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―北ブロック/廃ビル屋上―
――…、
[手すりに置いていた手がぴくりと動く。
屋上から見下ろす、遥か下。]
…、 ―
[居る、と。静かに眼を細め
闇夜に金の弓を編み上げた。]
―北ブロック/廃ビル付近―
[未だに強く降り続く雨。
むしろ雨脚は次第に強くなっている感すらある。
そんな中、ふと感じる微かな気配。
傘を降ろし、雨に濡れながら上方を見上げる。]
………。
いやがる、な。
―中央ブロック・ホテルパシフィック―
[タクシーをエントランス前に待たせると、急ぎ部屋に戻り、汚れた服を脱いでから、洗面所で顔を洗う。]
……。
[服を脱いだ自分の姿が、洗面所の大きな鏡に映る。
その下腹部には、蚯蚓腫れのような痕が三つ。
これが自分に与えられた令呪であり、刻印。
そっと、掌でそこをなぞると洗面所を後にした。]
[ベッドの脇に置いてあるバックの中から、変えの服を引っ張り出して急ぎ袖を通す。
着替え終わり部屋を出ようとして、はたと気付くと再度ベッド脇まで戻る。
開けたままのバックの口から、少しだけ見える和紙の包み。]
……そういえば、聞くのを忘れていました。
[そっとその包みを手に取ると、雨に濡れないように懐にしまい、部屋のドアを*開けた*]
じゃあ、やっぱり彼との約束は守れないですのね・・・・・・
『そうとも言えないかな』
え?
『チャンスはある。ハサンの英霊自体はどの時期のハサンだったかすらあやふやな部分がある。それは勿論ハサンっていう存在がわざとそうしていて、いつ頭首が入れ替わっても誰も気がつかないようにしてあるからだよ。
なら、入れ替わることが出来るハサンがいるじゃない。同じ聖杯戦争の戦場に。
彼が言う”ハサンといえば彼女”という程の存在にはなれないかもしれないけど、少なくとも彼女はハサンという存在にとって異端ではなくなる事が出来るチャンスだ』
それって、つまり。
『英霊の座へ帰還する時に、入れ替わればいい。
でも、これは英霊同士が納得したら、だろうね。
お互いに納得しなそうだけどな。話を聞いていると』
・・・・・・
[他の可能性も問いただしたけど、それ以上の可能性は出なかった]
―北ブロック/廃ビル―
――……、
[弓を編む。
なにもない空間から現れるそれは
陽光の気配を纏う。その銘の通りに。
ちらと屋上の扉を見遣った後、
手すりを踏み越える。
相手の姿は雨に煙ってよく見えない。
一段低い場所へ降り立ち
きり、と弓を引いた。]
[刹那、視線の先から聞こえる風切り音。
それが飛来する矢による物だと解れば、
掌の中に現れた槍を用いて叩き落す。]
挨拶代わり…って所ですかい。
なら此方からも挨拶にいかねぇといけねぇって話で。
―――『即身成仏・金剛之型』
[言葉と共に、体は雷光へ。
そのまま一足を踏み出せば、廃ビルの壁を真っ直ぐ上へと飛ぶように駆け上がる。]
[―――刹那閃く稲妻。
カルナは眼を細めた。]
…ランサーか
[呟く声は微かながら確かに調子が変わる。
閃く光、迎え撃つは太陽。
手摺そばから飛びすさり、
真っ直ぐに駆け上がる光
を見据えた。]
―北ブロック/廃ビル―
[水道、ガス、電気の類は全て止められていた。
停止したままのエレベーターを一瞥し、利用できそうなものを探していた矢先、]
――来た!?
[窓の外を下から上へと稲妻が立ち昇っていった。
咄嗟に、埃の積もった自動販売機の後ろに身を潜め、気配を手繰る。サーヴァントだ]
ちっ、
マスターは、近くに居らぬ、か。
[恐らく相手はランサーだろうが、捕捉されぬよう慎重に動かねばならない。
息を殺して神経を研ぎ澄ませる]
―北ブロック/廃ビル屋上―
[ザッ…と
降り注ぐ雨の中、光り輝く人影が屋上へと。]
やっぱアンタかい、アーチャー。
[予想通りの人物。
その者を真っ直ぐ見据え、槍を構える。]
前は半端な所で失礼しちまったって話で。
こりゃ、願ってもない再会ですわ。
―――ああ、 ランサー。
[構えられる槍。
はぜる光に僅かに眼を細める。
互い違いの双眸に宿るものは]
気になさるな。
―――今宵こうして相見えられたのだ。
[弓を構え]
嗚呼、確かに。
一度出会っちまえば、下手な言葉はいらねぇですわ。
そんじゃ、ま……
[槍を握る手に、自然と力が篭る。
光る体の周囲を奔る稲光は、さらに輝きを強め……。]
―――戦を始めましょうかい!
[最短距離で真っ直ぐに、アーチャーへと切り掛かる。]
―西ブロック・教会―
[無言で、遺体を引き渡した主に代わって。
発見したときの状況を、監督役へと伝えた。
首の小さな刺し傷のことに触れたとき、助手の少女がその場にいたならば。
彼女本来の領分に属すること。何らかの反応は、示しただろうか]
――……ここは、嫌な気がする。行きましょう、タツオ。
[教会の床に、二つの水溜りを残して。
不快感の正体は、教会に満ちる異教の神気か。
濡れて張り付く衣服の乾いてゆく感触か。
一般人を巻き込む外道を、目にしたからか。それとも。
なにが、とは。自分でも、本当のところは、判っていない]
……うふふ。
では、ダメ同士仲良くやりましょう。
先ほども言いましたが、私の名前はジュリアですの。
アサシンさんのお名前は何と仰るの?
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