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>>-165
そんな便利機能があるのか、Opera侮りがたい。
分かった、ちょっと導入を検討してみる・・・。
-お昼休み-
[クラスメートの女の子達とお弁当を食べている。アメリカでは弁当というのがなかったので、おもしろいやら、めずらしいやら]
[しかも友達のお弁当の中身との違いなど、興味は尽きなかった。
また、友達からは、またアメリカ話をせがまれ、色々話をする]
あー……。
[勢い良くやってきたまでは良かったのだ。
だが、いざとなると何をどうしたら良いものだか対処に困る。
帰宅部であるから、後輩に知り合いの居るわけでもない。
結局、酷く中途半端に廊下に佇む形となってしまった。]
(……怪しいよな。)
[このままでは、流石に怪しい。
まだ注目を浴びてはいないようだが、校章の色で学年などすぐ分かる。
───人目に立つのは、避けたかった。]
ちょっと、WC…。
[「お手洗い?一緒にいくー」という友人を伴って、教室を出る。その際、廊下をうろうろする男子生徒を目撃するが、気にしない。
友達が、「あれ、上級生よ」と、声をかける。「真梨亜狙いじゃない?」と]
やだ、なに言ってんの…。
………ッ
[不意に、目指す相手が廊下へと出てくる。
咄嗟にそれへと声を掛けられず、再び軽く額を押さえた。]
何やってるんだ……?
[呟いた声は、周囲には聞こえないほど。
何やら背後から、華やいだ囁き声が聞こえた気がして居心地も悪い。]
[帰りがけにも、まだその上級生は廊下にいた]
『やだ、まだいる…』
[友人が囁く]
やめてよ、そういう言い方…。
[友人と教室に入る]
────…。
[苛立ちが表情を険しくさせる。
2人連れの女子生徒が戻ってくる。
それへ、──ぎろり。と、鋭い視線を向けて立ち去った。
一瞬青い瞳が視界に入ると、更に表情は硬くなる。]
『なんか、さっきの上級生、睨んでたわよ…』
[友人が他の女の子に言いふらす]
『えー。大丈夫?』
[なんだか話が違う方向に行きそうになるのを]
ちょ、ちょっと、やめようよ…。
それで、さっき、何の話だっけ?
[話を逸らす]
[真梨亜の脳裏に、一瞬、何かがフラッシュバックした]
…。
『でね。…真梨亜?真梨亜?』
あ、ごめん、えっと、なんだっけ?
『だからー…』
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