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──もっとも、お前さんの兄さんほどに気にないのも、またどうかとは思うが、な…。
[かつての友人を酷評して、小さく笑う。
そうして再び、ローズへと視線を返した。]
ところで、あとのショウとサ=フラ=ワーの様子は知らないか?
………聞くまでもないか。
[いつもの通り、仲良くやっているのだろう。
そんな予想の元に発せられた問いかけは、サ=フラ=ワー不調の知らせに暗雲を連れてくることに*なっただろうか*]
ショウさん……。
私、もう無理みたいです。多分次に夜が明ける時は恐らく……。
[その先の言葉を濁しそれとなくショウに伝える。]
[サフラーの体は既にベッドに横たえられ、今にもその命が消えてもおかしくない状態だった]
ショウさん……。
前に言いましたよね?最期の時もショウさんがそばにいれば怖くはないって。
最期までそばにいてくれて、本当に嬉しいです……。
[精いっぱいの力で微笑む]
サフラー。
母さんも、親父も、バカどもも、先に行ってる。…寂しくは、ないだろう。
お前が逝くのを見取ったら…、もう俺がこの世でする事は何もない。俺もすぐに行くぞ。
ふふ……。
ショウさん、ありがとうございます。
私はショウさんと出会えて幸せでした。私には勿体ないくらいの人でしたよ……。
でも……。
心残りがないと言えば嘘になります。
前にショウさん言っていましたよね?お母様やお父様のような幸せな家庭を作りたいって。
……あれが叶わなかったのは心残りです……。
分かっている。
初めて会った時に比べると…、お前はいつも、笑ってくれている。
お前につきまとっていた、あの拭いきれない影のような寂しさを、俺は消し去ることが出来た…、と信じている。
それだけが…、俺の誇りだったんだ。
>>172 いいんだ。もういいんだ。
何も心残りになんか思うな。
俺は、お前がずっとそばにいてくれる、それだけでいいんだ。
それとショウさん。
[机の上を見るように注意を促す]
ショウさんの為に作った紅花染めの風呂敷です……本当はKK=102の紅花で作った物を渡したかったのですが……そっちの方がいい色出るんですよね……。
ショウさんにプレゼントします。
生物植物学者 ディ=オシュ=サ=フラ=ワーが「時間を進める」を選択しました。
それと、キィ・ワードですが……。
何に使うかわからないままに設定を促されたのでまだわからないのですが。
ショウさんが使っても良いと言うならお任せします。
[一瞬、風呂敷に目をやり…、しかしほんの僅かの間でも視線を外すのを惜しむかのように、サフラーの瞳に視線を戻した]
わかった。
…死ぬまで、いや死んでも、片時も離さんぞ。
>>176
生まれ変わって…。そんな事が叶うのか。
いや、もし叶うのなら、俺だって、必ず…!
キーワードの件、わかった。
使うかどうかについては…、聞いてくるのは、スイレン・ローズだろうが、俺としてはナギの判断に委ねるつもりでいる。
>>=26
俺の口から、それをナギやらスイレンに言えと…w
[こんな時ですら、涙交じりの苦笑いが浮かんだ…]
…まあ、いいさ。お前と一緒にいて、もうそういうのも慣れたよ。
サフラー…。
苦しいのか?
[思わず、サフラーを抱き上げた。そして、そのままベッドに腰を下ろして、右手で身体を抱き、左手で頭を支えた。…以前から、二人がよくそうしていたように]
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