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[全部説明して、ついでに最後に皆を一回ずつぎゅうって抱き締めて(役得)
荷物を纏め終わった鞄を抱えて再び脱衣所へと戻る。
都ちゃんにも伝えたかったけれど、そう言えば部屋を知らなかった。
(山田さんは、未だ女の子だって知らなかった。)
…少しだけ寂しいけれど、全員に挨拶している暇はきっと無い。
すでに運転を終了していた乾燥機から衣服を出して、畳んで鞄へとしまう。
全部の準備を終えて、忘れ物が無いかを確認して――
ふと、ハンカチが一枚紛れているのに気が付いた。
昼頃、西野に借りた物。…嗚呼、洗い返しそびれてしまった。
暫く考えて、鞄の隅に大事にしまっておく。
これは慌てなくても、この先返す機会は充分にあるだろうから。]
[今度こそ忘れ物が無いことを確認すると、鞄のチャックを勢い良く閉めた。
――随分、長い事ここにいた気がする。たった数日の筈なのだけれど。
なんと無しに小さく笑って、立ち上がった。
少しだけ名残惜しいけれど、そろそろ行かないといけない。
…大丈夫。
きっと、また皆と会える。
どこか祈りにも似たそれを、言い聞かせるように心で唱えて。
漸く、荷物を抱えてその場を後にした**。]
……はいはい、わかったわよ。
[結城からの連絡で、まどろみから叩き起こされた。
眠い目をこすりながら、iPodnanoを手に取る。]
リンリンがボートにまだ来ないから連れて来いって、ったく人使い荒いんだから……。
女の子は支度に時間がかかるものよ〜
[渋々起きあがると、学校指定の制服(男用)を着て身支度]
[誘導対象は脱衣場に居た。なるほど結城が見つけられない筈だ。
自分が日恋の調査員であることを告げながら、ようやく準備が出来たらしい二越を、先に待つ結城の元へと誘導する。
[二越が部屋に来ると、事の経緯とここから出て行くことを告げられる。
掛ける言葉は少ない。]
…二越さん、がんばってね。
[そう言って、抱きしめられた後に一度頭を撫でた。
その後姿を追うことは*しなかった*]
―ちょっと回想―
…あっ、ワンコにお別れ言うの忘れてた!
[山田に連れ添われてボートにのる手前、突然そんな事を言い出した。
何を馬鹿な、という顔をされたかも知れないが個人的にはとても重要だ。
しかし戻る訳にも行かない。したら間違いなく馬鹿かと口に出される。
…一部の人達は歓迎してくれるっぽいけれど。
考えた末に、鞄の中からがさごそとおやつの袋を取り出して
プレーンクッキー数枚を丁寧に包むと、其れを山田に渡した。
修学旅行前に自分で焼いたものだから、おやつ〇円までの枠に括られない。
なんて経済的!]
…これ、ワンコに渡してあげてもらっていいかな。
山田くんも食べていいけど、ちゃんとワンコの分も残してあげてね?
[男子制服を着ていたから、結局山田が女子だとは知らないまま。
お願い!と両手を握って半ば一方的に頼み込むと、漸くボートへ*乗り込んだ*]
−矢口と碓氷の部屋。−
[鈴が、来た時、ちょっとだけ身構えてしまった。
まあ、マグカップのコーヒーをこぼすほど動揺はしなかったけれど。
島を出る、ということはそういうことなんだろうって思った。
少なくとも、鈴はあの死ぬほどムカつく西野の事を、
一緒に島を出る相手に思える程度には好きなのだろう。
ああ、やっぱりムカツく。
ムカつくけど、それ以上に]
(また、鈴だけどっか行ってまうなあ)
[母親が、大きな荷物と一緒に鈴の手だけ引っ張って出ていったのを。
ベランダからずっと──姿が見えなくなるまで見つめていたのを、
ちょっとだけ思い出した。その時自分がおもった事も]
……。
[鈴に抱きしめられて、当たり前みたいに抱きしめ返しながら
小さい頃の記憶を反芻する。
いつか、男の子みたいに強くなって鈴に会いに行こう。
そんな風に思った結果が、今の自分だ。
でも、その鈴が。今度は、自分から出ていく。
自分が出ればきっとまた会うことはできるのだけれど。
自分の存在の根底が、思いっきり崩落していくような、感覚。
離れていても解り合えていたはずなのに、急に鈴を遠くに感じた]
気ィ、つけてな。
[大きな荷物を持って、鈴は鈴は部屋を出ていった。
小さい時みたいに泣いてせがんで引きとめるほど子供じゃない。
コーヒーは、ぬるくなっていた。
うまく笑えていただろうか]
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