499 【飛び入り歓迎】まっくら森・ふたたび【完全ランダム】
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[赤い燐粉を煌かせながら、
蝶はその翅を重たげに羽ばたかせてゆきます。
>>2 少女の答えもまた曖昧なものでした]
……気持ち?
それは、森で見つかるようなものでしょうか。
[疑問を交えた小さな呟きが零れます]
わたくしは、……ただ、悲しみの源を。
お手伝いとは、不思議なことを仰るのですね……?
[この森で何が出来るか、何をしようとしているのか、
そのためにどうすればいいのか、それすらも酷く曖昧だというのに]
( 21 ) 2010/07/02(金) 18:26:33
[暗い森の中が白く霞んでゆきます、氷霧。
あえかな月明かりが差し込めば、細やかな氷の粒はきらきらとその輝きを反射して、それは闇の中の星のようにも見えました。]
………、
[寒い、という少女の声に足を止めます。
確かに吐く息は白いのに、わたくしは寒さを感じることはありませんでした。]
( 22 ) 2010/07/02(金) 18:40:45
[やがて道が開け、再び湖が視界に入り始めました。
けれど氷霧は湖の上を白く、白く覆いつくして、
確かにそこに架かっていた橋は、
霧の中にまぎれてしまっていたのでした]
( 23 ) 2010/07/02(金) 18:44:25
〔>>17 起きた男を振り向いた〕
おんや 気絶してたようだけど、起きたね。
〔じつのところ、看病しようとあたふたしていたヒグラシ>>11>>12>>13に笑いを堪えながらも 男を心配していた訳で〕
軽い脳震盪ってとこだろうけど、問題はどうしてそれを起こしたかって話だな。
ヒグラシさんが聞き出してくれるといいんだけどな。
( +7 ) 2010/07/02(金) 18:48:35
[...はまっくらな森の中、あてもなく歩きながら、さすがにあてがなさすぎて足を止める]
……うー。
[小さく唸ると、]
そういえば、望めば叶うなら…
[下を見ると、サンダルがスニーカーに変わっていた]
あはっ
[楽しそうな声をあげると、...は駆け出した。傍目には発狂したかのようにでもみえるだろうか]
すごい!すごい!!どこまでもいける!
[駆け回ってたどり着くは<<わがまま娘 サユラ>>の近く]
( 24 ) 2010/07/02(金) 18:53:11
麦わら フーは、わがまま娘 サユラに、また会ったねと笑顔を向けた*
( A7 ) 2010/07/02(金) 18:53:57
( -6 ) 2010/07/02(金) 19:00:54
〔足下に転がる下駄を見つけた>>18〕 なんだ、これが当ったのか
〔軽く下駄を踏みつけてみるが、何も感覚がなく、足が通り抜けただけで*〕
( +8 ) 2010/07/02(金) 19:02:26
>>17>>18>>19
起きたか。
そんだけ喋れるなら、大丈夫だろうよ。
…下駄?
[少し素っ頓狂な声色で、落ちている凶器の名前を呼んでしまった。
だって、どう見たって用法用量が正しくない]
飛んできたのか?
誰かにセクハラでもしたのか?
[それは殺意と憎しみというより、悪戯心が満載された忘れ物に見えて]
( 25 ) 2010/07/02(金) 19:58:43
[湖の岸辺に佇みながら、物思いにふける。
結局、湖の周囲に手がかりは何も無かった]
消えたくないって思ってたけどさ。
もしみんな消えて、おいらだけが残ったらどうしよう。
この森から出て、何が待っているのかも分からないし。
消えたほうがいいのか、消えないほうがいいのか分からなくなっちゃったよ。
[湖の入り口に立っている犬を見つめ]
教えてくれよ、お前はこの世界の住民だろう?
おいらの頭の中に、話しかけてくれよ…。
( 26 ) 2010/07/02(金) 20:00:06
森にじかに関わらせるために野外に追い出したってことなのかしら。
え?
