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―回想―
――望月の欠けたることなし。
聖杯とは、そのように全きものなのじゃろうか?
[頼りない月明かりに包まれ家路を辿りながら、魔術師であり忍である娘は嘯いた。
些か懐疑的なのは、三年前の事故と聖杯戦争の関係について、疑惑を抱いているからだ]
聖杯は奇跡であり、根源を欲する者の悲願じゃからな。
魔術師の端くれとして、その存在そのものに好奇心があることは否めぬが、
聖杯取得はあるスジからの依頼なのじゃ。
儂の私的な願いはどの範囲まで叶えられるものか分からぬ。
強いて言うなれば過ちを正すこと。
それは、天秤を不平等に傾けることになるじゃろうし、
既にこの世界の理から逸脱しているのやも知れぬが。
望まずには、――夢みずにはおれぬ。
[それきり口を噤んで、ただ眼差しを東へ向けたのだった]
[縁側で正座。瞑目。
昨夜のことを思い返す。
現れた二組目のサーヴァント。…エウロパによれば、二組目の異常だ。今、知れている限りでこの街には9組が存在していることになる。
だがしかし、昨夜に見たものは明らかにおかしかった。
竜から青年へ、青年から天使のような青年へ。
エウロパ曰く、ダイダロスの息子。
神話にうとい姫倉に、ダイダロスの名に聞き覚えはない。
それよりも
――青年が変わる時、呟いた言葉が問題だった。
「ライダー、来い」と。
確かにそう呟き――天使は「召喚」されたのだ。]
[捨て置いたあの二人は無事に離脱しただろうか。
ライダーと、あの…聖なる魔術…否、魔法と呼ぶに相応しい規模の力を使っていた青年には、恩がある。
何がしかのプレゼント。
それに、もう一人の青年?も。気に食わない相手ではない。
だがしかし、これは聖杯戦争。魔術師と、魔術師。
それとこれとは、話が別だ。心配する筋はない。]
…。大丈夫かねえ。
[目を開きながら呟き、暫し眺めてから立ち上がった。
そのまま居間へ向かえば、ライダーに出かけてくる旨を告げる。昨日忘れていた葡萄酒を買ってくるのだ、と目的を告げた。
ダメだ、とか何とか言われたが動じなかった。
昼間だし、人ごみだし、とか言い置いて、出かけた。]
―南ブロック/望月邸―
[縁側に佇んでいた弓兵は主の声に視線を地上へと戻した。]
あいすまぬ。先にこれを食べねばならないと思って。
食べきるうち、何かしら考えよう。
[>>10主の不服そうな顔に申し訳なさそうに云った。
教えれば、飯炊きくらいはできそうなものだが。]
……वज्र(vajra) …
[ばさら、と胡蝶には聞こえただろう。
ダイヤモンドを意味するサンスクリット語だ。]
異国の名のある武人と見えられるのは
喜ばしいことである。
彼が何者であるにせよ
腕が立つ武人であるのには変わらない…
[――ひらめくは稲妻の残滓。何らか、対策を考えねばと思いながら。]
―― 前々日深夜/西ブロック・古屋敷 ――
[眩い輝きは束の間。一転しどす黒い闇が生まれ出ずる。
その闇がうっすらと晴れていけば、陣の中心に一人の男が佇んでいた。]
[歳の頃50を過ぎているであろうという壮年。背は高く、痩せ型なれど体躯はがっしりとした雰囲気を見せる。
野心と自信に満ちた眼差し。ずんと高い鷲鼻。背筋のよい姿勢でゆっくりと辺りを見渡すその佇まいはまさしく貴族のそれであり、服装もタキシードを思わせる礼装であった。]
ふむ。
[それがいまようやく気がついたかのようにして目の前の女――ジャンヌへと視線を移す。
ほう、と一言の息を漏らして見せれば、仰々しく両腕を広く高く広げた。]
これはこれはマドモアズェェル。まずはお近づきになれて 光 栄 だ 。
だがしか し。如何なる事か何たる事か、よもや ま さ か 。このような こ と が 。
[芝居がかった様子の、恭しく見せる礼。
その後に身体を起こせば天を仰ぐかのような仕種と共に一歩、一歩とジャンヌの傍へと歩み寄る。]
[現れた男を一瞥する。
一見して中年。
きっと紳士に違いない。]
オジサマが私のサーヴァントですの?
