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矢張り、脱落してはおらんかったのじゃな。
マスターを失えば、サーヴァントは消える。
[聞きたいことがあるし、討つ理由もある。
しかし、どうにも人垣が肉壁的に邪魔だった。
焦れる内に足は完全に止まってしまい、此方に気付かれるのも時間の問題。いや、自分に夢中で全く他に関心がないかも知れないが]
[跳躍に合わせ、褪せたプラチナブロンドの髪が白い軌跡を描く。
胴を凪ぎ払われる前に、中空でクロスさせた鉤爪で、斜めに来る切っ先を受ける。重い振動が腕に伝わる一撃。]
それは、
妬ましいほどの
──潔さッ。
[止まる、払い、流す。浅い間合いで、鎗の切っ先が向いている方角の逆側の脇を目指し、相手を切り裂かんと鉤爪を伸ばす。]
[それは、神代の物語。
太陽神スーリヤは雷神インドラと戦い
かの雷神はスーリヤの戦車の車輪を
“地に埋め込む”ことにより太陽に勝利した。
奇しくも子であるアルジュナとカルナも、
同じような戦いの決着をみている。
そして幾度目か、挑み――
此度また呪われた宿命と雷は太陽を殺す。]
…戦いか。
[北を見やる。
猫は誰かを探すように虚空を見つめていた。
幻の蝶は飛び去って、消えていく。]
[カシャァアンと鳴る金属の音。
身体の底から湧いて来ようとしているのは、愉悦だ。
オルグロスの令呪を奪った分、魔力は満ちて居る今、相手にダメージを与える事に集中出来るなら、それほど心地良い事は無い。]
―― 中央ブロック ――
[胡蝶の言葉に目を細める。
はて、あれがイレギュラーのサーヴァントだとするならばクルスニクは…そしてクルスニクが姿を変えた青年はなんだったのか。などと考えるほどの余裕はない。]
………ふん。
[くらりとくる感覚をギリリと歯軋りし堪え。]
で、どうするであるかね。
[ここでは人目が多すぎる。隣の胡蝶に問いかけた。]
[きょろきょろと辺りを見回す。
魅了の効果が深く及んでいない人を探す。
深く効いているとカメラの説明が要領を得ない。]
ん…あれ。
[少し遠くにこちらを見遣りつつも魅了の効果があまり及んでいないような人影を見付ける。
視線を向ければ、ひときわ大きな魔力と緊張感。
魔術師か。]
…関係者かな。
[「なんだか気になる」が恋の始まりであるのなら。
恐いもの見たさで噴水の方へと意識を向けてしまったことが既に、魅了の術の片鱗に侵されたためかも知れない]
どうするもこうするも……、
[油断していた。直視してしまった]
――あのように美しいもの、儂は見たことがない……。
[感嘆混じりの語尾が蕩ける]
−西ブロック/ビル前−
[馴鹿は角電波を発信した。それは紫の存在を確認するためである。
時々、主である英霊にも訳もわからないことをやってくれる9匹なので、
突然塩が減っていたりり、突然キノコがなくなっていたり。
ちなみにどちらも、シュヴァイニッツ家での話である。
ともあれ、主は知らないままにようやくその首根っこを掴むことに成功する]
…何を始める気ですか、今度は。
[呆れたように馴鹿を見ると今度は白がアルの頭からどこかへ駆けていく。
呼びとめようとしたが、あっという間に路地の裏側へと消えて行ってしまった]
― 北ブロック / オフィス「ヒメクラ」 ―
[後10分経ったら探しに行こう。
30分経ったら探しに行こう。
もう一時間経ったら。
――時間が過ぎていくのを眺めているだけで何も出来ない。]
…。難儀な約束、したもんやね。
[含む表情は静かなもの。
令呪の繋がりは、まだ絶たれていないし、火急を告げてもいない。ならば焦ることは何もないはずだ。]
…。
[それでも傘をちらちらと見てしまうのは、彼女の言う通り「信頼していないから」なのか。絶対の勝利を信じることも出来ず、一日で合ったことの報告もつい忘れてしまう。
自分は危険をライダー一人に任せ、じっと伏して見守る。妨害する魔術師がいるなら足止めをする。
それらを行い続けることが、「信じている」ということなのか。]
ちっ、両手に鉤爪かい……!
[あの得物、確実に此方よりも間合いが狭い。
一度懐に入り込まれれば、長槍では確実に不利。
先日のアーチャーとの戦い、
それに於いて行われた間合いの殺し合い。
今度は立場が逆となったと言える。
だが、己の得物が今の戦場と相手に合わないと言うのなら
逆に"合わせればいい"]
―――起きろ、『蜻蛉切』!
[瞬間、長槍は二つに分かれる。
今まで槍を握られていた右手と逆。
左手に握られた"柄"が、
己を切り裂こうとする鉤爪を防いだ。
澄んだ金属音が、廃工場に木霊する。]
…。
[真に魔術師が前に出るべきではなく、それはサーヴァントとの絶対的な力量差を示しているのなら、魔術師の妨害など怖くはあるまい。
ならば、出来ることは、特にはないのだ。]
…なんや、それ。
[いつだったかライダーは言った。
「私の怪我などどうでもいい」と。
確かにサーヴァントの負傷は、魔力さえあれば回復するのだろう。そういう意味では出来ることはない。
なら。
自分は彼女を喚ぶことだけが仕事ということにならないか。]
…。
[抗い難い魅力に惹かれ、足が言うことを聞かない。ふらふらと花蜜に誘われる蝶のように、無防備な態を晒しながら、ナルキッソスへと近づく。
忍者は暗示や催眠術への耐性も訓練するが、魔術の類への抵抗力は並だ。
加えて起源の性質により、自我が無に近かったせいもある。空虚な部分に注がれた圧倒的な美への讃美に、たちまち許容量を凌駕した]
ああ、欲しい……。
このように美しいものには、世界中を探しても未来永劫出会えぬであろう……。
[ついでに言語中枢もちょっと不自由になっていた。
強烈なまでの羨望、焦がれる感情。それは自然に支配と所有の欲へと変換される]
何を…うわっ
[白を見て、緑を見て。
茫然としていると鞄からぼろぼろと馴鹿たちは文字通りこぼれ出した。
驚きのあまり、緑の首根っこもはなしてしまった結果、
まるで蜘蛛の子を散らすかのようにぱっとそれぞれが思い思いの方向へ散開していく。
大人しい白。食い意地の張った黒。何処か抜けている藍。
司令塔でもある沈着冷静な緑。自分大好きな黄。
猪突猛進な橙。うっかり者の赤]
…ドゥンダー、何を始めるのお前達は。
[結局残ったのは、鞄から顔だけをのぞかせた少し臆病な青馴鹿。
おどおどしながら主へと頭を下げて、それからまた中へと潜っていってしまった。
ばらばらと散って行った馴鹿たちが帰ってくる様子はない。
マスターと二人、顔を見合わせる。仕方がないのでビルに入ってみることにした]
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