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―中央ブロック・ホテルグランパシフィック―
(ひやり)
[頬に冷たい感触を感じ、目が覚める。]
……んぁ…
[気がつくと、うつ伏せ寝のまま自分の寝涎の海で溺死しそうな勢いだった。
慌てて起き上がり、口を拭う。]
……もう朝、ですかね…。
[閉じられたカーテンの隙間から、日の光が差し込んでいる。
うーん、と大きな伸びをしてから、ゆるゆるとベッドから下りる。]
[カップと、ワインが入った風呂敷を持って酒屋を出る。]
なんで風呂敷。
[傘を片手に持っているのが目に入らなかったのだろうか。
贔屓にしているはずの酒屋の主人はどこ吹く風だ。
結局、傘と風呂敷を抱え込む形になった。]
さて。…仕事もせにゃならんしなあ。
[表向きの仕事、コンサルティング業務。
まあいわゆる「地域奉仕のための何でも屋」だ。
こちらに拠を構えてからも、休んではいない。
一路、オフィスのある北へ向かおうと――。]
む。
[令呪が、ずきりと反応した。]
―南ブロック/→外―
[目立つ金の目を包帯で隠して
望月邸を後にして、秋風わたる道をゆく。
金木犀の花はそこかしこに咲いているものらしい。
道端、青紫の花が揺れた。]
……、
[立ち止まり見下ろして、藍の眼を細めた。
傍にかのマスターが居るとは知らず。]
[寝ぼけ眼を擦りながら窓際に目を向けると、大柄な男が椅子に座り、窓の外を見ていた。]
あー……
たっちん、おはようございますー…。昨夜は運んでくれて、ありがとう。
[間延びした声でそう言うと、ぺこりと頭を下げた。
白いシルクのパジャマの肩に、少し茶色がかったストレートセミロングの髪が、擦れてさらりと音を立てた。]
[ここで威圧に負けてしまえば、主従の順が狂ってしまう。
精一杯の勇気を振り絞ってプレッシャーに耐えながら、最強の誉れ高いクラスを名乗った男の自己紹介を聞いた。]
ヴラド――ワラキアの串刺し公……。
まさか、吸血種!?
[互いの吐息がかからんばかりの距離で、その憶測に心躍らせる。]
[見回すと、ふと、ぽつりぽつりと増え始めた人の流れの中に、立ち止まる形一つ。姫倉にも見覚えのある姿。
風呂敷で足元がよく見えない。
けつまづかないように、ゆっくりと近づいていって、]
よお、兄さ――
[――誰が棄てたかバナナの皮。
つるっと滑って、後ろ向けに倒れる。
咄嗟に風呂敷を庇ったので、踏ん張りが効かず。
自然、足は蹴りあがった。
――足は、目の前にいる青年の、男子が決して蹴られてはいけない――に向けて一直線――。]
あ……そうそう。
服を買ってきたんですよ、合わせてみてくださいなー。
[がさごそと紙袋を引っ張り出すと、中から服を引っ張り出す。
がちゃ
じゃらじゃら
何やら服らしからぬ音を立てて、床一面にそれを並べていく。]
店員さんにですねー、たっちんの特徴を伝えて選んでもらったんですよ。
どうでしょう。
[にこにこと笑いながら、服に向かって手を広げる。
そこには
――一面の パンクファッションの海。]
―南ブロック―
[声をかけられ、青紫の花から視線をそちらへ向けた。
教会で逢ったうちのひとり、
伝統衣装を着た青年だった。
反応しようとした刹那]
っだ――…!!!!! !
[声なき声。
直撃、というに相応しい。
――膝が折れてよろめき
そのまま垣根につっこみ。
俯いて、ざりざり崩れ落ちた。]
孃、取り合えずたっちんは止めてくれませんかね?
って、………。
[なんか、色々とくっついてる服が取り出される。
少し自信がなくなったのだが、
服と言うのは布で出来ている物ではなかったか。
もし服が金属で出来ていれば、それは服ではなく鎧だ。
そうか、鎧。
つまりこれは、あれか。]
孃、それは現代での戦用の服ですかい?