私はジュリア=エンジェル。
錬金術師ですの。
[優雅に一礼した。]
何故に我を呼び出したのだ。
英雄と呼ぶにはあまりにも程遠きこの、我が輩を。
――何故に呼び出したのか。
[耳元に口を寄せ、囁くように問うてみせた。]
[男の大仰な動作に気を取られた隙に距離を詰められた。
耳許にかかる吐息がくすぐったい。]
んっ……。
何故って、言われても、聖杯戦争とは、そういうものでしょう……?
オジサマは、英霊では、ありませんの……?
[いくら自分が不死伝説に傾倒しているとは言え、反英雄を喚ぶほど歪んではいないはず。
そう思いながら、恐る恐る尋ねた。]
−中央ブロック/ホテル−
[あの後……。
いつの間にか睡魔へと全面降伏していた志乃を寝床へと運び、
己は椅子へと座り、窓から街を見下ろしていた。]
夜明け、か。
[空は白く、緩やかに光を取り戻し始める。
思い出すは昨日の夜、水を差されはしたが……。]
――嗚呼、面白かったねぇ。
[異能……忠勝は己をそう評する。
人の身で、人の域を越えてしまった。
確かにそれは、強みだろう。
事実己は、戦場で一度も傷付く事無く、数多の戦場を駆け抜けた。
だがそれは、ある一つの感情を忠勝に齎す。]
「――…私にとって
…世界は、不平等であった。
今も同じならば。
人が、変わらず在るのならば。
……逸脱していようが、
夢見ることを誰が責められよう。」
宿命を受け入れ、宿命に背いて、
死して尚この地に降り立ち
奇跡を求める“カルナ”という存在が在るように。
――あとは、夜の静寂に足音だけが響いたのだった。]
[――つまらない。
別に相手を見下す気持ちではない。
しかし、心高ぶる戦と程遠かったのは事実だ。
幾人かは、戦えれば面白いだろうと思える人物はいたのだ。
西国最強・立花宗茂、
魔王の名に相応しい威圧感を持つ織田信長。
しかし、終ぞ手合わせをする機会はなかった。
又、手合わせを出来る立場でもなかった。
もっとも、別に自分の人生に悔い等は毛頭無い。
主君と共に、全てを成す道を共に駆け抜けられたのだ。
だから、それは悔いでもなければ、心残りでもない。
そう、"もしも―――"]
アルジュナ。
彼が、 彼ばかりが。
――私に、無いものを持っていた。
私は。
捨てられた川の流れを覚えている。
暖かな光を覚えている。
アルジュナ。ただ一人、
自分と拮抗する力を持った《弟》。
今一度。今一度、呪いなく見えられるなれば。
その時こそ、本当の決着を。
……ま、いいさ。
戦の中に身を置いてるんだ、焦らずとも機会はあるってもんで。
[昨夜の戦を、思考から消す。
まだまだ眼前に、戦はあるのだ、
過去の戦に思いを馳せるのは、それを全て終わらせた後でいい。
なにせ、その戦の相手全てが人でありながら人外。]
ならば、面白くない訳がなかろうよ
[クク、と。
忠勝は静かに、顔に笑みを浮かべた。]
如何にも我が輩、セイバーのサーヴァント。一介の小国ワラキアの領主。
ヴラド三世を名乗りしヴラド・ドラキュリア。
此度の戦に呼ばれしたのでは事実なれど………果たしてこの身が英雄のそれであるかは。
我が俗称とその成れ果てを知るならば疑問視するべきであろうな。
[額が触れ合うかの傍まで顔を寄せ、わざと威圧をかけるかの口調で問いに答えてみせた。]
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