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― 北ブロック / オフィス「ヒメクラ」 ―
[――ほんの少しだけ、家族の夢を見た。
目を覚ませばそこは現実で、見えるのは何もない天井。
情報収集をしてくるらしいライダーに了承し、ついでだからと仕事を消化していた辺りまでは覚えているのだが、その後がはっきりしない。
見渡せば、オフィスの仮眠室らしいことは分かった。
体には毛布がかかっている。
羽織は綺麗にソファにかけられていた。
困惑していると、扉が開く。黒服だった。]
…? 俺。どないしてここに。
[訊ねれば、机に突っ伏して眠っていたらしい。
…そういえば昨日は眠れなかったと思い出した。]
……。ヨダレとか見てへんやろな。
[目を細めて見た。黒服は、そ知らぬ顔をした。]
しかし……私自身は19番目のハサンだと思ってたのですが、イレギュラーだったのですか。確かに数など数えてませんでしたが。
そして、父親との融合により正式なハサンとなるか……新しい真名を得るか、選べると。
マスターやメイドさんが尽力してくれたおかげとはいえ……真っ先に死んだ脇役には、少々いきすぎのサービスじゃありませんか?
[家族。随分と前に聞いた、ライダーの願い。
神に乱されずもう一度生きてみたい――その前。
彼女は何と言ったのだったか。]
…。幸福、ねえ…。
[家族にもう一度逢いたい。
英雄と呼ばれた兄弟と、逢えるかもしれないから応じた。
…それはどれほどの奇跡が下れば巡り合えるのだろう。
あの頃に戻れないとまで言葉に含ませて――それでも彼女は、神に寵愛されたから幸せだったと言うのだろうか。]
…。
[彼女ではなく、自分はどうだろうと考える。]
…。あー…。
[慣れないことは考えるものではなかった。
ただ不幸せかと言えば――きっと違うのだろう。]
―朝・北ブロック―
[連れ立って歩けばやっぱり目立つ二人だと思った。
倒壊したビルを眺める。
誰がそこで亡くなったのかは、もちろんわからない。
けれども、なんとなくそうだろうとは思った]
……どうだろうね。
[手に持ったメンチカツの包みを袋に戻す。
指摘された口元を拭って、遠巻きにビルの様子を見る人ごみへと視線を向けた]
そのうちわかるよ。
それに、一対一で戦って負けたのなら、願いは叶わないけど、納得は出来るんじゃないかな。
あの槍持ち強いしネ。
[行こう、と促して。
夕べ、この場所にあった二つのサーヴァントの魔力。
その片方が消えたのを、感じたから]
あら、せっかくの厚意を素直に受けないのは、可愛げがありませんのよ?
[ハサンのために、ライスとルーを準備している。]
――――――。
[問われて、思う。
己の人生が最良であったかなど知らない。
運命を受け入れた中で、自分の成せる力で出来得る最大限の事をしてきた。
血を流し、血を振るい、血を洗い。所業の全てが領民のためであると言い切れるほど善人ではないが、自分に与えられた役をこれでもかと貫いた。
その結果が今の姿である事など、些末なものだ。後悔はない。恨みもない。未練もない。寧ろ相応の評価をくれたものだと喜びさえしよう。
だから、ヴラドが望んだものは英霊が願うにはあまりにもささやかなものだった。]
[――が。
思いがそこに至るよりも早く目蓋に浮かんだそれは、己の願いとはまた別のもの。]
――もう一度、逢わねばならぬ者がいる。
それだけであるよ。
[口から漏れた願いは元からのものなのか、それとも違うものなのか。
ヴラドは考えるのをやめて静かにかぶりを振った。]
さて、胡蝶殿よ。大怪我をしているのではなかったのか。
かように出歩いていて大丈夫であるのか。
[話を逸らすべく、さも心配しているかのように問い掛けた。]
[情報が足りないのはわかっていたから、付近の人に聞いてみようと、して。
エラトに任せた。
自分が聞くよりも人当たりはよいだろう。
おば様方からの話を聞くとアリガト、と片言日本語を装って返す]
教会?
