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私はもう戻れないの。
[この森からではない。今ここにいる頃のような自分に、だ。
私は、今の私と違う私はもっとずっと人生を生きていて、
もっと理不尽な中、
もっと不快な世界を、我慢しながら生きてきた。
歯噛みしながら、
苛立ちながら、
処構わず蹴り飛ばしてしまいたいような衝動の中、
果たす事も出来ず、ただ生きていた]
そっか。
私は、戻れないんだ。
[子供の頃、こうしていれば――そんな選択肢、IFを想像できない。
望みつつ、違うものを渇望しつつ、
結局は自分の性格と性根は、
無茶をすることなく、違った可能性を考えるでもなく、何度繰り返してもそう代わりのない人生を歩んでいく]
それがわかっているからこんなにも腹立たしくて――
[次第にぼやける視線が、彼女達がまるで自分の手の届かなくなる距離へ遠のいているような錯覚を...に与えていた]
私だって……
わたし、だって……
[遂に零れる弱音。]
お姫様に、なりたかったわよ……
[ジャラリと鳴る鎖は無慈悲な束縛の音。黄色い鳥は彼女を置いて羽ばたいてゆき、白い犬は彼女を捨てて、歩いていった。]
いくじなし…
わたしの…いくじなし…
[世を、他人を、自分以外のせいにして、自分勝手に斜に構えて諦めきって……
不器用な自分すら嫉ましくって]
なにも、しなかった。
(出来ない、無理、そんな事ばかり、思い込んで)
[湖のほとりで腰をおろし、膝を抱えて丸くなった。泣き顔は見せたくない。更に泣く事すらできないでいれば、そんな自分を見せたくない。だから丸まった。助けを求めることすらできず。自分の殻へと*篭もっていった*]
いくじなし…
わたしの…いくじなし…
[世を、他人を、自分以外のせいにして、自分勝手に斜に構えて諦めきって……
不器用な自分すら嫉ましくって]
なにも、しなかった。
(出来ない、無理、そんな事ばかり、思い込んで)
[湖のほとりで腰をおろし、膝を抱えて丸くなった。泣き顔は見せたくない。更に泣く事すらできないでいれば、そんな自分を見せたくない。だから丸まった。誰かに助けを求めることすら思いもよらず。ただ一人だけの世界へと――自分の殻へと*篭もっていった*]
[ぶらりと湖の周囲を歩き続けると、赤い髪の少女が見えた]
おや、あの子は前に会った事あるね?
名前なんだっけ?…サユリ?
[膝を抱える少女の傍に歩を進める。少女が気付くようなら話し掛けようかと]
(私にとっては先を見せる、ある意味希望と癒しの光だった金糸雀も、見る者の思い一つで違う顔を見せるだろうか)
[つらつらと考えながら無意識で煙草を吸おうとし、ふと手を止める。
そういえば、この少女は煙に顔をしかめていたなと思い出し。
そのまま、小鳥の代わりに現れた少女の頭を、優しく撫でた。
どうか、嫌がりませんように。
目の前の男がその思いに気づき、クスリと笑った**]
パジャマ ジェリコは、コミットボタンを「ポチっとな!」
パジャマ ジェリコは、コミットをやめちゃった。
[顔を伏せたままの少女に、気まずそうに頭を掻いた]
あー。邪魔しちゃったかね?…具合でも悪いのかなと。
大丈夫なら俺、あっち行ってるけど、君、なんだっけ、サユリ?大丈夫?
[そっとハンケチを差し出す。女性にはジェントルです]
邪魔…かぁ…
[顔をあげて、声を掛けてきた相手を見る。
遠い記憶の中の自分は声を掛けてきた男に何と言って追い払っただろう。そもそも声を掛けられたこともどれだけあったか…]
あ、ごめんなさい。
別に具合は悪くないわ。
[ハンカチを受け取ったが、案の定涙は流れていなかった。泣けない自分は、ここでも泣けないのだ]
貴方は――
[何を聞けばいいのか迷う。少しの間をおいて]
ここ、どう思いますか?
[実に今更の問いだった]
なら良かったー。じゃあお嬢さん、お隣失礼。
[大丈夫だと言う返答に二カッと笑うと、少女の隣に胡坐をかいて座る]
ここねぇ…そうさなぁ。まっくらだけど面白いね。
君は?ここ好きかい?
[少女の方を向くと、のんびりした笑顔で答えた]
嫌い。
[間髪入れず、だった]
ここはなれなかった私を見せつけられているから。
けれど…
ここじゃない、ところも…嫌い。
[今度は幾分躊躇うように、呟いた]
[気づくと、足元には沢山の花びらがつもっており、まるで自分を弔っているかのようだと思うとぞくりと身震いした。その事実から目を背けるように顔を上げると、]
…ぁ
[赤毛の少女のそばに、男性が手を差し伸べているのが見えただろうか。既視感。]
――ああ…そうだった
(私は、見たことがある)
[...が思い起こしたのは四角い白い部屋の、わずかな光。差し込む四角い隙間。それは「窓」。さらさらと入るヒカリの中で、紫のドレスをまとった少女と、赤毛の少女が、往来の中ですれ違う瞬間。その場面だったろうか―]
あの、ペンダントを見たのも、そのとき…か
[…動けない自分は、気品あふれる少女も、元気に動き回る少し不機嫌そうな少女も、ひどくうらやましくうつった。そのとき、少女の胸にあのペンダントはあったろうか?
覚えているのは、私と視線が合って、気まずそうにどこかへとかけていく赤毛の少女の姿だけ。]
[少女の答えに首を少しかしげ、拒まれなければそっと頭を撫でるだろう]
なれなかった自分って、そんなに素晴らしいの?
俺から見たら、君はとっても素敵なんだけどなぁ。
[空中から大きなカサブランカを取り出した]
君に似合うと思うんだよね。凛としてまっ白で飾らないのに美しい。東洋ではユリって言うんだよ。
君の名前、サユリって言うんだろう?同じだね!
[勘違いしたまま笑顔で花を差し出した]
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