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試すのはよろしいですが。
[つまらなそうに、右手を背中に隠す。得物を取り出し、元の位置へ。
人差し指に、銀の指輪。
そこから垂れる、きらめく金糸。
その終着には飾りも何もない、鈍色の分銅。
手首を振ればヒゥンと風を斬る音とともに、分銅が旋回し武器の威力を得る]
貴女、見たところ戦士じゃないでしょう。ならその宝具になにがしかのデタラメがあると考えます。
[有利な位置に居ながら、この相手がなぜ今まで襲って来なかったのか。それは槍を振るうタイプでは無いからだと結論づけていた。
ならば重要なのは地の利ではなく、発動条件であろう]
でも……その槍の外から攻撃できますよ。私。
[しかし過信もしない。予想は隙を産むから]
[武具を手に取る、少女の英霊に。
どうあっても、戦いを避ける見込みはないと、判断して]
ああ――……それは奇遇ね。この槍もね、飛び道具なの。
[言うが早いや。細腕を振るい、影長く曳く槍を眼下に投じる]
――えぃ。
[それは、盾をも貫く疾き一撃――では、なく。
そこらの若者が投げるのとさして変わらぬ、平凡な投擲。
卑しくも英霊たる身であれば、容易に回避できようというもの]
[ファフの言葉に笑いだしそうになる。
どうしても気に入らなかったらしい、一撃必殺が。
だけど、命令は断らないときた]
あいつ、物騒だけど馬鹿で、
そして純粋なんだなぁ。
[どうなることかと思ったけど、
巧くやれそうな気がする。
もっとも気まぐれを俺が起こさなければだけど]
…………。
[緊張感のない、槍よりはボールを投げる方が似合う掛け声。
投げられた長柄は、止まっているようにすら見える。
一歩だけ横に跳んだ。それだけで槍は避けられる。
ヒゥン、ヒゥン、と分銅の風斬り音も使い手の心情を代弁し、困惑を混じらせた]
――……む。
[呟けば。掲げた手には、直前にそこから放ったと寸分変わらぬ槍。
さもありなん。クロノスの御子ゼウスから贈られし、護身の宝。そのひとつ。決して失わぬ必中の投げ槍こそが、その正体。
もっとも、担い手ではないこの身では、必中の魔技は振るえない。
幾度も放てるだけの投げ槍は、便利ではあるけれど、当てられなければ仕様もない]
喚ばずに済ませるのは、やっぱり無理かな――……。
[分銅を放とうとして、止める。
目の前のサーヴァントは、どこから出したのか槍を持っている。
同じ物をいくつも持つのか、いつの間にか戻ったか]
……百度試されても、当たると思いませんけど。
[ヒゥン、ヒゥン、ヒゥン、と。不吉な風斬り音は凶兆のように。
一歩、見せつけるように石段を登り、間合いを詰める]
[石段を上がる歩みは、遅かれど。
少女が攻撃に移れば、次には自分が死ぬだろう。
矢雨を降らすアルテミスの如く、槍を投げ続ければと思っていたが。
少女の言葉どおり、百本投げても、当たる気がしない]
仕方ないわね――じゃ、宝具を出すわよ。
[ひとり、頷いて――ただ、優しい声を虚空に投げる]
[宝具を出す。
そのサーヴァントはそう言った。
だから、笑んだ]
……一撃、必殺。
[ヒィゥンッ、と。一際高鳴る風斬り音。その軌道は遠く、遠く、頭上へ。
限界まで糸を伸ばし、力を溜める]
――おいで。
[白き腕を、差し伸べれば。
高天の大気のごとき澄んだ声の音が、未だ消えぬ間に。
秋の晴天に雷鳴が轟き――いずこよりか出でしは、天駆ける白き牡牛。
その背に乗るべく、頭を垂らした牡牛の、角を掴む。
少女が悠長に、待ってくれるはずもないが――、
風斬り音が此方に飛べば、白き牡牛が避けてくれるはずと、信じつつ]
……これは、相手を間違えましたね。
[用意した筋書きはこうだ。
敵の宝具を受ける。
その直後の隙を突いて分銅を落とす。
単純にして明快。笑えるほどに痛快。
しかし一撃必殺が縛りならば、現段階ではそれが最善手。敵に取り入り信用させて、油断しているところを不意打ちするなんて手順よりよほど分かりやすい。
問題は、敵の宝具に耐えられるかどうかという、それだけのこと。
そして……この敵は、それだけが圧倒的]
来なさい、鈍牛。
[見下すように言った。
彼女はアサシンのサーヴァント。ハサン・サッバーハだから]
/*
姫倉の兄ちゃんが
すでにpt枯渇気味ですどういうことなの…。
発言数61って。 61って!!
ログがゆっくりの今のうちに、頑張って読む。
よむ。
*/
――鈍牛かどうかは、そのうち、見せてあげる。
あなたが、生き延びればだけどね。
[白く輝く毛並みを、漉くように撫でてやる。
牡牛は満足げに、電光混じりし吐息を漏らして、蹄を鳴らす]
じゃあ、いくけど――……、
[蹄が、石段をこつこつと叩き。
雷鳴轟かすゼウスが遣わせた牡牛は、深く深く、息を吸う。
その、雷神の眷族たる由縁を、いままさに解放するために]
ユピテル・サンダー
――『雷 神 の 息 吹』
[眩い閃光と、ともに。
顎も外れよとばかりに開かれし、牡牛の口から迸るのは。
如何なる術によってか、宝玉のごとし球体に整えられた、揺らめき輝く稲妻の大玉。
宝具としての格は、さして高くはないが――、
それとて宝具は宝具。当たれば、痺れる程度では済みはしない]
……その英雄は竜殺し。
[小さな唇が詠う。絶対の自信を持って左手を翳す。
主の望みを叶えるのには、これが最も確実]
竜の心臓を貫き、返り血を浴びて不死となる。
[両手に魔力が渦巻き、全身へと広がる。不快な感覚。全身の肌からウロコが生えるみたいな、醜悪な気持ち悪さ]
その返り血は剣を持つ両手へと、最初に最多に降りかかった。
[その宝具は専制防御。効果は不死の拡大]
―――『ファフニール』
[牡牛の雷を受け、飲み込まれる。不完全な不死は、攻撃の全てを防ぎはしない。痛み、痺れ、苦痛が全身を苛む。
だが、彼女はハサン・サッバーハ。
薬物により痛覚を誤魔化し、致死の重傷を負うまで戦闘を続ける悪夢の権化。
雷のただ中で、腕を振り下ろす。指輪に連なる分銅を、目の前の敵へと叩きつける]
え――、
[正面から受けたのは、まさしく想定外。
避ける素振りもみせないなどとは]
え、と……、
そこまで、甘くみられたのかな……?
[――無論、そのはずもなく。
戦いを甘くみたのは、自分のほう]
――あ、痛っ!
[――幸運に恵まれたか、神々の加護か。はたまた、牡牛の纏いし電膜の賜物か。
美しき髪纏う頭蓋を砕いたはずの分銅は、僅かに反れ。
彗星のごとくに肩口を掠め、肉を幾ばくか削り。
その勢いを緩めながらも、左の肘を砕かんばかりに痛めつけた]
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