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―自宅―
[ユウトの微笑みを真直ぐ受け止め、父はただじっと黙していた。
ユウトが頭を下げた時、シルヴィアもお願いします、と頭を下げて。
じっと、親が口を開くのを待った。
やがて聞こえたのは父が深く息を吐く音。
それを耳に受けながら、胸元から本来の場所へと移ったピンキーリングを見つめていた。
父は何か言うでもなく、席を立ち。
二人の後ろに回って。
がし、と二人の頭に手を置いた。若干―特にユウトの方は―強めだったかもしれないが。]
「正直行かせたくない。だが、無理にここで引きとめたら、きっとヴィーアの笑顔を消してしまうんだろう。
もうこうなったらヴィーアの心はユト君にしか守れない。私たちではヴィーアの“笑顔”を引き出せない。」
[父は家でシルヴィアがユウトのことを語るのを、反応こそしなかったもののちゃんと聞いていた。何度かユウトが家に来た時、ほとんど口を開かなかったものの、二人の笑顔をちゃんと見ていた。
なんとなく、将来連れていくのはユウトだろうと、感じていた。流石にこんなに早いとは、思っていなかったけれど。
でも、数年早まっただけだと無理やり納得させる。]
「それだけ言いきったんだ。絶対守れ。」
[ただ。せめて。
言葉と同時にぼす、と背中に手刀をいれたのは。許して欲しいと父は思った。]
[ゼタの選手宣誓というか──彼の言葉を聴き終えて目を細めた。
進行役なので、それ以上の反応は、いまは出来ないけれど。
ゼタの言葉に発奮し、わあっと盛り上がる場内を、アナウンスで遮る]
静粛に願います。
選手代表、1−Bのゼタさん、ありがとうございました。
えー、本日は男女各9チームの総当たり戦です。
男女共に計36試合を消化する、疲労困憊デスマッチです。
1試合25分、インターバル5分の計30分。
1セットごとにコートチェンジして、2セット目を開始してください。
各クラスの厚生委員は審判を勤めてください。
以上。うん、進行上必要なことは、告げた。告げたよ。
[ばち、と大袈裟に進行表を床に叩きつけ、マイクを手に取った]
今回の大会も顔面はセーフ!
細かいことは気にするな! 愉しんだもん勝ち!
いままでクラスに馴染んでなかった、そこの君たち!
思う存分、本領発揮するとよいよ!
散! 健闘を祈る!
[ゼタの言葉を重ねて、教員からマイクを奪われるまで、
笑いながら生徒達をけしかけた。さて、お祭りの始まりだ]
[ゼタの演説が終わると、立ち上がって大きな拍手を送る。
最後の選手宣誓というより宣戦布告には、今日初めての素直な笑顔が出た]
……送られる側がこの覇気で、送る側がこれではいかんな。
[深呼吸をして、意識を集中させる。
コートに立ったときには、平時の気力が戻っていた*]
― 球技大会 ―
[ゼタの演説を聞き終えて。周囲が大拍手のなか、ただひとり黙して。のんびりとコートに向かって。ボールを拾い上げた。
きっとゼタは拍手より、全員がドッジボールを愉しむほうが、喜ぶだろうから]
よーし全員、勝つよ!愉しめ!
[その声で十分のはず、と。]
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