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/*
ふああああああ!!
黒ー!!だんさあああああ!!!!!
かわえええええええええええ!!(めろめろきゅーん!)
わしわししたあああい!!!!
*/
[聖杯を通じて確かに利害は一致している。決して認めたく無い事なのだが、彼等と己は相手を嫌悪出来る程度に同質で有り得るのかもしれない。
けれども、例えば。彼等が危機に陥っていても、己とマスターの利害に合わぬなら、助けに走らない可能性も高い。キャスター達に対して感じる所とは随分異なっている。それから、ラナとの契約とも。それは果たして手を組んでいると言えるのだろうか。]
──…
ルナの力を使わせずとも
魔力を得られるなら
目的の為に手段は選ばない が、
[目隠しを解いた真紅を隠さずに、ラナをじっと見詰め、首を横に振った。]
──違う。
彼等と、君を触れさせたいと思わなかった。
思わない。
…… 聖杯が見せる世界。
彼等が属している世界に、
[聖杯の見せる虚無の闇。
それはあの荒涼とした三年前の戦争跡の町に似る。
ラナを失えば、そこにおちてしまうのでは無いかと思われる世界。]
おとし、穢れさせたくない…
の だと──思う。
[言葉を選ぶ内に、指先が震える。]
[目の前で男の姿が変わる。
そういうことかと一歩下がった]
……エラト、負けんな。
[それは合図。
かばんを受け取ると飛びのくように後ろに下がった]
…性分だな。私の場合は。
[席に座りなおし。]
他は、詳しくは知らないが
世話焼きが多い、のか。
アサシンは、…そうだな、貴殿と相俟って、お互い様だろう。
わー、儂じゃ、儂儂。胡蝶じゃ。
お命頂戴する的な闇討ちではない故、
ちと
話しを
聞いてっ――
[視界に映る日本刀の精錬された輝き。紡がれる魔術。
一、二発は食らう覚悟をした]
― 北ブロック / オフィス「ヒメクラ」 ―
[にこり。浮かぶ表情は笑顔。
和装の青年が、傘を持って佇む。平和な光景だ。
――見えないトゲ付き鉄球を振り回していたりしなければ。
端から見ても刀を振り回している危うい人だ。
表情以外。
そして――]
――どこのどちらさんか知りませんが。
姫倉組にカチコミするとは、ええ度胸やねえ?
[突如、踏み抜かれる天井。崩れる瓦礫。
それが頭部に向かっても、目は逸らさず。
不可視のトゲ付き鉄球で、瓦礫ごと破砕しようと、放つ。
派手な音を立てて割れる瓦礫。
合間から見えたのは――女と、小太刀。]
あ、ひっどいねぇ。
俺だって以外と世話焼きだったり気まぐれにサービスするんだぜ?
お宅のマスター見逃してあげたりしたじゃないの。
[本当は自分にも余裕がなかったなんていえないけど]
― 北ブロック / オフィス「ヒメクラ」 ―
[にこり。浮かぶ表情は笑顔。
和装の青年が、傘を持って佇む。平和な光景だ。
――見えないトゲ付き鉄球を振り回していたりしなければ。
端から見ても刀を振り回している危うい人だ。
表情以外。
そして――]
――どこのどちらさんか知りませんが。
姫倉組にカチコミするとは、ええ度胸やねえ?
[突如、踏み抜かれる天井。崩れる瓦礫。
不可視のトゲ付き鉄球で、瓦礫ごと破砕しようと、放とうとして
合間から見えたのは――女と、小太刀。
そして、]
―――望月の姉さん?
[制止の声。やる気はないらしい――と。]
・・・・・・
[少しだけ腰を落とし、剣に手をかける。
だが鞘からは抜かず、相手の出方を待っている。
そして・・・・・・剣と鞘との間から、嵐のような魔力が漏れる。まるで解き放たれるのを今か今かと待っている閃光のように]
[アルの言葉に小さく頷いて一歩前に進む]
セイバー…成程、力技で押してくるつもりなのでしょうか。
可愛らしい方なのに貴方の主は随分な事をさせるのですね。
[スカアハ。古き北の剛の魔女。名は聞いたことがある
小さく肩を竦めて微笑むのだけれど]
我がクラスはキャスター。
この戦、ミラのニコラオスがお相手致します。
───Vincit, regnat, ímperat.
勝利し 統治し 坐す為に
[耳に心地よい声と共に清かな鈴の音は静かに響き、
右の手から肘にかけて絡むのは金色の葡萄の蔓。
それは光の索となり蔓同士が絡み合い、丁度手綱のように変化する]
あ。
[――皆様、世には慣性という法則がありますね。
さて問題です。
ぶんぶん回していたモーニングスターの鉄球を急に止めようとしたら、どうなるでしょう?
答:You are Dead]
潔いな。良い事だ。
行くぞ。
[そして、一瞬右手が動いたかと思うと・・・・・・
まばゆいほどの光が煌き、キャスターに襲い掛かった。
ランサー戦で見せたあのカマイタチのような一撃ではない、まるで触れるもの全てを切り裂くような凝縮した閃光の一撃]
[迫り来る空気圧を、咄嗟に小太刀で払った。
何も見えないのに手応えがあり、腕にじぃんと痺れが走った]
ぎゃー!
[ついでに何か周辺のものを巻き込んで転んだ]
貴殿のことは、仔細知らぬからな。
そのようなところもあるのか。
[あつい茶をさましながら、
ほんの少し首を傾けた。]
――さて、それは駆け引きの結果だろう?
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