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どこからって……そりゃ台所からだろう。
鶯谷のタイツの中から出してきたらおかしい話だろうに。
[悪びれもせず、笑いながら肉を食う。]
別にいいじゃねーかよ、硬い事いうなって。
十八超えて飲んでない奴なんて今時珍しいぞ?
[全員十八歳以上らしいよ、大人の事情で。]
[下腹部(つーかアレ)をおさえうずくまったまま顔だけあげる。涙目で葛城を見上げ、うー…とうなった。]
、、、たぶん、いまじゃない。けど。
[どこが痛いか、を口にできない男の子。ともかく、この激痛で逆に冷静に戻れた。心配そうに覗き込む葛城に問いかける。]
ねえ、いま何時くらい? それから、みんなちゃんといる?
[まだ、身動きはできない。]
どうしたも何もあるかい、ボケ!!
[缶を持ったまま思わずグーぱんち]
どーせこんな下らん事考えんの自分やろ。
未成年の食卓に何でこんなもんが出てくんのや。
おかしいやろ!
[完全おかんむり。
途中で鈴や矢口達にパウムの外し方を説明しながらも、
器用に風峯を叱りとばす]
[酒だ。美味いけど。
もう一口飲んでから]
ん、よかった。使ってもらえると嬉しいよ。
バウムとか…それは美味しそうだ。
[双海に目を細めた。それから缶に眼をやって]
…飲んで確認してしまった。
アルコールだな…。
…ジュースみたいだが。
というか台所に備え付けてあったのかこれ。
あっ、ちょっ…ばっ!おまっ!
[突然の奇襲に、缶を落としかける。
何とか空中でキャッチするも、衝撃で少し零れてしまった。]
あーあ、もったいねぇ。
下らねぇって、バーベキューには酒だっちゅう話だよ。
[なぁ?と更科に助けを求めてみる。]
ん、ああ台所に大量にあった。
結構いい酒ばっかだったぞ。
[流石政府、わかってらっしゃると頷く。]
双海、そう風峯を怒ってやるな。
たしかに僕らは未成年だが、台所に置かれていたのなら、飲めということだと僕は思うね。
[まったく普段と変わらない様子だが、手には缶。すでに飲んでいるようだった。もちろん酒と知って]
??
[結城の言葉にハテナマークを浮かべながら、どうやら自分のせいではないらしい、という事だけはわかって少しほっとした。]
どこでケガしたんだ、まったく。
ええと…
[問われて、バーベキューの光景を思い出そうとするも、全員揃っていたかまでは定かでは無い。]
七時前くらいじゃないかな。
全員いたかどうかは、ちょっとわからない。…見なかった奴が何人かいるかもしれない。
立てるか?
大丈夫そうなら、食いっぱぐれないうちに合流した方がいい。
うちがさっきキッチンで目もつけた時には見かけんかったけど。
[お前自分の荷物から出してきたんじゃなかろうな。
そう聞くかのように風峯を見る目は完全に目線が座っていた]
……珍しくて悪かったな。
[顔が不機嫌から治らない。
そろそろ双海の怒りゲージが頂点に達しようとしていた。
沸点が低すぎる?今更今更]
鈴に言ったらなんか、こう、形にしてくれそうなんやけど。
[うーん。普段お菓子を作らないだけにこういうことに関しての
応用が余り聞かないのがもっぱらの悩みの種だ。
飲んで確認している更科の姿に思わず慌てたあと、かくりと肩を落とした]
そんなもん、うちが見つけた時点で全力で海中投棄。
危ないぞ。そこは火の近くだ。
[双海をやんわり止めつつ、
風峯に助けを求められると首を傾ぎひとつ瞬いて考える所作]
…あわないとはいわないが。
お前、酒が似合うな。…それはそれで問題か。
[ずれた。合間に西野のフォローが入った。]
二越にか、聞いてみよう。
…すまん、飲むときは匂いを嗅いでからにしよう…。
[肩を落とす双海に申し訳なさそうな表情をした。]
もうちょっと、、、無理かも。
[ゆっくりと姿勢をかえて普通に腰を下ろす。立てなくはない。立てなくはないがいま立ち歩くとやたら不自然な体勢で歩くことになるだろう。それはできない男の子。]
ん、、、ありがとう。
夕食はじまってるんだね。先に行って、なるべく独りにならないでってみんなに言っておいて。
[すぐに行くから、と頼りなく手を振った。]
ーバーベキュー→モニター室前ー
捨てると海洋汚染に繋がるぞ、双海。
…まあ、そこまで目くじらをたてることもあるまいよ。
[緩かった。]
わたしはちょっと結城の方を見てくる。
多分動けないだろうと思うから。
酒じゃないのはどれだ?
[と、改めてコップを選び直し
ログハウスの中へと入った。ひょいとモニター部屋を覗き込む]
嗚呼、葛城が見ててくれたのか。
結城、肉だが食べられそうか?
そりゃおかしいな。
キッチンの床下収納に大量にあったが……。
[ちなみに、この10倍はまだ残っていたりする。]
なんだ双海、お前飲んだことねぇの。
カクテル系一本選んで飲んでみろよ、旨いもんだぞ。
[飲まず嫌いはよくねぇなー、と残ったビールを飲み干す。
お約束の「ぷはー」という声と共に、笑みが自然と顔に出てしまった。]
ばっか、捨てるとかもったいねぇだろー。
造った人たちに申しわけねぇっちゅう話だよ。
ーモニター室前ー
……、 ……嗚呼
…えっと?
[手に持ったものを取り落としはしなかったが
思考は停止した。]
…生きてるか、…結城
[愚問だった]
そしてお前は何をしてるんだ御手洗。
似合う、か。
そりゃどう受けとりゃいいんだろうか……。
[更科の言葉に、少し考える。]
そう落ち込む事もねぇだろ。
更科が旨ぇと思ったら飲めばいいんじゃね?
[勿論、飲み過ぎとかは論外だが、一杯位ならなんともねぇよと笑い、ログハウスへと戻る更科を見送る。]
あぁ、酒じゃねぇのは良く見りゃわかるわ。
死者に宜しくなー。
そのまんま全部ぶちまけたらよかってん!
飲まん。要らない。
…何やの、ありえへんわ。
[西野は正直な話キッチンのあの発言からあまり信用していないので以下略。
風峯はどう見てもこういうことを好みそうなので以下]
…更科まで。
[ちょっと落ちていた肩が、更に見てはっきりとわかる程度には落ちたかもしれない。
ふい、と踵を返して]
もう、知らん。
[機嫌の悪そうな一言を残して林のほうに走って消えていく。
食事関係は、自分がいなくても鈴がいれば大丈夫だろうから]
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