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[頭部に直撃こそしなかったが、元の姿へと戻っていく父親。前代のハサン・サッバーハ。
かつて見た貌に想いを馳せて、その仮面に目を伏せる]
それについては……謝ります。
私は死ぬ間際、誰でもなく死ぬのが嫌だった。私も名が欲しかった。後世に語られる名が。
[ハサン・サッバーハは貌の皮を剥ぎ、仮面を被り、誰でもなくなって名を継ぐ。
それは、死んだら速やかに首領をすげ替えるため。
その名を持つ者が19も存在するのは、成る者が全て死んだからに違いなく、そして死を怖れなかったに違いない。
故に、彼らは貌を無くし誰でもなくなることで、使い捨ての王となる]
私も、自分の神性などで割り込みをかけたりせず……そうすれば良かった。
[これは、そういう悲しい話。
貌を持つ彼女は、誰でもないハサン・サッバーハではなく、ハサン・サッバーハである誰かとなってしまった。
そんな言葉遊びのようなイレギュラーのために、魔術的にまでその儀式を昇華させていたハサンは概念的にすげ替えが効かず、完全に死んでしまったのである。
こうして。
一族の再興を願ったハサンが創り上げた最強は、
一族を完膚無きまでに殺し尽くしたのだ]
[傾げた体を建て直し、娘へと向き直る]
私の最高傑作にして、私の過ち。それがお前だ。
だが、今の私ならお前を今一度ハサンのひとつへと押し上げる力があった。
もう一度言おう。私と共に来い。
お前はこれ程の力を持っている。だが今のままでは英霊として・・・・・・否、アサシンという概念を背負う英霊としても、神性を持つ英霊としても異端でしかない。
私と共に、同じ英霊の座に戻るのだ。そうすれば、お前はハサン・サッバーハに。私の真の意味での最高傑作になれる。
そして暗殺教団は真の意味で復興する。私が聖杯をつかむことによって。
お前はただ、今のマスターの令呪を私に差し出せばいい。それだけの事だ。
[住宅街は静まり返っている。
闇の中、絡まりあった見えない糸が縺れてゆれ、不快な風が起きているのだ。]
──…ッ
頭が割れるように痛む。
打ち鳴らされる 警鐘の如く。
[気が付くと拠点からは離れている。マスターの令呪とは異なる繋がりが、ピンと何処かで張っては力が揺れる気配を感じた。ラナと離れた事は、数分後に感じる「それ」を予見しての直感的な行動であったのかもしれない。]
嗚呼、
成る程。
嗚呼、
[ゆらりと揺れる漆黒の痩躯。褪せた色のプラチナブロンドが月光を反射して、闇の中、不吉な光のように白くに浮かび上がる。]
……魅力的な提案です。思わず、ツバを吐きそう。
[ふ、と。笑みを浮かべる]
異端は承知の上。それでも私は私です。
今も私の名はハサン・サッバーハしかありませんし……私が聖杯を手に入れてしまえば、それで済むこと。
それに、言ったはずです。
彼を裏切ることはできません。相棒ですから。
── 教会 ──
[バーサーカーが現れるのはセイバーが去った後の教会。本来ならば、中立地帯であり敗北したマスターを保護されるべき中立地帯。]
──…
[くんと鼻孔を動かして嗅ぎ取ろうとするのは聖杯の黒い気配。
聖杯からの呼び掛けがなくば、知り得ない場所で戦闘で死亡したマスターの令呪が無防備に残されている事など、気付く訳が無い。
バーサーカーを呼び寄せる事に成功した聖杯は今は沈黙を守っており。
セリアは不在、ルーサーだけが居る。]
[聖杯を見つめる。]
君も、難儀な存在だよね。
願望機、か…。
[聖杯戦争という代償によって、人の願いを叶えるもの。人の心の闇に絶望し、しかし誰かの願いや代償なくしてその絶望を掃うことはできない。
それは聖杯の役割ではない。
