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えっ、ちょっ……
[テツヤの勢いに押されつつも、自分の作るものを気に入ってくれたのはまんざらでもないらしい]
ハンカチを、ですか?……欲しいならば構いませんよ。あんまり大した物ではありませんが。
ああ。
良く歌っていたな……。
お前ほど、綺麗な声ではなかったが。
───好きだった。
[年老いたリアンも、もうこの世の人ではないのだろう。
熱を紛らわすように、普段よりも少し饒舌だった。]
[支えになる人がいないと言った、スイ=レンが、「好きだった」というリアン…。どんな人だったのだろうか?]
なんて名前だったの?いくつくらいの時?どんな人だったの?その頃その人はいくつだったの?
[矢継ぎ早に質問を投げかける。多分、そのリアンを知りたいというより、スイ=レンの過去を知ってみたいという欲求が出たのだろう]
ローズ??
[矢継ぎ早の質問に目を見開き、クッと肩を揺らす。
くつくつと小さく笑みが零れた。]
そんないっぺんに答えられるか。
昔……もう、随分昔のことだ。
俺も、流石に1人じゃ生きていけない程のガキだったからな。
リアンは随分ばあさんに見えてたけど──50くらいだったのかな。
辛抱強い、悪ガキにも平等な優しい人だった──…
[求められるまま、他愛のない会話を交わす。
瞳には、懐かしむような穏やかな光が浮かんでいた。]
──…ローズ。
端末を、ひらいてもいいか?
───キィが、揃った。
[あまり時間はあるまい。
ナギにも、自分にも──いずれは、彼女にも。
意味があろうとなかろうと、最早関係はなかった。
そうして、ナギにも等しく問い掛けるように視線を向ける。]
[また笑われたようで、少し恥ずかしい]
スイ=レンにも、そんな頃があったのね…。
[少し反撃してみた。意味はなさそうだが]
そう、そういう人がいたんだ…?
[楽園にいた年配のリアンにあまりいい印象はなかった。
皆、平等を装って、優秀なキチェスにばかり向き、ローズのようなキチェスには、あまり見向きをしない]
お前。
俺が最初からでかかったとでも思っているのか?
────むくれるな。
[ニヤと笑って、ローズの頬をつつく。
だが、彼女の顔が翳るのに気がついて、空色の瞳を覗き込んだ。]
……?どうした。
嫌なことでも、思い出させたか…?
[表情を隠して笑うローズの姿に、目を細める。
そうして甘やかすように、ぽん。と、彼女の額をつついた。
そうして、ベッドの上へと視線を向ける。]
──ナギ。大丈夫か……?
[声をかけ、容態を確認する。
安定している様子を見ればひとつ頷き、そうして端末へと向かった。]
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