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ついに星間戦争が始まった。不安に駆られた隊員たちは、母星からの通信を待ち、通信室へと集まるのだった……。
「星間戦争が…ザー…シアの…ザーー。あー、あー…ザーザーーーーーーーーーーーー」
母星からの通信が途絶えた。そして、追って送られてきた、母星系の衛星写真により、母星系の壊滅が真実として隊員達の目の前に晒された。
そして、絶望…。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、C国狂人が1名、共鳴者が2名いるようだ。
シアが…母星系の星が…。
全部なくなったー!そ、そんな馬鹿な…。
う…。うう…。
[その場に倒れ込んだ。誰かその頭に触れると、ひどい熱を発していることに気がつくだろう]
通信士 オー=ス=ティンが「時間を進める」を選択しました。
母星系の星が…、なくなっただとお?何をバカな事を……。
……なんだ?この受信状態は。全部、ホワイトノイズみたいじゃないか。一体これは…。
おい、ティン!何があって…。おい、起きんか!
パニックで昏倒したのか?しかたのない奴だな。やむをえん…。
[ショウはティンを肩に担ぎ上げた。その体温の高さがふと気になったが、通信機器の状態が気になるので深くは考えなかった]
サフラー>俺はティンを医務室に運んでくる。スイ=レンを呼んで事情を説明してやってくれ。奴なら何かわかるだろう。俺もすぐに戻る。
…む、あの女医と話をしなきゃならんのか。どうもずっと露骨に避けられてるようなんだが…。そんな事を言っている場合でもないか。早くこいつの意識を戻さんことには。
[ショウはどかどかと大股で医務室に向かった]
[とてとて歩いた先には、ショウの姿と倒れているティンがいた]
大丈夫ですか?
[ティンの方に目が行き、画面に映っているものには気が付かない。
ショウが事の次第を話し、全てに気付くであろう。]
母星系が、全て……。
そ、嘘ですよね?ただの通信機器のエラーか何かですよね?機械も完璧じゃないですから……。
[そうなのだといい聞かせようとする。
そして、言われるままにスイ=レン及びキィ=キョウを呼びに行こうとする。]
鉱物学者 ディ=オシュ=ホウ=ビ=ショウが「時間を進める」を選択しました。
あ、キィ=キョウさんはショウさんが呼びに行くんでした……ふぅ、焦ってごっちゃになってしまいました。
[勘違いに気が付き、スイ=レンのもとへ行く]
怖そうな人でしたが……こ、これは緊急事態ですし何とか言えば何とかなるかも知れません……。
[と、スイ=レンの元へ向かう]
[記憶ではスイ=レンの部屋はここだったと思う。ドアをノックしスイ=レンを呼ぶ]
スイ=レンさん、大変ですっ!なんか通信の機械が壊れたみたいで、母星系との通信が途絶えてしまって……。
[スイ=レンが出るのを待たず、ドアの向こうで事情を説明する。
もしもスイ=レンから事情を聞かれれば同じ事を答えるであろう。]
(´;ω;`)うちの嫁が共鳴に来てくれません。
もしかして、ノリを間違えたでしょうか。萌えとかNGワードだったでしょうか。
─自室─
[来客を知らせる音が鳴る。
ショウたちと飲み明かし、それから暫し。
ハッチを開いた先にいたのは、意外な人物の姿だった。>>9]
珍しいな、あんた…。
え??通信が途絶えたって?
[サフラーの説明に軽く瞬く。]
──ったく、オー=ス=ティンの奴。
通信設備の整備は任せて下さいと言っていた癖に……
分かった、すぐ行く。
え、あいつ具合が…?そうか。
[ショウのこともあり、サフラーとは随分馴染んだ方だ。>>0:356
今も時折見せられる、怯えたような仕草は気にならなくなっていた。
途中、事情を聞きながら通信室へと急ぐ。]
エンジニア キア=ラキ=スイ=レンが「時間を進める」を選択しました。
─通信室─
まったく、一体何が──
[ハッチを開き、室内へ踏み込む。
ショウが戻ってきていたなら、一番に状況を尋ねるものの、戻る返事は変わらぬものか。]
?ホワイトノイズ?
通信系がイカれたのか?
