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[離れていく、英霊の気配に。息を、ひとつ]
――……ルナ! 聴こえてる? 私、退くからね!!
あなたのサーヴァントも、やる気がないみたいだし――……!!
[自分の主にも、聴こえるようにと。驟雨を裂いて、声を張って。
無論――英霊の居ぬ間に、ルナを討つのは容易のはずだが。
元より、それは本意ではないし。あの寺で、戦いを避けてくれた恩もある]
―北ブロック/崩落するビル―
ぁ、 は… ッ…
[――血が逆流する。
憎んで、嫌いだと云った雷が突き刺さる。
貫かれた箇所を押さえながら
弓を握る手はそのまま
離す事はないのに
金の髪は徐々に藍へと戻っていく。]
――ッ、…―― 、 見事、…
[やはり、 稲妻は
好きになれそうにもない、が。
戦いの高揚は、 確かに其処にあった。
ビルは剥がれ落ち、崩落する。]
やる気がない?
[ライダーの叫びが聞こえる。
そういえば、もう一つの魔力の奔流が掻き消えている。
どこへ行ったのだろうと、周りを見渡せば。]
――。まさか、な。
[方角は、つい先ほどオルグロスの去っていった方。
しかし遠いのか、すぐに掠れて感じられなくなった。]
……。死んでくれんなよオルグロス。ほんまに。
[ざわり。魔力を通していないのに、回路がざわめく。
どうすべきかと、立ち尽くしたままで。
ライダーの気配が立ち去り始めるなら、オルグロスが去った方向を気にしつつも、そちらに合わせようかと立ち止まったまま。]
…。
[頭を掻いた。]
[オルグロスの手を取ったまま、]
おそらく、令呪を剥がれても
君は死にはしないんだろう──。
ゆっくりと時間を掛ければ、
魔力が戻って来る可能性があるのかもしれない。
[教会まで歩いて行けるのかは知らない。もし無理ならば、担いで行く位の事はしても良い。]
ジュリアのサーヴァントと
再契約は させない……。
や、 別に。――相変わらず、見逃すなんて律儀だなぁって思って。
[視線の理由を問われて、ぶんぶんと首を振る。
昨夜の事を言っているのだと、すぐに判るだろう。
ポケットの上から、再度石を叩くように確かめて――ぴくりと、顔を上げる。]
…、え?
[煙る視界の向こう、彼が離脱したという、ライダーの言葉に瞬いた。
そんな指示はしていないし――狂戦士である彼が、無意味に戦いを止める事など、]
――何、
[令呪を通して、辿る先――嫌な予感が する。
咄嗟に振りかえったのは、今しがた別れたばかりの
未だマスターである筈の、彼が去った方へ。]
オルグロス、…逃げ
――ッ 、 セムルク!!!
……何、良い戦だったって話で。
俺としちゃ、礼を言いたい位ですわ……って。
[突如、己の体に送られる魔力の量が小さくなる。
ビルの屋上を見れば、崩壊する中倒れている志乃の姿。]
こりゃ拙…―――!
[宝具の効果が切れるのも時間の問題。
最速で居られる内に何とかマスターを安全な場所へと思い、
慌てて駆けつければ、抱きかかえる。
直後、轟音と共に崩壊するビル。
舞い上がる土埃の中、何とか安全な場所へと。]
―――カルナは……。
[地へと足を付けた後、視線は崩壊したビルへと。]
……何、良い戦だったって話で。
俺としちゃ、礼を言いたい位ですわ……って。
[突如、己の体に送られる魔力の量が小さくなる。
ビルの屋上を見れば、崩壊する中倒れている志乃の姿。]
こりゃ拙…―――!
[宝具の効果が切れるのも時間の問題。
最速で居られる内に何とかマスターを安全な場所へと思い、
慌てて駆けつければ、抱きかかえる。
直後、轟音と共に崩壊するビル。
舞い上がる土埃の中、何とか安全な場所へと。]
―――カルナは……。
[地へと足を付けた後、視線は崩壊したビルへ]
[ふと、昨夜のバーサーカーの言葉を思い出す。]
…そう言えば、ブライ、誰と戦っていたんだろう。
[特に興味なし。]
ちゃんと勝ったのか、それが誰だったのかくらいは、一度聞いておいた方がいいのかな。
[これからの戦いに必要な情報もあるかもしれない。
令呪によってブライに変化があるかというのも、一応聞いておくべきことだろうな、本当は。
戦場での本格的なサポートはご無沙汰だし。]
[アサシンとオルグロスの間に有った絆を知らないが故の言葉だった。そのまま、本当に握手をするように無造作に、オルグロスの令呪を剥いだ。
剥がれた令呪は光の束と成り、霧に阻まれた視界を一瞬だけ明るく照らす。そして、聖杯が安置された教会の方角へと渦巻きながら飛んで行く。]
―北ブロック/廃ビル跡―
[剥がし捧げたという黄金の鎧。痛々しい傷痕を一時であれ護るそれを、己の魔力で紡げたなら、マスターとしての役割は果たせたのだろうか。目蓋の裏に生きる残像は、光そのものだ。
死に至らしめる呪いも、再びその身を貫いた稲妻の因縁も、今わの際にどんな表情をしていたかさえ、最期まで戦いを見届けることは適わず。
周囲はまた、戦いの終わりを告げるように、雨音と夜の色で包まれる。
瓦礫の山に君臨する英霊の姿は、どんなに探しても見出せない。
ただ、先ほどから全てを奪うほどに著しかったパスが。
――絶えていた]
……嘘、じゃろう?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!
[断絶。喪失。悄然。無音の絶叫。
それが何を意味するか、知らぬわけではない]
[――忠勝が、彼の主を抱えて飛び去る。
互い違いの色の眼は、その背を越え
何処か遠くを見るようだった。彼方、遠雷の音。]
――、……また
…とどかない
[額に落ちかかる前髪は藍と化し
握っていた弓は光と溶け。
――すまない コチョウ、――と。
呟いた声は崩落の波に飲まれて掻き消される。
あとは光の残滓が幻のように
*雨に揺れて失せていくばかり*]
……あ?
おいルナさん。何が――
[あった、などと聞く手間も惜しい。
彼女の慌てようは尋常ではない。
それは自分に与り知ることは出来ないのだが。
既にライダーは撤退を始めている。
胸の令呪は既に残り二画。彼女を呼び戻すべきか、否か。
迷っている間に、何かが向こうの方で光った。]
おい。
あいつ、何をした。なんか知っとるんか、ルナさん。
オルグロスは――
[問いかけている暇も惜しい。今すぐ追いかけたい。
彼の安否を確かめることと、ライダーとの約束。
二つを両天秤にかけた時点で――致命的な間違い。]
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