[...はまだあれこれと考えていると笑顔で駆けて来たフーに話しかけられる(>>24下act)]
どうしたの? 随分とご機嫌じゃない。
[出会ってからずっとどこか掴み辛いものを感じている相手に、苦手意識のようなものを抱いていた]
( 27 ) 2010/07/02(金) 20:04:13
(あの日、寝室に鍵をかけていた筈なのに彼女は現れた。彼女は施錠を望んでいなかったのか、そもそもそんな意識を向けなかったことで鍵の用を為さなかったのか――)
[それは今となっては確かめる術の無いことだった。いや目の前の彼女に直接聞けばいいことなのだと理解はしていたが]
まあお互い、無事でよかったわ。
ここに居残る事が無事なのかどうかはわからないけれどね。
[口に出したのは結局、こんな他愛のないこと。何か話さなくてはという意識と、警戒感がどうも口下手にさせている]
寒い、わね。
[気がつけば随分と冷え込んでいる。歩けばいつしか湖の傍まで*歩いてきていた*]
( 28 ) 2010/07/02(金) 20:04:34
私は物書きだ。
断じてそんな趣味ではない。変態でもない。さすがに相手を選ぶ。
[何がと聞いてはいけない]
医者といえば、そんな男も紛れていたな。
会ったかい?
姿が見えなくなって久しいのだが。
帰れたのか、攫われたのか。
人知れず消えたのか。
あぁ、煙草は吸えばいいさ。
お陰で鳥にも逃げられたが。
[顎で示した先では、淡く金色に光る金糸雀が忘れることなく歌を紡いでいる]
( 29 ) 2010/07/02(金) 20:04:38
[サユラ>>28に応答すると、その表情に陰りが生まれた]
サユラさんは、せっかくなら出来なかったことをしてみたい…て思わない?
[出来なかった、と口にしたとたん、足元はもとのサンダルに戻ってしまった。…どうも、気を使って話しをしている風なサユラに]
…………夢なら醒める前に
[やや落ち着いた声でつぶやいた]
たとえばここにこなきゃ会えなかったはずの人も、いるでしょ。
………そういうこと…
[共に歩けば湖にたどり着く。テッドの姿を認めるだろうか]
( 30 ) 2010/07/02(金) 20:13:08
麦わら フーは、わがまま娘 サユラが己を訝しがっているのにも気付かずに。
( A8 ) 2010/07/02(金) 20:14:24
麦わら フーは、曲芸師 テッドに向かって手をぶんぶか振った。
( A9 ) 2010/07/02(金) 20:14:56
曲芸師 テッドは、麦わら フーに向かって手をぶんぶか振った。
( A10 ) 2010/07/02(金) 20:18:02
出来なかったこと、ね。
[出来ない事ではなく過去形にした事(>>30)に深い意味があるのかと...は静かに考える]
そうね、例えば男に生まれたかったとか。
あはは。
[無論、そんな戯言で自身が男になるわけもなく、自嘲気味の笑いに紛らわせた]
知らない人ばかりで会いたい人なんて――ここにはいない。
いない……はずよ。
[ジャラと首元で鳴る鎖を知らず、指で弄っていた。自分は無意識に誰かを避けている。きっと顔をあわせれば決定的に何かを感じてしまう因縁じみた誰か、を]
( 31 ) 2010/07/02(金) 20:20:39
わがまま娘 サユラは、曲芸師 テッドに手を振るフーの横で非礼にならない程度の軽い会釈をした。**
( A11 ) 2010/07/02(金) 20:21:27
[2人に向かって少し疲れた表情で]
周りにはなんにもないんだ。
[犬に目をやり]
こいつがおとといおいらをここに連れてきた事には何か意味があると思ったんだけど…。
あと、調べてないのは水の中くらいだよ。
[苦笑いして]
( 32 ) 2010/07/02(金) 20:21:49
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