それにしても……
…………。
[通信室に、他に駆け込んできたものはあったか。
彼らに向かって、黙って画面を示す。
ノイズコードに埋もれて、恐らくはオー=ス=ティンも気付かず…いや。
既に熱に浮かされて、読み取れてはいなかったのかも知れない。]
『戦争状態が激化した。続く情報に注意せよ。』
『セダとカヤがシアを激しく攻撃中。』
『管制センターがやられた。火の海だ。サージャリムよ…!』
[通信はここで途切れている。]
……ッ
なんだ、これは???
死んでた癖に、いきなりピークだ。
こんな波形見たことがない。
どういうことだ???!?
すべての電波が──…
[猛烈な勢いでキーを叩く。
だが、通信機が応答を返すことは二度となく、彼らがひとつの結論に至るのも*じきだろう*]
[突然のオー=ス=ティンからの緊急ランプの点滅だった。]
足早に通信室へ向かうと、そこには既にショウがいた>>3 彼は発熱で倒れたオー=ス=ティンを医務室に運んでいった。
しばらくするとサフラーが呼んで来たスイ=レンがやってくる。>>11]
―――医務室―――
…キィ=キョウは、まだ来ておらんか。ティンも…、目覚める様子はないな。仕方がない。
[ショウは、キィ=キョウに簡単なメッセージを打った。『オー=ス=ティンが昏倒状態になった。医務室に寝かせておくので、至急容態を見てくれ。通信機に異常が発生しているので、急ぎの対応を頼む』]
…まあ、キィ=キョウには、メッセージの方が話の通りがいいかもしれんしな。
[ナギはあまり機械に詳しい方ではない。だが、スイ=レンの只ならぬ雰囲気は伝わってくる。>>14]
スイ=レンさん、これ………
[ショウが医務室へ去る前に軽くショウから話を聞いているのだが>>3 果たして信じていいのか信じるべきではないのか、ナギは判断に困っていた。
だがやがて、自体は明確になるのだろう。]
これ、プログラムがおかしくなってたりしないのかな。シ=オンさんにも見てもらったほうが良さそうだ。
[ナギはシ=オンの部屋に緊急コールのボタンを押した。]
-回想-
[シフトを終えてから、スイ=レン、ホウ=ビ=ショウとの宴会にもちょっとだけ顔を出し、愛想だけして、自室に戻った。
昨日は少し睡眠が足りなかったようなので、ぐっすりと寝ていたようだ。
今朝の大騒ぎにはまだ気がついていない]
[ビ=ショウからのメッセージに、慌てて医務室へと向かう。
赤い顔で意識が混濁しているス=ティンの額に触れて]
……熱い。
ひどい熱だわ。どうして――?
[尋常ではない体温の上昇に、思わずぽつりと呟いて]
[夢の中のヴィジョン。大宇宙の中にある銀河。ローズの故郷…。皆の還る場所。
そして、巨大な閃光があちこちで光り始める。
怒号と悲鳴。そして悲しみ…。
やがて、その閃光は、銀河全部を飲み込んでいく…]
はっ…。
[ローズは、跳ね起きた。額にはびっしりと汗が流れている]
な、なに、あのヴィジョンは…?
[解熱剤を接種し、その経過を見守るけれども、
一向に彼の熱は下がらなくて]
……おかしい、わ。
薬が効かない?
[いつの間にか、額に浮かんでいた汗を拭う。
ぞくり、と。厭な予感を感じて。
身震いを一つ。]
彼、ス=ティンさんがこちらに運ばれて来たのだけれど。
……おかしいの。
幾ら解熱剤を投与しても、熱が下がらなくて……。
医学博士 ヨー=ハン=キィ=キョウが「時間を進める」を選択しました。
ス=ティンさん。少し、血を取らせてもらいますね。
[届いているかは判らないが、それでも彼の耳元で囁いて]
………。
[無言でアンプルの中の赤い液体を見詰め、それをチェッカーにセットする。
手元のコンソールを操作しながら]
――……ただの、熱に決まってるわ。
そう、ただの熱。なにもあるわけ、ない……。
[微かに震える声で、呟いた]
感染…?伝染病みたいなの?
キィ=キョウは大丈夫?あなたも気をつけてね。
それと、さっき、わたしも、変な感じが…。
夢の中で…母星系に何かあったようなヴィジョンを見たの。ちょっと怖い…。
私はこう云う時のために、此処にいるのだもの……。
[微かに笑うビジョンが伝わるかもしれない]
母星系で……?
