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っ、す、すまない。
[突っ込まれた。
あわや出会い頭の平手打ちの再現か、
といったところで振り上げられた手は落ちて、
腕を軽く抓られた。]
……。
…そうか。兵糧というからてっきり。
[申し訳なさそうな顔になった。
処理に協力、とは深く頷いた。
紙袋からアンパンを取り出して、弓兵はぱくりと齧る。
あ、と表情が変わる。美味しかったらしい。
尚此方のアンパン、老舗のパン屋「じゅなぼう」のもので
大納言小豆を練り上げた餡の入った拘りの逸品である。]
[パンを飲み込み、それから付け加える。]
――「即身成仏・金剛之型」
そう聞こえた。心当たりはあるか?
[後、苦い表情に突っ込みを入れられて、
少し眉を寄せた。]
苦手 と、 いうわけでは ない。好かない、のだ。
雷霆神インドラは……私の宿敵の、父である故。
[胡蝶にもまだ詳しく自分の出自を話していない。
傷が痛むようなのだ。あの、稲妻に。
刹那走る、東の方角の光。素早く視線を走らせるは、《苦手》の反応にも見えるか]
……そう上手くは、行かないだろうが。
……コチョウ?
[――東の空を睨む、その表情は険しい。
何も語らずとも、深い因縁を感じさせるそれ。]
[胡蝶は答えただろうか。
彼女が此処に来る途中見たという
《何者か》が気にはなりはしたが]
……、今宵はここまでとしよう。
私を喚んだ負担は大きいはずだ。
疲労の色も、濃かろうし…。
《戦争》 は、始まったばかりなのだから。
[胡蝶の表情の端に睡魔を見る。
紙袋を抱えなおし、帰路につくこととなるだろう。]
[だって、甘くて美味しいのだから仕方がない。
召喚されてから、食べ物ひとつもくれない主が悪いのだ。うん。
――少女の英霊に敗れたあと、主がご飯抜きを決めていたことなど、当然知らない]
[――月が夜に光を投げかける。
太陽と背中合わせの、まだ望月には届かない欠けた月が。]
我が主、コチョウ。
貴方は、《聖杯》に何を願うのだ?
[拠点についてからか、
弓兵はふと、尋ねた。]
命のやり取りをする
夜を侵す戦争へ
その身を投じて願うことは、何か。
…不躾な問いであることは承知している。
答えたくなくば、答えなくてもよい。
[静かな夜。
胡蝶に問い返されれば己が願いは答えるつもりだが
今は、静かに反応を待った。
願いが何であれ
主に勝利を齎すため
力尽くすことに変わりはない。
パーンダヴァの血にではなく
恩義在るカウラヴァ王家に仕え、
やがては王となって兄弟と争ったように。
“カルナ”として抱く願いは切なるもの。
こうして時代を超えてまで
英霊が、胸に抱く願いもまたそれぞれ。]
[ひとり、庭に出た。
暁の女神は未だ訪れず、静かな闇が鳴り続ける。
――聖杯。奇跡を成す神器。
神の掌から逃れることを願って、神威を求めるこの矛盾。
クロノスの御子が聞けば、笑い飛ばすに違いなかった]
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