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―北ブロック/廃ビル―
[竹を割ったがごとき
清々しい武人の気迫に笑みとまではいかずとも表情が動く。
それも僅か。]
――――参るッ
[踏み出し、雷光に向けて駆け放ち、
疾風が如くすれ違い様に2矢放つ。
網膜が焼けるような光。]
[再び、すれ違い様に放たれる二条の矢。
"思考は高速化できない"という弱点を知っている訳ではない。
恐らくは、強者が須らく持っている直感と戦闘経験。
その二つがアーチャーを最善解へと導いたのだろう。
一本は矢で弾くが、もう片方には間に合わない。
咄嗟に体を捻りはしたが、それでも脇腹を掠める。]
ちぃ、良い感じにやり難いですわ。
[その顔には、やはり笑み。]
[足場は雨水で悪い。
手摺に足をかけ一度勢いを殺し
弾かれた矢と掠めただけの矢。]
―――そうでなくてはな…!
[憶えるのは高揚。
みるみるうち、髪は金へと移り変わる。
追撃、再び矢を稲妻目掛ける。
遠雷が鳴り響いた。]
―北ブロック―
[元居た場所までタクシーで戻るも、そこにランサーの姿は無かった。
メーターの数字よりも多目の料金を払うと、傘を差してタクシーから降りる。
居場所を確認しようとパスを探ろうとした時、急激な魔力の吸い上げを感じた。]
えっ
[驚いて力の方向に振り向くと、一筋の雷光がビルを駆け上がって行くのが見えた。
思わず傘を取り落として、濡れるのも構わずにそこに向かって走り出す。]
[人気の無い路地裏を何本も駆け抜けると、寂れたビルの元に辿り着く。
元は何かの会社やテナントが入っていたようだが、今はその名を翳したプレートの痕跡だけを残している。]
……確か……ここに……
[元々スタミナのある方では無いので、この場所に辿り着くまでに相当の体力を削られていた。
荒い呼吸を深呼吸をして整え、雷光が消えた屋上の方を見上げる。]
……当然、エレベーターなんてものは……
[もちろん動いていない。
それ所か、入り口のガラス戸は固く閉ざされていて入る事が出来ない。
はー、と一度大きく息を吐くと、ビルの脇に設置してある非常階段への柵を乗り越えた。]
[再び放たれる矢。
その輝きは更に力強さを増し、そこに宿る力を見せ付ける。]
こうなると、矢ってのも面倒で……!
[魔力が込められ、無効に出来ないのはもとより、
速度や正確さをとっても、自分の知るモノとは格が違う。
まずは近づかなければ話にならないが……
不用意に近づこうとすれば先程の二の舞。
高速での長距離移動は諦めた方がいいだろう。
となれば……。]
コレなら…どうですかい?
[敢えて、無駄な動きをする。
高速でのジグザグな動きの連続短距離移動。
これならば矢を避けながら、距離を詰められるか……。]
[暫しの沈黙。 ゆると、その手を引くと踵を返す。
その場に留まる必要は無いと考えたか、歩きだす足は西ブロックの方角。
隣町の件はユーリ達に任せたから問題ないだろう。
ならば脱落したらしいマスターの情報を集めるのも一手かと、考えて。]
…セムルクみたいに、大層な願いじゃないよ、本当。
ただ、自分の所為で失くしたものがあるから。
――取り戻したいだけ。
[どんなに大それた願いで無くとも…それでも。
自分にとって譲れない願いなのは、変わりないけれど。
ただ一度の過ちで、一番身近にあったものが 消えてしまった。
だから何だっていい。どんな方法でも良い。
『自分がしてしまった事で、いなくなってしまった。』
その事実を消し去りたい。――認めたくないだけだ。]
今さら真名を隠すのも面倒ですね。
私はハサン・サッバーハ。一応、暗殺教団の長です。
ダメっ子仲間、よろしくお願いしますね、ジュリアさん。
――…、
[そんな事をぽつりぽつりと話しながら、
問われた「理由」を口にしようとして――、声が止まる。
そのまま足が止まるのは、ちょうど焼けた森林公園へ差しかかった辺り。
令呪を介して、捉えた二つの魔力に灰銀が薄ら細まった。
マスターと、…其れを先行するように進むサーヴァント。 その気配。]
…いるね。
[何を、とは言わない。其れだけで十分判るだろうから。]
[頭上でぶつかる魔力が、雲間を照らすを想像させた]
サーヴァントの相手はサーヴァントに、
では、儂は……、マスターの相手は、マスター……。
ホテルパシフィック、か。
[強襲を否定はしたが、サーヴァント不在なら勝機はあるだろう。
脇腹の傷の上から手を当てて確かめる。
轢む感覚は失せないが、此処まで屋根伝いに来れたのだから、昨晩ほどの扱い辛さではない]
ん?
[令呪より先に聴覚が、雨音に混ざる甲高い金音を聞き分けた。誰かが近づいて来ている]
好都合じゃ。――疾く、薄く。
[優秀な魔術師なら、待ち伏せてもすぐに潜む気配に気付くだろう。
シングルアクションで魔術回路を起動し、軽量化の自己暗示をかける。この世での存在を無に近づけんと、干渉の糸を不要な部分から断ち切るイメージ。
いつでも飛び出せるよう腰を低く落として構えながら、手は懐に]
/*
切掛けは自分と親しかった一般人が巻き込まれて死亡したこと。
それから、魔術の痕跡を消したい、魔術師により齎された
「過ち」で命を落とした人を救いたい、という願いに発展。
けれど、どこからが「過ち」でどこからがそうでないか、
基準が自分にしかないので「不公平」であることに悩んでいる。
魔術師の仕事として屠った人はダメで、魔術の事故で死んだ人のみを救う、
というのは結局都合の良い話で、多分「全てか0か」でしか
解決できない問題だと思っているので。
/*
ニコニコ動画閉じたら、軽くなった。
ど、どういう ことだ…!!(ごくり)
俺にBGM無しで村動けっていうのか!!
ですよね。
*/
―――ッ、…!
[ジグザグの軌跡。
直線のみ射ぬく矢には捉えがたい。
一矢放ち、体勢を低くし水を跳ねさせ駆ける。]
つ――ッ、
[槍の穂先が肩を掠めた。雨に流れて鉄錆の臭い。
近づかれては不利。
ひとつ飛ぶ。
床がぎしりと軋む。
梯子の上に降り立つ起動、
上空から矢を射る]
マスターなのだから、
世界平和を願ってくれ……とは言わない。
[似たような事を願う正義感だけが聖杯戦争に参加しているなら、そもそも戦う必要は何処にも無いのでは無いだろうか。マスターが皆で手を繋いで、聖杯にサーヴァントを突っ込めば良いと言う話になってしまう。]
……願いは 嗚呼。
ルナがどんな人間かを知りたかったから
問うた。
[指先は触れない。触れなかった。
沈黙を雨音が覆う。歩き始めたラナにならい、ハインリヒも歩き始める。
必要と感じない為か、傘はささないつもりで居たが、まだ人目に付くと目立つのでさす事にした。真紅の双眸はマスターの他に見せる事はなく、また目隠しの奥に隠される。]
こちらこそ宜しくお願いしますの、ハサンさま。
教団の長だなんて、ご立派ですのね。
私怨というのは晴らせましたの?
[言って、すぐに手で口を覆う。]
……ごめんなさい、立ち入った事を聞いてしまったかしら。
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