そう謂えばビ=ショウさんのメッセージで、通信系統にエラーが出ているみたいなことがあったわ。
……ローズ。
貴女はスイ=レンさんと一緒に、そちらに当たってみて…?
[キィ=キョウに大体の状況だけ聞いて、オー=ス=ティンはとりあえず、キィ=キョウが面倒を見ているということなので、コントロールルームに向かう。
スイ=レンはいるだろうか?]
[コンソールから手を離すと、いつの間にカタカタと自分の手が震えている事に気づいて]
――……。
[きゅっと包み込むように握り直す]
ああ、サージャリムよ。
この不安がただの杞憂でありますように――
[慌てて部屋を出ようとした際、裸のままであったのを思い出し…]
あ、あぶない…。
[制服に着替えてから部屋を出た]
[コントロールルームに向かうと、誰もいなかった。先ほどの、キィ=キョウとのテレパスでは、通信系等に問題があったとのことだったので]
通信室かしら…?
[通信室に向かう。
通信室に着くと、スイ=レンが>>14コンソールに向かって怒鳴り散らしているところだった]
どうしたの?
[必死にキーを叩く、スイ=レンが、簡単に状況だけ説明するだろう。示された先には、>>13通信ログが…]
今朝見た夢と一緒…。
ああ…。まさか…。
[両手で顔を覆う]
[出てくる際に、慌てて出てきてしまったので、額のキチェは隠してこなかったのだが、その場にいるメンバーには、そのようなことは気になることはないだろう。
もっと大変な事態が起きている事がほぼ確定してきたのである]
どう?通信機器の問題なのかしら?
それとも…?
[必死になっているスイ=レンに問いかける]
キィ=キョウ。
落ち着いて聞いてね…。
どうも、わたしの夢のヴィジョンは、現実のようなの…。
母星系が…なくなった。母星もろとも…。
[自分でも驚くほど冷静に伝えた]
[スイ=レンの至った結論は…
基地の通信機器には異常はない。
母星系からの通信が一切途絶えたということ。
つまり、少なくとも、母星系の通信システムが全く稼動していない状態である…つまり、ほぼ壊滅の状態であるということだった]
う、うそ……。
だって、そんな……。
じゃあ最長老のあのお言葉は……!?
[遺言だったと、謂うの――?]
壊滅…。
[不思議なくらい冷静な物言いだった。
そして、その状況を、医務室にいるキィ=キョウにも、テレパスで伝える。
キィ=キョウの怯える念派が感じられた]
…………っ!
[混乱した意識では、明確な言葉を伝えられずにいて。
ただ悲鳴のような”声”だけが届くだろう]
[両手で頭を包むように押さえる。
不安から悲鳴を上げてしまいそうな気持ちを、堪えて。
涙の浮かぶ眸で、ス=ティンを見詰める]
[ローズから届く温かい念波に、癒されていく心。
少しずつ、混乱から平静を取り戻して行って]
……ごめん、なさい。
取り乱してしまって。
大丈夫よ。誤らなくてもいいの。
混乱しても、当然よ…。
でも、大丈夫。大丈夫。
[子供をあやすように言う。いつもとまるっきり逆の立場だなと思いつつ]
[ふるりと首を振って]
私は未だ、泣き崩れるわけにはいかない。
少なくとも、ス=ティンさんの容体が回復するまでは……。
[呟き、きゅ…と、唇を噛んだ]
─通信室:少し前─
クソ……ッ…!!!
おい、シ=オン。そっちは……、そうか。
ッチ、どいつもこいつも…。
[ヤ=ナギの緊急コールで呼び出されたシ=オンと共に、通信システムのコンソールを叩きまくる。
途中、声を掛けられれば>>17ちらりと顔をあげて、]
───分からん。
システムにはひとつも異常はないんだ。
けど、分かるか?
仮母星からの通信が途絶している…他もだ。
こいつは、受け手側の問題じゃない。
──はず、だが。
[モニターを指して、リーダーである2つ下の青年へと答える。
やがてやって来たローズにも、似たような説明が返っただろう。>>28]
……ッ、どういうことだ…!???
