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ありがとうございます。
[応接室に促されれば、ランサーを伴って、先を行く姫倉の後に付いて歩く。
途中で事務所の方々に、微笑みながらぺこりと頭を下げる。
ドアを閉めると、それを待っていたかのようにドアの向こうがざわめき立ち、小首を傾げた。]
そんじゃ、失礼して……。
[促され、志乃と共に部屋の中へ。
どうも先刻からざわついている黒服が気になるが、
気にすると負けな気がしたのでスルーだ。
言い換えるなら、全力で見逃せ。]
[志乃はきょろきょろと、ホンダは何だかそわそわしている。いや、あれは特定方向を見ないようにしている、と言った方が正しいか。]
ええと…ほんで、本日はどのようなご用件で。
……っと職業病失礼。
[つい、コンサルティング的な応対をしてしまった。
苦笑いをしつつ、お茶をそれぞれの前に置く。
ライダーにも。]
[目の前に出されたお茶に礼を言い、一口、口を付ける。]
…情報を共有するべきかと思いまして…
[同盟相手ですから、と付け加えると、湯飲みを元の位置に戻した。]
昨夜、アーチャーの英霊……カルナは消滅しました。
マスターの生死はわかりません。
[さらり、と。
相変わらず顔にはいつもの微笑を絶やさないままに、そう告げた。]
私の、願い……?
[暫く考えて、ぽつぽつと答え始める。]
私のお母様、マリア・エンジェルは、私が7つの時に家を出ましたの。
原因は、不死伝説。
彼女はそれにのめり込むあまり自身の不死を求めて、お父様と私を捨てたのです。
[元々は父親が傾倒していた事、それ故に父は母を責め切れなかった事、などを話した。]
でも、私、お父様の話してくれるお話は好きでしたのよ。
中でも、強くて美しい真祖の姫君は、ずっと私の憧れですの。
だから、私も白き姫のようか完全な存在に……いえ、でも、違いますの。
私は、不死伝説を追いながら、同じようにそれを追って私達を捨てたお母様を探していたのかもしれません。
[懺悔するように、告白した。]
…。
[笑顔のまま告げる志乃を、数秒、眺めた。
ゆっくりと目を瞑り、間を置いた後、静かな声を出す。]
…ほうですか。
それはお二人が――。
――。
[言葉は続かなかった。
見たのか、とも、戦ったのかとも、聞くことはせず。
再び目を開いた時には、雰囲気はいつものもの。]
アーチャー…カルナ。か。
ちょいとぱっと聞いただけでは分からんのですけど。
どんな子やったんやろ。
[どんな人物か、と聞かれれば。
手にとった茶を机に置き、目を瞑る。]
……素晴らしい武人でしたな。
あれほどの弓兵、生前にも殆ど覚えがありませんわ。
真っ直ぐで、互いに全力で戦うのを望む。
気持ちの良い粋な戦人だったって話で。
[あの時、もしも蜻蛉切りがなければ…。
いや、何か一つでも些細な違いが有れば。
討ち取られていたのは、己だっただろう。]
どちらが倒れても、おかしくない。
良い戦でしたわ。
……。
[ランサーの返答に、一つ瞬いて、咳払いを一つしてから姫倉に向かい直る。]
ええと…。
藍色の髪の、顔に包帯を巻いた少年のような英霊でした。
たしか、表向きは「カリン」と呼ばれていたかと…。
近く…って言や、何やビルが壊れてましたけど。
[付け加えた言葉に、思わずホンダを見つめかけた。
しかし、彼がそこまで褒め称える相手。
戦い、そして彼は散った。それ以上は、無粋。]
ホンダさんにそこまで言わせるとは。
…相当な方やったんでしょうね。
俺も一度、お会いしたかったものです。
[ホンダが褒め称えるほどの武人。
アーチャーがどのような人物だったのか、思いを馳せ。
ほんの暫しの沈黙。]
…。顔に包帯?
[ライダーを見る。
カリンの名に心当たりがあるならば、何か反応を返しただろうか。
僅か、視線を彷徨わせ――目を瞑った。静かに。
彼にあげた風呂敷は、どうなっただろう。
もうそんな、些細なことを聞くことも出来ないのだ。
毎日のように顔を突き合わせていた、不幸そうな青年。
彼の願いは――幸せは、届いたのだろうか。]
―――ほうですか。彼が。
[落ち着いた口調で、それだけを口にした。]
…。こっちの方は。
[不確定なものもある。
どこまでの情報を渡すべきかと、ライダーを目配せ。
思考を彷徨わせた後、事実のみを伝えることにした。]
アサシン。
…ファフて呼ばれてた女の子の英霊と、そのマスター。
オルグロス言う少年が脱落したんを、確認しとります。
あと――。
[暫し、迷った後。
ルナと名乗る少女のサーヴァントが、少年の令呪を剥いだ件を、余計な推測は避けて伝えた。]
嗚呼、そりゃ俺ですわ。
全力で真っ向勝負したら、なんかこう……余波でボロっと。
[丈夫そうに見えて、意外とモロいですなー、と。
宝具のぶつかり合いに耐える建物など、
もしあるならば見てみたいものだ。
……核シェルター?]
ほう、会った事ありましたかい。
[志乃の言葉で心当たりがある様な様子に、
お茶を啜りながら、そう答える。]
……。
[目を瞑った姫倉を見つめる。
カルナとは、何か面識があったのかもしれない。
教会でちらりと見かけ、後は昨夜の戦闘での接触しか無かったが、まっすぐな瞳をした穏やかそうな英霊だった。
きっと、心根も優しい人物だったのかもしれない。]
……先程も申しました通り、マスターの生死はわかりません。
何らかのきっかけで、他のサーヴァントと契約を結ぶような事があるかもしれませんが、アーチャーの英霊は存在しません。
もしそのクラスの名前を出されても、惑わされないように…
[言いながら、心の中が静かに重みを増していくのを感じた。
けれど、それを表情には表さないように、笑みを絶やさない。]
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