…だから、同じように絶望を抱えた僕らに願いを託す。「あの闇」はもう見たくない、と。]
僕らは、勝たなきゃいけない。
君は、頑張っているんだから…。
そうか。本当に残念だ。
暗殺者であるお前の心をそこまで拘束する主に恵まれたか。
ならば、やはりお前は欠陥品だ。
自らの目的よりも主従を尊重するなど、この私の教えた暗殺者としての心得ではない。
[魔力が近づいている。
この最高傑作にして不良品を滅ぼす力が。
右手を空に翳す]
[新たな気配に、再び元の部屋へ戻る。]
…君か。
[ああ。]
やっぱり、衝動が上回るのか。
警告したのにな。
[ルーサーの耳に口を寄せ、囁きかける。]
ごめんね。
少し、見ない振りをしてて。
……山の翁が何を言うんです。
[山の翁。
薬物で楽園への門を開き/死の恐怖を忘れさせ/恐れを知らぬ暗殺者を作りあげ/次々と敵地へと送り込んだ者。
ハサン・サッバーハの別名の一つ。
死の恐怖を忘れさせるのは、その者の命などより使命が重いため。
確実性を求める故に、命など度外視し、次々と使い捨てて来た者。
そして、すげ替えの効くハサンたちは……自身もまた、そうやって死んだ。
彼女はこう思う。アサシンとは、死に方をそう決めた者。
懸ける者は戦士。
計る者は魔術師。
彼らは自分のソレを度外視し、他人のソレをするりと奪う]
暗殺教団は滅びました。
それを再興させたいのは良いですが、自らの願いに固執した時点で、あなたの方こそ不完全なんですよ。
[安置されたジュリアの屍骸を見下ろす。]
──…
昨夜の闇の魔物のマスターか。
サーヴァントは悪く無かったが……。
[屍骸の側に覆いかぶさるようにして、しゃがみこみ令呪のある場所を探す。
淑女のドレスを切り裂く行為は、いっそ優しく淡々としている。
令呪を見付けると、詠唱の無いシングルアクションで道具を取り出し、何の儀式も無しに令呪を肉体から引き剥がした。]
[引き剥がされた令呪は光の束となり、教会の奥に厳重に安置された聖杯へと吸い込まれて行く。
バーサーカーは、マスターからでは無い、力が身の裡に満ちてくるのを感じる。]
・・・・・・さらばだ。
[力の奔流が近づいてくる。
無頼の枯渇した魔力が潤い、むしろ今まで以上に満ち足りていく予感。
右手をかざしたまま、娘に対して思いつく最大の宝具を身に宿す]
娘よ、これこそが餞だ。
無頼が掴みし英霊の力。その中でも知る中で最大の宝具。
その身に刻んで聖杯の中へ飲み込まれよ!!
イカロスが宝具・・・・・・
『エンジェル・ハイロゥ』
人の心の闇は、重いな。
[聖杯と「同じ」になるというのは、あの闇と聖杯の絶望を身近に感じるということ。]
闇に飲まれるのは意識の奥にある「声」を聞けないままじゃ、当たり前のことか。
忍神町の人々が飲まれ消えたように…。
[バーサーカーが名も知らないあるマスターの死体を暴き、令呪を剥ぐのを見つめる。]
ま、僕は困らないけどさ。
[令呪は聖杯へと吸い込まれていく。
やっぱり、これで合っていたらしい。]
[体中に魔力があふれる。
そして、ハサン・サッバーハの周囲を光の輪が包み始める。
ひとつ、ふたつ・・・・・・気がつくと光の輪がハサンの体を中心に8つ、光り輝く。
今まで奪った令呪の数、その数と同じ天使の輪。
まるで球体のようになった光の輪達は直径を広げ、アサシンを飲み込む]
[飲み込まれた先は、光り輝く戦場]
[そして、その戦場には]
[8体の力天使が翼を羽ばたかせていた]
[大天使にして前・天使長 イカロスが放つ宝具。
それは、神々の戦いにおける戦場であり、
部下である天使の召還]
[範囲ではなく対象のみを飲み込む、局所的固有結界]
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