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―― 北ブロック/オフィス街 ――
[ビルが立ち並ぶ中。その裏路地から表通りへと顔を出す。
人目と陽の光を避けるようにして駅方面へと駆け出す足取りは、幾分かふらつきが見える。
身体にある魔力は、今しばらくの現界をなんとか維持出来る程度。まだ、足りぬ。
ヴラドが立ち去った路地裏には…貧血だろうか、ぼやけた表情でへたりこむ一人の女性。その首筋に、小さな刺し傷が2つ並んで存在していた。]
[はたり。色違いの瞳と彷徨っていた視線がかちあって、それから違うと気付いた。
アーチャーは昼は包帯で片目を隠しているはずだし、見上げもせず真正面から目が合うほど身長が低くはない。
瞬きをする。抱えていた猫と、見詰め合っていたのだった]
姫倉妻はどうした?
[こっそり出歯亀っていたことを白状しつつ、走り寄る]
―中央ブロック・ホテルグランパシフィック―
……。
[近くで何か声が聞こえたような気がして、瞼をゆるゆると開く。
視界には、ここ数日ですっかり見慣れたホテルの天井。
そこから視線だけ動かして隣のベッドを見ると、大柄な男の姿が目に入る。]
……こらー。
ちゃんと、寝ました、か?
[言いながら、ふぁ…と欠伸を一つ。
大きく伸びをすると、ベッドから起き上がる。]
[エラトにも、再凍結アイスを食べるかどうかを聞きながら
二人が食べる様子に折角だから自分も。ともう一つアイスを取り出した。
不自然に斜めに固くなったアイスを、スプーンの裏で叩いて、一口掬う。
…何だか甘い部分が沈澱しているらしく、妙に薄かった。]
――…私が帰ってくるの、遅かったしね…その日。
[全部溶けたみたいだ、と考察するユーリの言葉にそっと目を逸らした。
既に秋の涼しい頃とはいえ、流石に半日近く放置もしていれば溶けるだろう。
スプーンを咥えたまま、一度その場を離れる。父の部屋の扉を足で開けて
(行儀が悪かろうが、誰も見てないなら良い。)衣装棚を開けた。
ユーリに貸す為の上着を数枚身繕って、再び戻る。]
ユーリ、こんなのでいーい?
流石に真っ白ってのは無かったけど――うあ。
[雷の、低い音。思わず変な声が出た。]
―中央ブロック―
コチョウ。
[猫はふるり、頭を振る。
水に濡れるを嫌う故。
矢張り見ていたか、と
ほんの少し苦笑のような表情を浮かべ]
ヒメクラを追って、
北へ向かった。
[――……小走りで、雨の中。
白い衣服は、水を吸えばよく透ける。
雨は本格的に降り始め、雷さえも轟いている。
不快に張り付く濡れた布が、身体のラインを浮き上げる。
息も切れ、適当な建物の影へと、滑り込んで]
――……はーぁ。ついてないわ。
[荒い息を吐いて。はたと。遠い人影に、気付く]
ん――……こんな雨の中に?
[座りこむような、体勢で。路地の壁に背を預ける、小柄な影]
メイアル・ユーリにとっての白は、
聖母の白百合でも、何者にも染まらぬ純潔の色ではなく。
染まりやすい色か……。
[目の前の白を纏うこのマスターが、何かに染まるところを想像するのは難しい。
月光を想わせる灰銀と輝く白は似ているようで異なっている。ラナが一度キッチンを離れた時に、思い立って口を開いた。]
メイアル・ユーリ。
私のマスターは、甘いと思うだろうか?