[苛立ちをぶつけるように、ばしん!とコンソールを叩く。
だが、冷静なローズの言葉につられたようにふと彼女の顔を見た。
空色の瞳。
KK=102を包む大気のような青い瞳が、静かな色を湛えている。>>31]
───…壊滅。
[言葉を繰り返すように、唇が動く。]
スイ=レン。あの…、超高速宇宙望遠鏡…。あれ使えないかしら…?通常は別の方向向いてるけど、あれ、母星に向けて、母星系の様子、見られるんじゃないかしら?
手間はかかるかも知れないけど…。
できます?
それと、ビョウ=ヤ=ナギ、キィ=キョウが医務室を隔離してほしいと。
オー=ス=ティンの病状が分かるまで。
皆に、伝えていただけます?
[まるで別人が乗り移ったかのように、混乱しているメンバーにテキパキと指示を与えていく]
ザイ=テス=シ=オンは、通信ログの解析できるかしら?
少しでも、何かの情報がとれるなら…。
[そして、少し考え込んでいる]
─…ああ。
そうだな、可能だ。
あれなら母星系周辺の様子は見られるだろう。
[ローズの言葉に我に返った風で頷き>>37、ショウを見遣る。]
…おい、ショウ。
お前のところから、一時超高速宇宙望遠鏡のシステムを切り離す。
モニタは…よし。正常に動作しているな。
[モニタに映し出される映像に食い入るように見つめている。
そうして、しばらくの間は、通信室にいて、スイ=レン達の作業を見つめていることだろう**]
[ローズの冷静な言葉に押されるように、事態が動き始めた。
望遠システムを、KK=102探査から切り離す。]
方位+320°56'17",仰角+2°58'5",距離……
[データを打ち込む。
ちらりと目の端に映したローズは、何かを考え込むようにしながらも、混乱の中に真っ直ぐ立っていた。]
……悪い。助かった。
[ぼそりと、短く礼を告げる。
顔を向けることはなく、指先は休むことなくキーを操作していた。]
[暫く、皆の作業音が通信室を支配する。
それぞれが必死に、この事態に対処しようとしていた。]
捕捉完了。設定値正常。
──よし。
[やがて。
超高速宇宙望遠鏡のモニターは残酷な事実を映し出すだろう。
そこに見えるのは、星の屑と化した無残な*母星系の姿*]
[スイ=レンの操作した望遠鏡からの映像がモニタに映し出されると、見覚えのある画像が]
つ…。
[一瞬眩暈を覚える。つい先ほど見たヴィジョンをまるで同じなのである。そして、「母星系壊滅」の現実が目の当たりに…。メンバーも全員沈黙であっただろう。
そして、ローズは黙って通信室を出た**]
キィ=キョウ。
母星系壊滅…。
[先ほど見たヴィジョンをそのまま送ろうかとも考えたが、あまりにもショッキングだったので、言葉だけを送った**]
────…、なんだ…って……
[モニターが映し出す映像。
エラーでもなく、ノイズでもなく『明白に』映し出される映像。
まさか、ローズのヴィジョン>>20が捉えていたものと同じなどとは、思いもよらず。]
───は。
[椅子の背もたれに背を預け、皮肉げに短く笑う。
疲れたように額を押さえて、暫く無残な光景を見つめていた。]
…………。
[言葉はない。
仕事も最早、必要ないだろう。
暫くの後、喉の渇きを覚えて通信室を後にする。
向かった先は、今は無人であろう喫茶室へと。**]
なんだ・・・?何なんだ、これは!?
こ、これが母星だと?こんなバカな話があるか!?セダも、カヤも、みんなこうなっちまったって言うのか?こんなバカな話があるかっ!
[しかし、自分でも使い慣いなれている超高速宇宙望遠鏡が見せる画像は、他の解釈を一切許さない]
・・・。
[・・・しばらくの無言の後、ショウはどすどすと荒い足取りで通信室を去り・・・、自室に戻って行った]
こいつは、受け手側の問題じゃない。>>35
[スイ=レンの言葉は呟きに近かったが、それでもはっきりと聞こえてきた。来てくれたシ=オンの見解を足してこの状況が一体何を表しているのか、心の底ではきっと誰もが理解していただろう。だが――]
そんな事、ある訳ない…。
[気付いたものがあるかないか、ナギは画面に向かって呟いたが、これをやはりローズの呟きが偶然否定する事になった>>31
―――壊滅…。
[てきぱきと指示をこなすローズに、忘れていた自らの立場を思い出す>>38 本来これをしなければならないのは自分だな、と。]
あ、ああ…はい。医務室の隔離ですか。ではそのような設備を作動させますね。
皆さんも医務室には近寄らないように。何か用があればまずキィ=キョウさんをコールして許可を得てから入る事。お願いします。
[もしここに居ないものがあれば、通信機器で探し出して同じ事を伝えただろう。]
[ふとサフラーを振り返り]
サフラーさんは植物の方も専門でしたよね。薬草とかキィ=キョウさんの助けになる事が出来るようでしたら、お願いできますか?
