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まあでも、後日の修学旅行まで面倒見てくれるっていうくらいだし、政府公認の機関なら身の危険は無さそう、かな?
あとは、理由というか、目的ですよね。
何のために?
[モニターに向かって尋ねた]
トーマス。君の言いたいことは分かった。
つまり、少人数学級で、教師の眼がよく行き届く……。そういうことだ。
[矢口の案を採用した]
これによって子供は充実した授業を受けることができ、大人数での集団心理であるイジメ問題も今は減少傾向にある。良いことではないか。
[西野や矢口の回答に、確かに……と頷く。]
確かにそういった面もあるだろう。
しかしここ数年での出産率及び結婚数の低下、これは尋常じゃない。
事実ほぼ全ての学校の生徒数が五分の一以下となってきている。
そしてそれを危惧した政府は日恋を結成し、あるプログラムを開始した。
それが『恋愛実験プログラム』。
簡単に言ってしまえば、選抜されたクラス全員に隔離されたエリアで恋愛するまで居てもらおう、という物。
ちなみにこのF組はクラス替えの前に、事前に国から学校のほうに指示が出されて選抜されたメンバーだ。
その選抜方法や何を参照にしたかまでは私には解らないが……。
修学旅行に紛れた理由は、この活動は基本的に秘密であるからだ。
特に行動前に情報が漏洩することは避けたい……だが、各自が数日分の外泊の用意をする機会なんて中々無いからな。
他にも色々理由があって、この様な形となった訳だ。
といってもまぁ、気楽にしていればいい。
食料や各自の部屋も用意はしてあるし、この島……後で見れば解るが其処は無人島だ、に危険な動植物は特に無い。
生活する分には困らないだろう。
君たちに求められることは一つだけ、恋愛する事だけだ。
そうすれば恋愛した者から順次解放されていく事となる。
ただ……その様な素振りを見せない者は国の施設で更なる特別プログラムを受けてもらう事になる。
説明は大体終わりだが、何か質問は?
……はーい。
[軽く、手を挙げる]
既にカレシがいるとか、
他のクラスに好きな人がいたり、そういう場合はどうなるんです?
[別に、自分がそうというわけではない。
けどまあ、それで見逃されるのであれば、幾らでも嘘は吐こう]
あのー・・・。
[ダンボールの中から手を上げた。]
トーマスさんに一目惚れしてしまった場合とかは、どうすればいいんですか?
[勿論、自分がそうというわけではない。
けれど、それで誰かがここを脱出出来るなら、それはそれで良いことかもしれなかった。]
俺と接触を持ちたいなら、日恋に入るのをオススメするぞ西野君。
私たちはいつでも人材を探している……そろそろ構成員増やしてくれないかな本当。
上に何度言っても通らんのだこれが。
[頭を抱えて、やれやれといった様子で左右に振る。]
矢口さんだったね。
恐らくそういったことはないはずだが……事前に念入りに調査されているはずだ。
どうしてもという事ならば、もう一度調べなおすが……虚偽だった場合の諸々の保証はしかねないぞ?
……残念ながら、俺はノンケなので少なくとも男は遠慮しておこう。
あと何故か…何・故・か!我々正式構成員の業務中の恋愛は禁止されているのだ。
悲しいが察していただきたい。
…にちれん?
何やの、坊さんなんかい。
[日蓮。違う違う、これでは日本史だ。
周りの離す事を聞きながら、表情は不機嫌を隠さない。
恋愛。なんだそれは。そんなものまっぴらごめんだと思っている。
自分の親を思うと、そんなものに夢なんて描けない]
……う。
え、いや。嘘っていうか。
私、好きなアイドルのほら……、
……なんだっけ、T○KI○?
ほら、あれのキム夕ク?に恋しちゃってるというか……。
………………ええと。はい。別に、好きな人いません。
日恋への加入か。面白い。今すぐ僕をそちら側に入れてくれないか。この業務の手伝いもそつなくこなして見せよう。
[業務中の恋愛は御法度というのも、この際はありがたい]
[他には担任の先生と秘密の恋をしていた場合なども考えたが、先生をロリコンにしてしまう上に、この場にいない先生が嘘に合わせてくれるとは思えなかった。]
(そういえば先生はどこに行ったんだろう・・・)
[鶯谷阿太郎は気が重かった。
難しいことは分からないが、つまり強制的に恋愛させて未来の夫婦にしてしまおうという「実験」なのだ。
恋愛しなければ帰れない。
しかしそれを目指す、それだとババ抜きみたいに、相手に自分を押し付けられる誰かも出てくるかもしれない。
間違っても自分などと恋愛したいなどという人はいないだろう。
帰るためとはいえ、余りにも相手が可哀想だ。
……恋愛に憧れていないと言えば嘘になるが。
けれど、特別プログラムとやらは、性的な意味で不穏な響きしかしない。
一通り考えてから、ダンボールの中で溜め息をついた。**]
ふむ、願ってもないことだが、募集要項の採用条件に学園卒業証明書必須というのがあるんでな。
学校を卒業したら再度打診してくれ、西野君。
質問も少なくなってきたようだし、一度通信は切らせてもらう。
この通信の終了と同時に部屋のロックは解除されるから安心してくれ。
部屋の備えつきのシャワー以外にも男女別の大浴場や食堂等、大体の物は全て揃っているはずだ。
……あ、そうそう。
もちろんだが犯罪行為は禁止だ。
その場合は、即座に連行されるから覚悟していてくれたまえ。
[その言葉を最後に、モニターから男の姿は消えた。]
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