[それにしても、天気が崩れているらしい。轟く雷鳴。
誰かの能力で置きた雷で無いのならば。出掛けようと言う時に、これから一気に大雨になるのかもしれない。振り返ると、ラナが白い服を持って戻って来ていた。]
ん……ああ。
ゆっくり休ませてもらいましたわ。
[眠ってはいないが、横になるだけでも随分と違うものだ。
英霊の身では、気のせいかも知れないが……、
まぁ、そんなことを一々言うのは無粋だろう。]
さて、と。
今日はどうしますかね。
― 西ブロック / 公園→北ブロック ―
――
[公園に背を向けて、歩き出す。
振り返ることなく、けれどゆっくりとした足取りで。
紋付羽織は、左半分が水を吸って重くなっていた。
哀しい気配が、遠ざかって行く。
行けば行くほど景色は日常へと戻る。
何事もない家屋、突然の雨に戸惑う人々、風に揺れる植木。
死の気配が、生の気配に蹂躙されて、消えて行く。
歩き続ければ、そこは先程までいたビル郡の区画。
一度だけ立ち止まり、空を見上げた。
公園の上と変わりない、今にも落ちてきそうな灰色の雲。]
メイド セリアは、アーチャー を投票先に選びました。
―中央ブロック/駅前―
[噴水の水面に、幾つもの小さな波紋が散る。
手を翳しながら、歩行用のアーケードの下まで移動した]
忍神町の様子を確かめに行こうかと思うておったのじゃが、
一雨きてしもうたのう。
[相変わらず、追いつ追われつの主従に嘆息。
極道の関係者であるらしいのに、浮雲のような人物だとは、胡蝶の姫倉評。
サーヴァントも苦労が絶えないようだ]
その猫はどうしたのじゃ。
まさか、我が家に居った奴か?
[捨て猫を拾って来るサーヴァントってどうなんだ。
「ママーこの猫飼っちゃダメ?」「ダメよ元の場所に置いて来なさい」的な一幕を幻視した。まあ、元の場所も多分、望月家の庭なのだろうが]
瞳の色が、――同じなんじゃな。
[ランサーの言葉に、うんうんと頷いて]
きちんと休める時に休んでおかないと、肝心な時に動けませんからね。
傷は……大丈夫ですか?
[ちら、と胸元の辺りを見やる。]
支障が無ければ、今日はまだ行っていない場所に行こうと思うのですが。
あ、服ボロボロになっちゃいましたよね。
これなんかどう……
[服を出す前から、嫌そうな顔をしたランサーに頬を膨らませた。]
―中央ブロック/駅前―
[黒い、黒い空から雨粒が落ちてくる。
濡れた髪が額に張り付いて、雫を落とした。
はたり、はたり。]
――嗚呼、…そうか。
これは、暫く止みそうにないな。
[眼を細め、遠くの雷を見据えた。]
ああ、こいつか。魚をやったら懐かれた。
随分、元気が有り余っているようでな。
揃いの眼――……
[胡蝶の幻視なぞ知る由無く、
猫は懐から顔を出し、瞬きを一つした]
…そうだな。
白そのものはね、染まりやすい色だと思うよ。
他の色が入ったら、それはもう白じゃなくなる。
白は、そうだな、純潔とかじゃなくて。
可能性の色かな。
黒は、黒にしかなれない。
でも、白は何色にだってなれる。
だからこそアタシは、白を大事にしたい。
可能性を残したいから。
[ルナがキッチンを離れて、ついて行こうとした所でセムから声が掛かった]
ルナを?
ん、魔術師としての意見なら、甘い、と思う。
でも、アタシの意見なら、甘いけど、それも含めてルナだと思う、かな。
後味の悪いことはしたくないって言ってた。
その真っ直ぐさは、大事だと思うんだ。
それにね。
アタシはルナの性格はセムととてもあってる、と思うよ。
甘くてもいいじゃん。
それを補うのがサーヴァントじゃない。
アタシもアタシに対して甘いからね。
[アイスを全部食べ終わった頃、ルナが持ってきた上着に目をやった]
んーんー、このジャケットでいい。
[白が多く入ったジャケットを選ぶ。数本の黒いライン。互いが混ざらないくっきりとしたライン。白だけのものより締まって見えるのはラインのおかげだろう]
ありがと。洗って返すよ。洗うのは多分エラトだけど。
[エラトの溜息が聞こえたような気もしたが聞こえない振り]
望月 胡蝶が「時間を進める」を選択しました。
[小さく、溜息。
頭上の庇を、名残惜しげに見上げて。今一度、雨の中へと]
――ねえ。こんなところで、どうしたの? 大丈夫?
[――が、返答はなく。顔を覗きこめば、瞳には虚ろな闇の帳]
――……ちょっと。
[ゆっくりと、指を伸ばせば。肌は、氷のように冷たい土気色。
死んでいるか――生きていても、精気がまるで殆ど失われている]
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