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エンジニア キア=ラキ=スイ=レンは、言語学者 ビョウ=ヤ=ナギ を投票先に選びました。
……う…ん?
[桐嶋テツヤは、自分が寝ながら涙を流している事に気づいて目が覚めた]
あ…れ。何で俺、泣いてんだ?
[ここはKK=102にある、とある国のとある町。テツヤは、その町の学校に通う学生だ]
くっそ。何だこれ。(腕でぐいっと涙をぬぐって)
……さて、相変わらずつまらんだろうが、ガッコでも行こか。
[テツヤという少年の日々の生活は…、孤立というのが最も的確な表現だった。
成績は中くらい。運動もそこそこ。…しかし、何よりの特徴は、そのやる気のなさだ。勉強も運動も、あきらかに手を抜いており、落第ギリギリの成績を維持している。ごく些細な条件――例えば、課題を早く済ませたら自由時間、などがあれば、あっさりと課題をクリアして一人教室を出て行く、そういうタイプだ]
[人と共有する趣味もなく、何より学校や教師といった権威を露骨に無視する。といって仲間とつるんで悪さをするでもない。
人目を避けて、ただ読書して知識を蓄えたり、黙々と体を鍛えたりするのが好きという…、当然のように、人とは馴染まない生活を送っていた。
家族からも、何を考えているか分からないと半ば放置されていた]
[黙々と学生服に着替え…]
…よし。今日はこれな。
[…左腕に赤いスカーフを巻いて縛った。
傍から見ても、およそ無趣味でファッションに無関心な彼の、唯一といっていい特徴的な嗜好がこれだった。バンド、革ひも、ものはいろいろだが、必ず鮮やかな赤い何かを左腕に巻く。
理由は、自分でも分からない。でも、テツヤはそれを欠かした事はなく、からかれたり、服装にうるさい教師に咎められたりしても、決してやめなかった。
どうしてもムリな時、例えば祖父の葬式の席などでも、黒い上着の下で腕に赤い布をつけていた]
………。
[無言のまま、家を出た。
朝食もカネで貰っている。途中の立ち食いソバで納豆定食でも食べるつもりだった**]
─コントロール・ルーム─
……KK=102、か。
[──は。と息をつく。
昨夜は、そのままローズの部屋で過ごしていた。
……安らいだ時。穏やかな時間。
こんな気分は、いつぶりだろうかと思う。
未だ眠っていた彼女を置いて、コントロール・ルームへ向かった。
生命維持装置の動きは、監視しなくてはならない。
基地に来て以来の、日課である。]
[窓から青い星を見つめながら、ローズの言葉を思い返す。]
…ショウ。
お前も、……か?
[半身を失った、と彼女は言う。>>5:67
彼もまた、サ=フラ=ワーの死と共に半身を失ったのだろう。
キィ=キョウの埋葬にも言葉を交わさなかった、幼い日の友であった男を思い起こしていた。]
…………。
[ナギが世話をしているだろう。
恐らくは、誰とも言葉など交わす気はないのだろう。
セダでの記憶など、もはや遠いものだろう。
慰めなど、求めてはいないのだろう。
───すべて、これまでに使った言訳だ。]
時間も…ないな。
[自分たちに残された時間は、恐らくはもう僅かだろう。
息を落とすと踵を返し、睡眠ルームへと足を向けた。]
………ッ、ナギ!?
おい、ナギ。ビョウ=ヤ=ナギ、しっかりしろ…クソッ!!
[ハッチのすぐ近く。
大量の血を吐いて、倒れたナギの姿があった。>>2
急いで駆け寄り、肩の下に腕を入れて抱き起こす。
ぐったりと仰のいた顔は、薄暗い照明の中にあって一層青い。]
ナギ、お前…。
[傍らにあるのは食事を載せたトレー。
ショウへと運んできて倒れたのだろう。
そう思い至って、ハッとショウのいる「はずの」方向を見遣る。
───だが。]
────…ショウ。
[サ=フラ=ワーの睡眠カプセルに覆いかぶさるように、>>5:89大柄な姿が見える。
肩から掛けられた毛布の下、淡い紅の色のスカーフがちらりと見えた。
もう、動くことはない。]
………………。
[僅かな沈黙。
やがて静かに、旧い友に話しかけた。]
…ショウ。サ=フラ=ワーとは…会えたか?
お前、相変わらず気の短いやつだな。
さっさと逝きやがって…。
あとで眠らせてやるよ。
お前の……、サ=フラ=ワーと一緒にな。
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