…こう言うのも申し訳ないのですが、くれぐれも感染に気をつけて下さい。
[言いながらナギは、やはり自分のすることはないのだなとぼんやり思った。
――病室を隔離。これが何を意味しているのかナギは考える余裕を取り戻せていなかった。念の為、くらいの意味でしかないのだろうと。]
キィ=キョウ、オー=ス=ティンの様子はどう?
[一人自室にいながら、声をかけてみる。どちらかというと、キィ=キョウが心配なのだが]
[スイ=レンを通信室へと連れて来て、事の成り行きを見守る。]
……どう、なっていますか?
[自分は機械にはあまり詳しくは無かった。だから、スイ=レンが何をしているのかはわからないし、機械の状態もわからないのでただ見守るしかない]
[そこで、母星系の今の様子を見る。
母星系があった所には何も無く、ただの宇宙空間が広がるだけだった]
……お母様……?!
[いつも優しくしてくれたショウの母に弟、星に残してきた彼らも母星と運命を共にしたのだろう。]
そんな……どうして……?
[確か何かを母星にいた時に聞いた。どうしても譲らない場合には最終兵器を用意している、と。母星系は星間戦争の間でそれに手を出してしまったのだろう。
その結果、大切なお母様やショウの家族はもう二度と戻ってこなくなってしまった]
[それよりももっと大きな問題があった。]
……私たち、帰る場所が……無いんですよ?
[母星系が消滅したという事は即ち、派遣隊が戻ってくる先を失ったという事と同意だ。調査の結果を伝える場所が無い、というのは小さな事に過ぎない。
帰る場所が無いのは精神的な意味でも苦しい事が想像される。また、この広い宇宙に誰の後ろ盾も無く、仮にこの中で重大な事故が起こったとしても誰にもなんともしてもらえない可能性が高い、というのが一番大きい。]
……私の調査では、この広い宇宙に私たちのような生命がいる可能性については……全くの0という話ではなく、10から15程はあるそうです。その中には、別の派遣隊が行っているKK=101も含まれています。
しかし、この広い宇宙の中で10から15というのは、たとえて言うならばこの基地の中のどこかに落としたイヤリングを探すような物です。
恐らくここで何かがあったら……誰も助けてはくれないでしょうね……。
[言われるままに指示を出しつつ、スイ=レンの作業を横目にチラチラ見ていたナギだったが、彼の指が止まり数秒後に覗いたモニターに息を飲んだ。>>43
瞬間、脳裏に家族の顔が浮かび上がる。ほんの数日前に言葉を交わした父と母。そしてあの陽気で迷惑な兄のおせっかいな笑顔が。]
―――兄さん!
[ナギは呆然とその場に立ち尽くすだけだった。]
[沈痛な面持ちで喋る。母星系の消滅もショックな出来事ではあったが、それ以上に帰る場所も無い、助けも呼べないという事に悲しくなった
そこにヤ=ナギから声をかけられる。>>53]
わかりました。ここにある植物で何かの薬草が作れないか、こちらでも調べてみます。
[指示を聞きながら、ヤ=ナギの様子が目に入る。
サフラーからしてみたら、リーダーであるはずなのに今の状況を全く把握していないでどこか受け身にも見えたヤ=ナギに話をする。]
ヤ=ナギさん。
あなたはここのリーダーなんですよね?
