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―南ブロック/望月邸―
[猫は互い違いの色の眼をしていた。
まだ包帯で片目を隠していないアーチャーは
一つ瞬いた。]
……――偶然か、揃いだな。
[眼を細める。
吹く風には冷え込む気配。
一度部屋の中に戻り、暫くして
また縁側に戻ってくる。袴を履けば暖かいかと
試行錯誤の結果、明治大正の書生のような格好になった。
手には煮干。]
猫は魚が好きだと 聞 ――ッ
[足元にもう一匹追突。バランスを崩して縁側から落ちた。]
ライダーが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
ライダーは、メイド セリア に投票を委任しました。
― 南ブロック / 姫倉拠点 ―
…。
[沈黙。]
……………。
[長い長い沈黙。]
――。
[そろそろ、天井の木目を数えるのも、畳の目を数えるのも、畳のほつれを数えるのも飽きてきた。
寝てばかりはいけないので運動をしよう。
そう思い、傘を振り回していたら加藤に怒られた。]
…このままやと暇すぎて死んでしまう。
[頭を掻いた。わしゃわしゃと掻いた。
考えた末に、加藤にこう切り出した。]
加藤。ちょっと厠(かわや)行きたいんやけど…。
[言うと、加藤は思案するように黙りこくった。
やがて、「分かりました。手早く」と返ってきた。
喜びたい一心を抑え、威厳を保ったまま紙戸を開ける。]
おおきに。
…ん?
[何やら居間の方が騒がしい。何かあったのだろうか。
お忍びで行動するなら人に会うべきではない。
火急なら手伝わなければならないこともあるだろう。]
何や騒がしいな。なんぞあったん、――。
[紙戸を開けた。
たかれるフラッシュ。一斉に上がる歓声。
その中心にいたのは――。]
…。
[閉じた。見なかったことにした。
加藤に宣言した通りに厠へ寄り、自室へユーターン。]
[どうやら自分は幻を見たらしい。蜃気楼というやつだ。
今日は冷える。そのせいもあるだろう。そう結論した。
そうでなければ世紀末聖少女の密教染みた会合が、この拠点内で開かれているわけもない。乱れた風紀には厳罰を。黒服達の教育は(恐らく)頑張っている。]
さて。
[部屋に戻ってきたのは良いものの、手持ち無沙汰。
結局、加藤が背後について回ったので厠作戦失敗。]
しゃーない。あっこから出るしかなさそうやね。
[傘を手に、窓を開く。吹き込む風。身が震えた。
放ったままだった羽織を羽織って、紐を締める。
そうして、桟に脚をかけ、外へと飛び出した。]
―南ブロック/望月邸―
…不覚。
[復活。
見上げた視界には山茶花の花が咲く。
それから、金木犀の香り。
猫は此方を不思議そうに見上げてきた。
――動物、特に猫は
“霊的なもの”や“魔”を感知する能力に
優れているというが、アーチャーは其れを知ってか知らずか。]
主、何か必要なものはあるだろうか。
[尋ね、申しつけがあれば
揃えて買ってくる心積もり。]
― 南ブロック/拠点→ ―
[一応、
『姐さんへ
廃ビルに行ってきます。
何かあったら組の者に言うてください。
達生』
とは書置きした。
自室にあるそれを発見されるかは分からない。
でも、何も知らせないよりはマシだろうと思った。]
…何も出来ひんってのは、歯痒いしなあ。
しかしどれくらいかかるやろ。
[日課となりつつある修行。
いつ身を結ぶのか――さっぱり分からないが。
住宅街を、北に向かう。]
―南ブロック―
[破けた鞄の隣、
畳まれた風呂敷を見る。]
…ああ
[返さなければと思えど
会えるかどうかも定かでない。
一応、荷物に入れておく。
玄関を出て、ふと足元を見れば先程の猫が居た。]
……。うん?
[住宅街を抜けて商店街へ行こうかと言う時、ちくりと令呪が反応した気がした。が、歩いていたせいかすぐに収まった。]
?
[気のせいかと思い、そのまま商店街へ。
ゆったりとした足取り。
日常の一コマを視界に収めつつ、更に北へ。
やがて駅前を通過し、お目当てのビル郡へ辿りつく。
さてどこのビルが適当だろう――と見渡した。]
―朝・拠点(南ブロック端)―
…、…んー。
[ごろ。 ベッドの中で一度寝返りを打って。暫しの沈黙、漸くのそりと身体を起こした。
小さく縮こまって寝ていたから、身体がみしみしいっている。…これだから伸びないんだろうか、身長。
かくん、と首を勢い良く傾ぐと好い音が鳴った。]
――…、
[一度左手を開いて、握る。意識もはっきりしている。
ここ数日残っていた倦怠感は随分消えた。
…魔力が、ほぼ戻ってきているって事だとは、思う。 けども。]
…にゃー。
[正座を崩して座り込んでいた姿勢から、枕へ顔面ダイブ。
ぼふん、と空気の抜ける音がした。ぷしぃ、と羽枕が重さにゆっくり沈んでいく。
…別に猫の鳴き真似をしようと思った訳ではなく、
形容出来ないこのモヤモヤを何とか言葉にしようとしたら口を突いて出てきただけだ。]
うー。…もー、
[昨夜の、一瞬の違和感。
気のせいなのかも自信がなくて、昨夜、帰ってきたら聞こうと思ったのに。
漸くサーヴァントが帰ってきたときには自分の眠気が限界で、
結局何を聞くこともなく、そのまま 寝た。
爆睡だった。お陰様でいっそ清々しい程の爽快感なう。
…ええい、自業自得だ判っているとも!]
一晩空けたら、聞きにくいでしょーが私のバカー!
[じたじた。バタ足のように何度か寝台を蹴って暫し。
…漸く気が済んだのかむくりと起き上がると、無言で寝台から降りてもそもそ身支度を始めた。
Tシャツに、オーバーオール。白のカーディガンを羽織って、
髪は暫く鏡と睨めっこを果たした挙句、簡単に纏めてお団子に。]
『姐さん、こっちに目線を!』
『姐さん、次はこっち!』
『姐さん、スカートちょっとめくっ――ギャアアアア!!』
[撮影会の真っただ中。加藤に呼び出されて、廊下に。
一瞬、ぎょっとした表情をしたものの、加藤は、ひとつの紙片を差し出した]
『姐さん、すんません――若が抜け出しました。部屋にはこれが』
――これは……? タツオ――……!!
[加藤から受け取った紙片を、一瞥して。怒りも露わに、握り潰した]
――……読めない!!
[日本語――話せても、読めません]
―南ブロック→商店街付近―
[道中、近所の住人が
昨日誰かが小石を投げ入れただとか
何か虹色のお化けを見たとかで盛り上がっていた。]
「ねえ本当、隕石はおちるは
昨日なんか大学に悪戯があったそうじゃない?
最近ろくでもないことばっかりで、
お兄さんも気を付けるのよ?」
…、――― え、ああ…
[アーチャーはといえば
唐突に婦人に水を向けられて
足止めを食らっていた。
猫は座って欠伸をしている。]
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