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>>669
吹っ切れてよかった。でもケーキ四個は普通だって。
つーか、次回はお前がオレに奢るんだからな。覚えておけ。
[起き上がるレーモンに10(20)回頭をぐしゃぐしゃにした。
が、いきなり真剣な顔でレーモンに囁いた]
ホリーは結構恋愛に重いタイプだぞ。
軽い気持ちで付き合ったら、すぐに疲れ果てて辛い目にあう。
レーモン、お前はそんな軽い気持ちで「好き」って言ってるんじゃないよな?全部受け止める覚悟あるんだよな?
[...自身はホリーを重い女とは思ったことは一度もない。それはきっとお互いの間にあるのは「愛情」ではなく「友情」だからだろう。
...にとってホリーも大切な人に間違いはなかった。できれば幸せになってほしいと思う。それが目の前の親友によってであってほしいなと思いつつ、...は答えを待った**]
>>668
[自分の本心は門限破りたかったのかもしれない。
けれど、クラムの言う事が正しいのは分かっている]
……そうだな。
ゼタ仕方ねぇ、帰るか。
また、こうできたらいいな。
祭り、ゼタ楽しみにしてるぜ?
……あと、帰りのバスもな。
[手を繋いで宿舎まで戻った。
人目に触れるのはまだ気恥ずかしそうなので繋いだままロビーにまで入ることはしなかったけど。
翌朝、帰りのバスも自然と隣同士に座る。
普通の雑談に始まり、連絡先を交換したり、そのうち疲れがどっと出たゼタが寝てしまうわけだが、学園に着くまで周りから見えないようずっと手を握り合っていた――]
― 神社にて ―
[戻ってきた、入り口。いつもと、いつもではないときの、境界線。
だから、その入り口を越えようとしたときに。境界線のそのさなかに。
もう一度、抱きしめた]
……ありがと。
[それだけを伝えて。その頬に優しく口づけて。そっとその手をほどいて――境界から、いつもへと。]
― 図書室 ―
おおー。じゃ、これから
本を探す時はクラムに聞くことにしよう。
ニコラスの影響で、読書量も増えてきたことだし。
お、行くんだ。誰と誰と?
もしかして……
[じーっ、とクラムの顔を見つめた。
調べ物が終わると、助かったありがとうと頭を撫で]
>>670
そのミサンガが『後任が見つからない』という願いで
切れたら面白いものですがね
[苦笑混じりに言う。そんなことは絶対無い、細工をした以上
そんなものは必然でも偶然でも何もない。自分が黙っているだけで
ただの気休めだ]
笑顔の連鎖…それを自分の幸福だと思っている人間には
経済力も名声も後からついてくるんだよ
エジソンは
『私は失敗などしていない。これでは上手くいかないという事を
数千回“確認”しただけだ』と
ファーブルも名声のために虫を観察したと思いますか?
過去の大きな偉人達は『自分に興味があること』だけに
とことん専念しただけなんだよ。
アインシュタインも、そう…レオナルド・ダ・ヴィンチも
その『興味があること』が『誰かの笑顔』だったら最高じゃ
ないかな?…ま、僕はその最初の一歩を踏み外してしまった
これは覆せないことなんだけどね
[苦笑いが普通の笑顔に変わる。憂いを伴いながら]
― お祭り当日 昼・資門中学 ―
引き取りに来たよ、先生。悪いね、無理言って。
[保管していたダンボール一つを受け取り
中身を確かめて、満足そうに頷いた]
結構重量あるな、これ。
さて、明るいうちに準備しとかなくちゃ。
[外に止めてあったバンにダンボールを入れて、助手席に乗り込む。
運転席の男性に頼み、車を出発させた]
[レリアからのメールを受け取ったのは
神社を見下ろせる丘の上]
……おっと。もうそんな時間なんだ。
『To:レリア
Re:
オッケー。これからそっちに向かう。
ちょっと遅くなるかもだけど、空でも眺めてて。
じゃ、また後でね。』
[携帯を操作し終えると、懐に仕舞う]
そろそろ出発したいんだけど、いいかな?
[大きな声で、隣にいる大人に声をかけた]
[ゼタと手をつなぎなが宿舎まで戻って。
別れてそれぞれの部屋へと向かう。
帰りのバスでは、疲れて寝てしまったゼタを見てくすりと微笑むと、体をあずけるようもたれかかり、自分も眠った。]
― 祭りの前日、神社にて ―
っ、
[不意打ちに抱きしめられて、息が詰まったのは。
驚きからだったんだろうか、それか。
ありがとう、と震えてしまうこえで囁いて、触れたくちづけを濡らしてしまったのは、許して欲しい]
……ありがとう、ございました。
[一歩。手を離して、踏み出す前に]
あなたを好きで、良かった。
[一歩。地面に触れる前に囁かれたのは、どちら側の言葉だったんだろう]
それでは、また、なのですね!
[そう言って、ふにゃり笑って。熱演素敵だったのですよ、とぺこり礼をして、からころ下駄を鳴らして去っていくのは、きっといつもの、自分だった]
[名前を呼ばれて。何事かと、一瞬思ったけれど。
すぐに先程の問いに対するものだと、思い直して。
その言葉を。続いた言葉を。少し、反芻して。
口を開こうと、したけれど。何を言えばいいのかわからなくて。
ただ、ユウトの言葉を、信じようと。]
…大事に、お預かりします
[やがて、小さく口にして。]
……さっきは、ごめんなさい…
[今度は、自分からユウトを抱きしめた]
――夏祭りまでの間――
[林間学校が終わったあと。
生徒会の仕事も本格的に始まり、各催しや予算についての会議が多くなる。
学年書記の仕事は少ないものの、「いち生徒会関係者」として積極的に顔と口を出していたため、それなりに忙しい、充実した日々を送っていた。
同クラスで同じ役職のロイには、それなりに頼っていただろう]
……そういえば。
それ、まだ治らないのか?
[夏祭りが近くなったある日、学校のどこかで生徒会の仕事を終えたあと。
ロイが付けている眼帯を指さして言った。
一時的なものだと思っていたのだが、出会ってひと月経っても、彼の右眼を見たことはなかった]
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