恐らくここには誰かが助けに来るようなことは無いでしょう。だからこそ、ヤ=ナギさんの存在が大きくなってきます。
[それは、サフラーとしてはいつものように思ったことを口にしただけの言葉。それをヤ=ナギがどう受け取ったとしても、サフラーには大して何の関わりも無い事だ。]
もしここで何かがあったら、ヤ=ナギさんの責任は大きいですし、こういう時だからこそリーダーとして皆をまとめていってくださいね。
私も出来る範囲で協力したいと思います。
とりあえず、私は部屋に戻って調べ物をしてきたいと思います。皆様、どうかご無理はされないようにお願いしますね。
[ぺこり、とお辞儀をして自分の部屋へと帰っていく。
歩きながら時折どこかを見ている風なのは、これからの自分達やあるいは母星での幸せだった生活に思いを馳せているからだろう]
[>>59 に再び「よろしくお願いします」と言った後、>>60が重くのしかかる。]
は、はい…。
[と言ったものの次のアクションが思いつかない。そうしているうちにサフラーも自室へ戻ってしまった。>>61
まだ通信室に残っている者は居るのだろうか。居るなら少し言葉を交わすかもしれないし、居ないのならモニターの画像を見つめたまま、黙っているのだろう。 ]
言語学者 ビョウ=ヤ=ナギが「時間を進める」を選択しました。
シ=オンは重く回転の鈍くなった頭で考える。
事実だけを積み重ねろ。
事実だけを見るんだ。
その事実だけから推測を導き出せ。
推測の推測は徒に頭脳を混乱に導く。
シ=オンの額から粘度の高い汗が糸を引いた。
─喫茶室─
──………。
[人気のない喫茶室の照明は暗く落としてある。
それをつけようともせず、薄暗い中でぼんやりと窓の外を眺める。
先ほどの映像。
『……お母様……?!』
『―――兄さん!』
故郷に家族を持つ同僚達の悲鳴が、脳裏に残る。]
────…馬鹿らしい。
[ぐしゃりと指で髪を押さえ、僅かに俯く。
幼い頃から戦乱に溢れた故郷。
両親は戦いの中で死に、厄介者扱いされた幼い子どもは施設で育つ。
他者への垣根は、いわばその中で身につけた守りであった。]
/*
どーしよっか な。
24h進行にイベント二つ、結構きつい。www
移住路線へそろそろ持ってかないと、今日の盛り上がりどころに欠けますよね…サクサク進めて良いものだろうかな。
生物植物学者 ディ=オシュ=サ=フラ=ワーが「時間を進める」を選択しました。
…は。
戦って戦って、結局星は綺麗さっぱり消えました、か。
いい迷惑だ──…
[そうして、KK=102を見るともなしに見遣る。
生命に溢れた、まだ若い星の姿を。]
──────…!
[がたん。と、椅子を蹴って立ち上がる。
食い入るように、じっと星を見つめる。
やがて、足早に再び通信室へと歩を進めた。]
─→通信室─
─通信室─
[ハッチが開くのももどかしく、室内へと滑り込む。]
ビョウ=ヤ=ナギ!
リーダー、いるか?!!
[声が響くのは、姿が見えるよりも前か同時か。
足早に通信室へ入り、辺りの人影を見渡した。]
[スイ=レンの突然の剣幕に慌てて返事をする>>68]
は、はい!
[こんな時でも迫力の度合いが変わらない。別の意味で凄い人だと思ったのは心の隅に。]
KK=102だよ、KK=102.
分かるか??
今や俺たちは、宇宙の片隅に取り残された孤児だ。
このままじゃ8人とも朽ち果てるだけだろう。
けれど、俺たちの目の前にはKK=102がある。
こいつを活かさない手はないだろう!!
[名前を呼んだ勢いのまま、捲くし立ててナギの肩を掴む。
結論を省いた、分かり難い言葉であったが]
[スイ=レンにかたく肩を掴まれ揺すられながら>>70>71]
…たとえば僕らがKK=102に降りたとして、生存の可能性はどのくらいあるんでしょうか。
僕らはここに着いたばかりでロクに仕事もしていません。何か確証があるんですか?
KK=102には未発達で巨大な人類がいるじゃないですか。その中で僕らがどうやって生き抜きますか?
[それらしい事を言ってはみたが、詰まる所突然の事態に判断が出来ないとか、KK=102に降りるのが怖いとか、ナギの反論はそこに根付いていた。]
はっ。
何も、すぐに降りようというわけじゃない。
調査の機材も技術もここには揃っている。
そのための基地なんだからな。
──けどな。
このまま、ここで暮らせるか?
母星に帰還も出来ずに、この狭い基地で?
[そうして、にやりと笑みを浮かべた。]
…生き抜けるさ。
それだけの技術力が、ここにはある。違うか?
