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―食堂―
[結城の頭の中にいろんな文章が展開されている気がした。
とりあえず、答えが出るまでのんびりと待っていた。
紅茶とケーキは素晴らしい組み合わせだと思う。]
…そうか。
好物同士だとそうかもな。
[頷いた。レアチーズケーキは少しずつ
味わって食べている派だった。]
ティーソーダとかでもいいかもな。
[と、そこに矢口が降りてきた。
中辻=鶯谷扱いに中辻(見えない)は
困ったような顔をしていたかもしれない。
見えないので不確定。]
矢口、あの子は大丈夫そうか。
二越さん、私ももらうね。
[ケーキを一つ頂いて食べ始める。
至福の時間。
作られたチャーハンもそれなりには美味しそうに見えたが、とりあえずは甘いもの。]
二人とも、まだ帰ってこないね。
[あの後何か進展があったのかもしれない。そう思いながらフォークを動かす。
山田に見られていたことや誤解を受けていることなど知る由もなく。
もちろん、林で密着していたわけでもないのだが。]
ひとまず、大丈夫かな。よく寝てるよ。
大丈夫じゃなかったら、日恋がティナちゃんと一緒に保護してくれるだろし。
[フォークをくわえつつ。
そういえば、お粥とか用意したほうがいいのかなとかなんとか。
杏はまだ戻ってないらしいが、自分で作ると煮すぎて重湯になりかねない。
誰かに頼んでしまうのも手かもしらない]
ん、そうだね、、、。
[曖昧な言葉になってしまったのは、矢口がやってきたからだった。鶯谷は大丈夫なんだろうか、と思うもどう問いかけるか考えている間にもう更科が質問しており、結局、下を向いてしまいそのままちらちらと様子を見る格好に落ち着いた。]
…帰ってこないな……。
道に迷っていなければいいが。
[そういえば初日林に行った西野は
道に迷っていた気がすると思い出しつつ。
両の手の指を絡ませて、その上に顎をおいた。]
碓氷、彼ら様子はどうだった?
又聞きなので仔細分からないが
和解出来ているといいんだが…。
[それはそうと山田は何で木の上が好きなんだろう。
更科自身は見ていないのだが]
ああん、まなみんの真面目な授業態度ってば、後に御手洗家の嫁になるための教養を磨いていたからなのね〜〜
しかも、ほら、クラスでもちょっとへんたひチックなおトイレと、まさか濃厚な愛を育んでいるなんて、言い出せなかったからまなみん、恋なんてしないとかなんとか言って、他の男子をはねつけてたのかしら〜〜
も〜
まなみんってば、水くさいよぉ〜〜
[木の上で盛大な身悶え]
う、ん。
いい雰囲気の二人だったよ。
双海さんの好みってそうだったんだって、思ったな。
考えたら、城君って双海さんのことちゃんと一人の女の子としてずっと扱ってたもんね。
[更科に聞かれて答える。
山田の誤解がさらにパワーアップしてるなどとは思いもつかない。
けれども考えたらそれはそれで玉の輿というやつではないのだろうか。
もっと打算的であればそちらも考えるのだろうが。]
なんだ、俺の料理がそんなに食いたいのか?
[変わった奴だなぁと更科に苦笑。
その後ケーキを受取ながら、ご褒美と聞こえて。]
勝者が敗者の名前を書いたクジ引いて、出た名前に何か一つ命令出来るとかでもいいかもしれんねぇな。
[もちろん常識範囲内で、と付け加える。
ああ、ケーキがうまい。]
[ケーキを食べ終わると、料理のほうを見て]
…チャーハンだけ、もらおうかな。
[ギョーザは遠慮したい。
と考えるのは女の子心理なのか。
チャーハンを手に取ると*食べ始めた*]
いや、駄目じゃねぇけど、な。
単に基本双海の料理が食えるこの場所でそんな事を言うのが意外だっただけだ。
[ま、双海が台所を使わせてくれたらだな、と頭をなでた。
困った顔に我慢が出来なかったらしい。]
ああ、流石に全員に罰ゲームってのも数が多すぎるしな。
鬼がどっち扱いかは……まぁ俺はどっちでもいいわ。
命令したい事とか特に思いつかねぇいし……。
[その時、席の端にいる結城がふと視界に入る。]
あ、結城の裸踊りは少しやらせたい。
[恐らくその場には絶望しか残らないだろうが、怖いもの見たさと言うのはあるのだ。]
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