつは――
[躊躇う暇など後でいい。
屈みこむ形で、――全身の力を使って傘に繋がったものを引く。
刀が飛び交う遙か上空。
構えた傘から真っすぐ伸びたそこ。
待機していた一つの空間重圧。
形は――焼夷弾。
引極刀の重圧に逆らわず、墜落してくる。
その先にあるのは姫倉の足元。
そこに作られた砲弾型の空間圧。]
――――ッ!!!!!
[ぶっ飛ばせ――そう叫ぶ言葉も、掻き消される。
空から落ちてきた焼夷弾と、地に生えた砲弾。
二つは激突に、互いを括った魔力で互いを「破り」合う。
そうして両者から、外のもの全てを弾き飛ばすように溢れ出た――無差別に周囲を叩く多量の空間圧。
破裂から数秒も絶たない内に、姫倉の体もあっというまに飛ばされた。]
・・・・・・
[正面で爆発。どうやら彼は空間に魔力を通じて擬似的な道具化が可能なようだ。
空と地面に弾が見えた瞬間、彼は磁場を解除し、無頼の手甲は逆に反極刀と引き合い無頼は急ブレーキをかける。
体を反動が突き抜けるが、慣れている。
陽極刀と陰極刀は姫倉の能力で弾き飛ばされたようだが]
戻って来い。
[ゆっくりと磁場を形成する。そして彼を中心にまた小太刀とくないの合計4本が地面に突き刺さる]
面白い能力だが、俺にとってはそれ以上でもそれ以下でもない。
[ふう、と息を吐き、ゆっくりと構えを解く。
そして地面に刺さる刀を1本1本丁寧に抜き取り、鞘に納め始める]
ここまでだ。
[吹き飛んだ体。着地――は傘で地を擦ってどうにか。
片膝をつく形で、ブレーキをかける。
刀と無頼からは逃れた。
そうして次の空間を括ろうと――]
…あ?
[――変な言葉が聞こえた。]
ここまでて、お前。
[だが、紡ぐ前に投げかけられる、新たな問い。
その言葉が脳に届けば、はっと息を呑んだ。]
……。
[目を閉じる。
再び開いた時に浮かんだものは――やはり、笑み]
――ありますよ?
生業が生業ですし。ねえ。
[――それで、わんわんと泣いた夜もあった。
それでも、耐えて行けるだろうと、今も続けている。
…父にも加藤にも、「向いてない」とか言われたが。
今も何とか頑張っている。]
そうか。それならいい。
[そう言うと、姫倉に背を向け去ろうとする]
聖杯戦争から身を引くならそれでいいだろう。
もう会うこともあるまい。
……。相変わらずあんたのどこが歪んでんのか。
さっぱり分からんけど。
[構えた傘は解かない。
ただひたすらの魔力を、空間に巡らせて行く。]
身を引くだの、あんたまだそんなこと言うてはんの?
そら、あんたの能力に相性は悪いかもしれんが。
[傘から伸びる魔力をふっと解く。
次いで伸びたのは、もう片方の腕。
咄嗟に背後へ伸ばした紐は四本。]
相手の死ぬ気も見定められんかったら、大怪我やすまんよ。
…それとも、死ぬ気や分かってて莫迦にすんのが
[その内の一本は手繰り寄せ、酒瓶を持った。
残りの三本を無頼へ向け、放り投げる。]
あんたの流儀か、無頼――!!
言っておこう。このまま戦えば俺が負けるかもしれないだろう。
勝ったかもしれない。
だが、俺はこの戦いに意味を見出せなかった。それだけだ。
[手に握った反極刀を地面に突き立てる]
ひとつだけ忠告だ。君の技は優秀だし才能も認めよう。
それだけの魔術の習得にはそれ相応の時間と努力も裂いたのだろう。
だが派手なだけで隙だらけだ。その未熟な技では俺のような格下にすら後手に回るぞ。
[そう言って、大きく跳躍する。地面に刺さった反極刀も無頼の後を追って飛び去っていく]
な、にが―――…
[未熟であることなど分かっている。
元々の才能も兄ほどなければ、スタート地点で他の魔術師と大きく遅れている。
だがそれでも、――追いつこうと、追い越そうと。
ひたすらに回し続けた魔術なのだ。]
忠告や。この…、ッ…。
[展開し、押して、浮かせていた大量の木槌。
捕らえるのに必要ならと、トラバサミも浮かせた。
しかし――]
………。何が、格下や。ボケ。
[最初に割れ、地面に浸った酒。
そこで生まれていた地蔵に紐をくっつけ、去っていく無頼に放るくらいしか出来なかった。しかも途中で失速し、地に落ちる。]
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