おおっ、戻ってきたら、大きく動いていた!
…実は、この移住の話について、自分が持ち出すか、誰かが持ち出すかによって自分の行動付けがすごく変わりそうなので、困っていたCOだったり。
[――生き抜ける?>>74 確かにこの人ならそうかもしれない。だけど…]
…確かにここに居ても数年程度の物資しかないですね。
調査して、安全なのが分かればそれでもいいのかもしれない…ですが…。
母星が…消滅したのが事実だったとして、誰か逃れていないとも限らない。
何らかの手段がないとも限りません…。
…事は重大です。ここにいる全員の意見を聞かないといけないです…ね…。
[こんな時兄ならどうしたろう。逆境に強い兄の事、きっと堂々と構えているに違いない。]
…どうしてここにいるのが兄さんじゃなくて俺なんだろ…
[スイ=レンから目を逸らして小声で呟いた。]
キア、待て。
お前とは付き合い長いからお前ならそう言うだろことも想定の範囲内だ。
気持ちはわかる。
だがな。
技術力は技術を如何なく発揮できるフィールドがあってのことだ。
皆に呼ばれて走り回ってたお前に聞くよ。
お前の今のその意見で、皆を納得させることができると思うか?
まだ俺達には判断材料が少なすぎる。
いずれにせよ、移住派につくつもりではいたけど。スイ=レンが動き出したので、ショウはパッシブな行動付けでいこう。
[本来、桃々すべき共鳴で本音ダダ漏れすいません、すいません。実験プレイということでいろいろ横通し致したく。
以降は、この場合に想定していた桃シナリオをお送りするよ]
[サフラーが部屋に戻ると>>61、ショウは見る影もなく落ち込んでいた。いつもの豪放な様子はみじんもなく。暗い声で呟くように言った]
サフラー…、あれを、見たのか。
死んだんだ。みんな。母さんも、親父も、あいつらも…。
なんでだ?なんでこんな事になったんだ?
ッチ、ああ…。分かった、分かった。
急ぎすぎたことは認める。
[ナギの言葉に、ひらと両手を上げる。
だが、瞳の光は消えることなく]
頼むぜ、リーダー。
どうにかしなけりゃ、俺たちは辺境の地で干からびて死ぬだけだ。
…母星の馬鹿どものツケを、俺たちが払うこともないだろう?
[視線を合わせるように、エメラルドグリーンの瞳を見つめる。
だが、ナギの漏らした最後の言葉に一度瞬き、>>76]
兄さん…さっきも、そう言っていたな。
──あんた。
コ=バノ=ラン=タナの弟か。
[無言のままでサフラーがショウの頭に手を置く。ショウは崩れ落ちるようにサフラーの前にひざまずき、そのお腹に顔を埋めた]
どうしてだ。なぜ、あんな善良な母さんが。あんなに戦争を嫌って、真面目一筋に働いてきた親父が。死ななきゃいけなかったんだ。
…ふん。
[そうして、傍らからかけられる言葉。>>77
冷静な言葉を、鼻で笑ってみせる。]
当然、調査は行うさ。
けどな。
俺たちの技術力をもってすれば、KK=102に移住することも、原住民を制することも可能だ。
───それだけの設備が、ここにはある。
ならばシ=オン。協力しろよ。
さっさと降下前の調査を済ませちまおうぜ。
…もう、俺には、おまえしかいない。おまえを守る、それしかない。でも…、俺には分からない。もう、どうすればいいのか、わからないんだ。
[その時、初めて、ショウはサフラーにしがみついたまま、嗚咽まじりの涙をこぼした…]
[シ=オンの加勢もあってか>>77スイ=レンが一旦引き>>78]
そうですよね…すこし…話し合わないと。
[ほっとした所に>>79]
え、…兄をご存知なのですか?
…KKに降りる?
そう…、すべきなのか?
