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[コンソールを叩く手を止めて]
最長老は……予感しておられたのかもしれない。
旅立つ前の日に。
私に「あなたの神を最後まで信じなさい」って……。
ん。
ああ、ローズさんご存知なかったですか。僕は兄の代理でここへ来る事になったんです。
ラン=タナと言うんですけどね。ここへは志願して来るようになってたんですけど……どうも事情が出来ちゃったみたいで…
[さすがに結婚のために、とは言えずに言葉を濁した。]
一体何のために僕をここに呼んだのかと。
[はぁとため息をつく。]
…今となっては知る術はありませんけれどね…。
そう…。そんなことを…。
最長老なら、そうかもね…。
サージャリム様はキィ=キョウをずっと見守っているはずよ。
…この先どうなろうとも…。
そうなの。それは聞いてなかったわ。最初からヤ=ナギがリーダー指名されていたんだと思ってわ。
最初はずいぶん若いリーダーだなって、思ってたわ。
[くすりと笑った。ヤ=ナギの表情が変わったので、少し誤魔化したかったのかも知れない]
あ、着いたわ。
キィ=キョウ、入るわよ。
[一応インターホンを鳴らすが、そのままハッチを開けて入室する]
あの頃…。そうだな。
当然のように、任期が終わったらシアに帰れると信じていた。
そうしたら、多少の蓄えもできて、子供も作って…。
それが、どうして…。なんでこんな事に…!
[インタフォンがなれば、手を止め振り返って]
……いらっしゃい。
[少し疲れた顔で、二人を迎えるだろう]
好きなところに座って。
なにか、飲み物でもいれるわね。
[医務室に入った途端に和やかな空気が緊張したものに変わる。
キィ=キョウ自身の疲労の濃さを感じる。
どう声をかけていいものか躊躇い、そのまま近くの椅子に座った。]
わたしは、お茶を…。
キィ=キョウ大丈夫?かなりひどい顔よ…。
[ひどいとは、あまり好ましくない表現ではあったが、思わず出た言葉は、そうだった]
わたしが、入れるわ。キィ=キョウは座ってて。
[ことり…と、音を立てて。
二人の前にハーブティを淹れたカップを置いた]
インスタントだけれど、どうぞ。
[ゆるりと首を傾げて]
……顔に、なにかついていますか?
大丈夫よ。
あなたの悪戯に比べれば、これぐらい…平気。
[微かに笑みを浮かべて、ローズの前にもカップを置いて。]
サフラー、ごめん。
サフラー、ごめんな。
俺、なにもしてやれない。
苦しんでいるお前に、なにもしてやれないんだ。
ええ。もう随分と長く一緒にいるから。
[ヤ=ナギの微笑みに、柔らかく笑みを返す]
ところで、二人揃って……どうかして?
ワクチンの方はまだ……申し訳ないけれど、進展がなくて。
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