ああ、うん。いーけど。
アタシとしちゃもちっとまともな教会がエラトには似合うと思うけどなぁ。
あの監督者、胡散臭いじゃん。
[それでも教会には行きたいのだろうということはわかっていたから、止めることはしない]
ンじゃ、アタシご飯食べてるから。
何かあったら逃げるよ。
[鮨屋の前で別れると、中に入った。
ランチタイムだったのもあって人が多い。
店の主人はこちらを覚えていたらしい。手厚い歓迎とサービスに一品つけてもらったり]
[ランチではもちろん足りるはずもない。
まずはお任せで握ってもらってそれから蟹のお味噌汁やら海鮮丼やらてんぷらのついた定食まで。
デザート代わりにメロンを食べていたところでエラトが入ってきた]
あ、おかえり。
[右手で敬礼の形。
白トナカイが頭の上から顔を出した]
―北ブロック→西ブロック―
[――参った。とてもとても、参った。
北ブロック? なにそれ美味しいの? な位置まで来てしまった。
官憲から逃げようと、闇雲に走った結果だ。現在地も、よく判らない]
――……ううん。どうしよう。
[公衆電話、というもので、屋敷の加藤に連絡を入れた。
迷子になったので、お昼に帰れません、と。
オフィスにも、転送を頼んでおく]
[年輪の刻まれたその表情の奥で、何を考えていたかは知る由もない。
ワラキア公としてのヴラドと、後に世界を震え上がらせたドラキュラ公、それらがどう眼前の英霊を成しているのかさえ。
契約は結んだが、理解していることは、そう多くない。
ただ、何を聞くよりもあの固有結界が。荒涼とした地平まで続く串刺しの鮮烈さが。抱える者の苛烈さをまざまざと伝える]
逢わねばならぬ者、か。
そういえば、教会のメイドに、似たようなことを謂われたのう。
全力で追い駆ければ、
会わなければならぬ相手には、きっと会えると。
[それは、あの八人目のマスターのことだろうか。昨晩の内に、セイバーが以前イレギュラーのサーヴァント、クルースニクと剣を交えたことがあると、聞いていた]
ただ今、というべきなのでしょうか。
相変わらずよく食べているようですね。
[食事は少ないものが良かったので店主と相談した結果
お子様ちらしになった。丁度良い大きさである。非常に助かった]
…それで、どうします。
食事が終わったら、もう少し歩きますか。
流石にそろそろ手を打つようにしたほうがいいかも知れません。
逃げ回っているだけでは、解決しませんから。
[セットの茶わん蒸しを一匙救うと良くさまして口に運ぶ。
うん、これは美味い]
あ、ジュリア。私は激辛でお願い。
可愛げの無さには自身があるんですけどね。しかし、困りませんか? あいでんててぃの崩壊の後に新しいソレを用意する、と言われても。
まあイレギュラーはイレギュラーとして変わらず残るという選択もあるんですが、やはり困ってしまいます。どうしたら……いいのか。
[俯いて、目を伏せる。道に迷った子供のようだ]
― 北ブロック / オフィス「ヒメクラ」 ―
[のんびりしていると、急に扉が開いた。
鉄砲玉かくやの勢いだ。思わず立ち上がった。]
何や騒々し…
[石川だった。血相を変えている。
とりあえず落ち着かせて話を聞いた。]
――迷子?
[らしい。]
あー…。まあ、分かった。
[頭を掻いた。なんだか召喚初期に戻った気分だ。
探しに行きたいのは山々だが、闇雲に探し回って夜になったりしたら、また説教二時間コースは確定だ。それは互いの為によろしくない。
とりあえずライダーを信じて待つことにした。]
うん、昼間っから仕掛けてくるようなのはいないだろうけどね。
他が減ってるなら、その確認はしておきたいし。
[腹八分。エラトが食べ始めたお子様ちらしをうらやましそうに眺める。
うっかり追加注文しそうになったのを自制した]
傷も問題ないし。
おうけいおうけい。
一番酷い怪我は、おぬしの固有結界のせいなのじゃがな。
[昨晩に引き続き、大事なことなので二回言いました]
アレがせめてもう一度展開できる程度には、
魔力を回復させておきたいところじゃな。
現実世界に及ぼす影響が少ないという点でも、
非常に優秀な宝具じゃし。
[すいと背筋を伸ばして、踵を返した。安穏と養生している気など微塵もない。
幾らか言葉を交わしながら、足は霊光院へと向かう]
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