[ずてーんとしりもち。
はっと視線を上げれば、垣根に突っ込んで大変なことになっている青年の姿。
姫倉には知りようもないが、彼のスキルが起こした結果だとすれば、これも聖杯戦争としては正しい姿なのかもしれない(?)。]
う、わ。ごめん! すまん!
大丈夫か!?
[風呂敷を地面において、まずは垣根から引き抜かねば。
いや立てないのか――と一瞬、気まずそうに目をそむけかけて、戻し、手で腰をとんとんと叩いてやる。]
どうしてこんなことに…。
あないなとこにバナナの皮があるなんて思いもよらんかった。
―南ブロック―
ッ、… ……―― 、ぅ
[――パーンダヴァの長兄にして
カヴラヴァを率いていたこの身、
されど鍛えきれないものも、ある]
……、だ、……だいじょう ぶ だ
[足を横すわりのように崩し両手を地についた体勢で、若干涙目だが辛うじてそう答えたのは青年の矜持。]
……。否…気に、するな。 事故、だ
そういうこと も あ る。よくある、ことだ。
[普通はない。
脳裏によぎるはかの宿命。
すまない、と姫倉に礼を云って、立ち上がるまで暫し。]
[むー、と口を尖らせて英霊を見る。]
じゃあ、嬢ってのやめてくれますか?
[出会った初日から、何度も繰り返されている会話である。
戦闘用の服、と言われれば小首を傾げ。]
そうですねぇ…。
いわゆる勝負服みたいなものですから、戦闘服と言っても過言ではないでしょう。
[適当な事を言いながら、そういえば、と思い出したように]
聖杯戦争参加者の御二方にここの連絡先を渡しましたので、その内襲撃にいらっしゃるかもしれません。
心しておいてくださいね。
[そう言って、にっこり笑った。]
や、どう見ても大丈夫では…。
バナナで滑って転ぶて、マンガの中だけやと思ってたし。
[横すわりになる青年。まるで乙女のようだ。
とにかく、座り込んだ青年に付き合って、しゃがむ。]
な、軟膏とか買ってこようか。
打ち所が悪かったら、冗談やのうて死ぬらしいし…。
[彼は英霊。もう死んでいるがそれとこれとは別だ。
助けを呼べないか、周りを見ようとして、]
あ。
[垣根の近くに破けて落ちている、手提げを見た。
おそるおそる、といった様子で青年を見る。]
…あれ、もしかして、…兄さんの?
[粗方の食料調達を終えて、ビニール袋を片手に提げたまま帰路へ。
もう片手には通り過ぎがけに惹かれて、結局購入したドーナツの箱。
まぁ、ちょっと予想外の出費が誘惑に敗北した結果掛かってしまったが
何事もなく済みそうだと安堵して]
――…、
[視線の先。進路上の方向、人ごみの中で令呪が僅かに熱を持った。
…魔力の気配は、ふたつ。親指の付け根を、指先で触れるように撫でる。
二つとなれば、マスターとサーヴァントの組み合わせ
…と考えるのが妥当だけれど、さて。
こっちが感知しているのならば、向こうだって同じだろう。
一般人も多く居るのだから、紛れてやり過ごすという手も無くはないが。
どうしよう、と悩みながら歩く 内に。
捉えた魔力の出所、二人の(普通とは言い難い)様子に、 一歩退いた。
…しかも揃って地面にしゃがみ込んでいるんだろう。]
―南ブロック―
…まんが?
[漫画が分からなかったようだ。]
…や、…だ、大丈夫だ。
[姫倉を手で静止つつもう一回繰り返した。
恰好が恰好なのでとりあえず
ふらりとしつつも立ち上がろうと試みる。]
この身は既に人では、ない。
……すぐに、回復する。…問題は …?
あ。
[同じような反応をした。
手提げを見、頷いた。]
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