情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
-自室(回想)-
[キィ=キョウから、テレパスが入ってきた]
『たった今、ス=ティンが……』
オー=ス=ティンが?
キィ=キョウは大丈夫?
[今のところキィ=キョウには症状はでていないというので、少し安心をした]
ああ…、そうだ。そうだとも。
ずっと一緒だ。お前がいなくなった世界に一人で生き残ることなど、考えられん!
[そして、シ=オンがウイルスの解析プログラムを用意してくれた、そして皆に血液検査の注射器を配布した旨を聞いた]
わかったわ。わたしも、受け取ったら、すぐに準備するわ。
それより、キィ=キョウ、そっちに行ってもいい?
[すぐに、断りの返事が…。ある程度はっきりするまで待機するようにと言われた]
-自室(現在)-
[キィ=キョウから再度テレバスで連絡が入る]
…え?
[それは、シ=オンが感染の疑いが高い…とのことだった]
シ=オンが感染しているなら、夕べはみな通信室で一緒だったわ。皆に感染している可能性は高いはずよ。
じゃあ、もう、キィ=キョウだけ隔離する必要はないはずよ。
[そう言って、医務室に向かった。キィ=キョウは、まだ分からないからと、止めたが、言い争いになる前に、ローズは医務室に到着した]
-医務室-
[医務室に着くと、すぐにキィ=キョウにしっかと抱きしめた]
キィ=キョウ、大丈夫?
[しばらくして、顔色を伺うと、疲れが見える。一晩中オー=ス=ティンの看病をしていた後に、全員分の検査だ。また、母星系の壊滅から始まって、心身ともに疲れがあるはず]
キィ=キョウ、少し休んだ方がいいわ。
[検査があるからと、いいわけするキィ=キョウを無理矢理ベッドに横にさせる]
検査の方は、わたしがみておく。何か変化があったら、教えるから。
『じゃあ、少しだけ』
[と、言った、キィ=キョウはものの数秒で寝入った]
[シ=オンに内線を入れる]
シ=オン。検査結果が出たわ…。
[シ=オンの返事はあるだろうか?もし返事がなければ、シ=オンを探しにいくつもり**]
[それと、念の為、防護服に着替え、検体のために別室に安置されているオー=ス=ティンの亡骸を睡眠カプセルに詰め、冷凍保存状態にしておいた。
誰かが手伝ってくれるようならば、協力を仰いだかも知れない**]
[落ち着くと、すやすやと眠るキィ=キョウの傍らに寄り添い、軽く髪を撫でる。よほど疲れていたと見えて、ピクリとも動かない]
キィ=キョウ…。わたし、どうしたらいいのかしら…。
すでに一人犠牲者が出た…。また一人、感染が…。
こんな時に、キチェスなんて、何の役にも立たないなんて…。
―回想 昨夜―
[オー=ス=ティンの部屋を隔離し、基地の設備についての資料を見直そうと自室に戻る。
>>1:60 ヤ=ナギさんの責任は大きいですし、こういう時だからこそリーダーとして皆をまとめていってくださいね。
>>1:60 頼むぜ、リーダー。
どうにかしなけりゃ、俺たちは辺境の地で干からびて死ぬだけだ。
>>1:99 きっと俺も満足できるだろう、とか、な。
お前は、これからどうするつもりだ?
資料を読みながらも彼らの言葉がリフレインする。]
あー…頭に入んね。
[資料を一冊机からベッドに持ってきてそのまま横になる。疲労のせいかうとうとし始めた。]
―おいナギ、お前みたいな奴は特定の友人を作るといいよ。
[まだ進路を決める前のジュニアの頃、エンジニアを目指していた兄がそう言った。
そんな事言われても急に出来るもんじゃないよ、と苦笑いして返したのだが、兄はナギに言語学の参考書を見せて言葉の意味や成り立ちの歴史について語り始めた。]
―エンジニアと言語学、どっちにしようか迷ったんだけどな。
[兄は頭もよくて器用だったので、大抵の事は楽に何でもこなした。それでもエンジニア一直線だったと思っていた兄が言語学にも興味があったのだと、その時初めて聞いた。]
―お前、言葉の意味でも勉強して、もうちょっと言葉を使う努力をしたほうがいいぜ。
[そうだね。と曖昧に返事をしたのだが、兄による言語学講習会はその後度々行われた。
いつの間にかナギは、大学で言語学を専修していた。
ナギは絵を描くのが好きだった。山や鳥、川や魚などの自然を描く事が。
誰にも言う事が出来ないまま、実現する機会を失った夢の片鱗を兄に見つけられた時]
…勝手に人の部屋入らないでよ。それはただの趣味なんだし…見られたくなかったな。
[兄に対して今更怒りが沸くでもなく、そっけなく言ったのだが、今思えばナギの瞳は失望の色をしていたのかもしれない。兄は
―へえ、案外うまいもんだな。
と言っただけで絵を置いて部屋から出て行った。
兄が言語学へと転向したのはそれから間もなくの事だった。
兄が時折、出先から美しい自然の風景付のメールを送りつけて来るようになったのはそれからだった。]―回想・了―
[窓の外からの光が目にさして、ベッドから上身を起こして辺りを見回した。]
あっ…いけね、夕べはそのまま寝ちゃったのか…
[夕べはつもりでそのまま寝てしまったようだった。気がつくと、目が潤んでいる。懐かしい夢のせいだろうか。ナギは袖の淵で目をこすり]
みんなは徹夜で作業とか…してたのかな。
[またリーダーらしくない事をしてしまったな、とため息混じりに呟く。]
…恨めるよ、兄さん。俺を後釜にしたのは今までで最大の迷惑だ。
[ナギはつい持ってきてしまった兄からの最後の贈り物の本を、そっとゴミ箱に入れた。]
惑星学者 オク=テ=キー=ローズは、ここまで読んだ。 ( B4 )
せめて食事の準備でもしておくかな。
[資料を開いたままナギは自室を出、食堂の奥にある厨房に足を運んだ。
食事の準備と言ってもプログラム済みのメニューを機械が準備してくれるので、作業としては並べるだけですむのだが。
オー=ス=ティンさんの食事は、キィ=キョウさんに聞いてからにしよう。
…今日はオー=ス=ティンさんの様子を見に行く事は出来るだろうか。
そんな事を考えながらセッティングしていると、医務室から変な物音が聞こえてきた。
不審に思って回線をまわすと、ローズが作業をしているとの事だった。>>10
事情を聞くのと手伝うのとで、ナギも医務室に向かった。]**
言語学者 ビョウ=ヤ=ナギが「時間を進める」を選択しました。
―自室―
――ティンが、死んだ?
[シ=オンが注射器と共にもたらしてきた凶報>>3に、思わず言葉を失った]
……いくらなんでも、早すぎる。
奴だって、赴任して、あの一件が起こる前はピンピンしてたじゃないか。そのウィルスとやらが発病して…、もう、命を落としたってのか。
[ギリッ、と音がするほどに、強く歯噛みしてから]
よかろう。こいつ(と注射器をつまみ上げて)で、採血して検査すればいいんだな。すぐに医務室へ行くぞ。
サフラー、お前も薬の手立てがついたんだな。一緒に行こう。
[足早に医務室へ向かう。そしてローズの作業を目にして、無言のままに手を貸した >>10]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新