そうだとも。こんな、穴倉で、もう母星からの援助も無しで、一体何年くらせると言うんだ。
サフラーのためにも。
いつか生まれてくる子供のためにも。
…KKへの移住を切り拓くべき、なのかもしれん。
[ショウは、まだ力なく、目に迷いを宿したまま…、それでも立ち上がった]
話し合い…と、調査か。
降下するにしても、ポイントの設定も必要だしな。
任せるよ、リーダー。
[降下を思い止まる気は、まるでない風で返し>>81 ]
……ふうん、ビンゴか。
元々、あいつがリーダーだって話だったからな。
……。
[無言のまま、のそりと通信室に姿を表し…、壁によりかかったまま床に座り込んで、議論するナギやスイ=レンたちを睨みつけている]
大学の同級だ。
ご存知というかな……。
[明るく社交的な性格のランは、スイ=レンに怯むことなく絡んでくる、数少ない人間の一人だった。
明るく軽妙な彼は、スイ=レンのぶっきら棒な物言いもものともせず、結局のところは随分と友人付きあいをしたものである。]
───腐れ縁だな。
[その割には、酷い言い草ではあった]
[もしも。もしもいい結果が出たら。
その時は全員で、KK=102に降りてみるのも悪くないのかもしれない。
…もしも最良の結果が出たのなら。
スイ=レンの気力>>82にその言葉を胸の内にそっとしまい]
そうです。前責任者コ=バノ=ラン=タナ…ランは僕の兄です。事情があって…交代しました…。
あれ?>>85
これで、俺まで移住さけんだら、世論多数じゃね?シオンは中立でしょ。
ローズとキキョウが絶対反対に立つかな。
───…。
[何か思い巡らせる様子のナギを黙って見遣り、ちらと壁際のショウへと視線を走らせる。>>83]
…どうせ、いつもの気紛れじゃないのか?
あいつはいつも……。
[と言いかけ、脳裏に浮かんだ黒い宇宙の映像に口を閉ざす。
短く溜息をついた。]
───で。
鉱物学者の見解は?
お前、探査機も飛ばしていただろう。
[鋭い視線で此方を見ているショウへと、首を巡らせる。]
…あああああ キア=ラキ=スイ=レンさん…レンさん!
知ってます。時々兄から名前を聞かされ…そうなんですか…そうなんですか…!
[社交的な兄は常に陽の当たる場所にいたが、特定の友人はあまり作らなかった。浅く広く、の典型的なタイプだった。
その中で兄の口から繰り返し聞いた名前『レン』]
こんな所で兄の友人に会えるなんて…
あ、兄がお世話になってます…
[と、自然に進行形の口調になる。]
[レンの>>87でようやく壁際にいるショウに気がつき]
ああ、ショウさん、今KK=102に降りるという提案が出ていて、ショウさんはどう思われ…
…
[その中で兄の口から繰り返し聞いた名前の一つが『レン』もう一つが『ショウ』。]
…ショウ…ひょっとして…ショウ…さん…?
─…は?
あ、ああ…。
世話になって──…?
[唐突に繰り広げられる日常。
喪われたはずの日常が、唐突に顔を覗かせる。
少しの間、意表を突かれたようにナギを見返し──>>88
やがて、小さく笑った。
小刻みに肩が揺れる。]
まったくだ。
まったく「こんなところで」だぜ。
……ったく。あの馬鹿が。
[思わず零した毒舌に、棘はない。
どこか懐かしむ口調になって、僅かに顔を顰めた。]
>>87 …鉱物学者としての見解は、なんとも言えん。
だが、俺個人として、移住には賛成だ。こんな、電気仕掛けのカラクリ一つが狂えば酸素の供給すらおぼつかなるなるような穴倉で生きていくなど、現実的とは思えん。
問題があるのなら…、解決すればいい。ここに巣篭もっているよりもずっと前向きだろ。
ひょっとしてショウさんも兄をご存知じゃありませんか?
[鉱物学者、セダ出身、色々な符号が合う。]
そういえば…ラン兄さんが言ってました。
『ショウの奴、あんな美人を嫁さんにしやがった』って…
[懐かしさからか朴訥なナギも普段より饒舌になる。]
……、システムへの信頼は意見がないでもないが、賛成だ。
必要な調査を早急に終えて、降下を開始すべきだろう。
ショウ。
お前は、降下地点の候補を探してくれ。
サ=フラ=ワーに植生の調査もして貰えば、尚早い。
[ショウの言葉に頷き、降下へと話を進める>>92]
>>94 ああ…、知ってるよ。2度ほど、一緒のプロジェクトに参加した。何でも、俺と飲む酒はうまい、とか言ってな。何かと便りを送りあってた。
[しかし…、ナギの様子にもショウは顔を和ませなかった]
?!??ローズ?
どうしてだ?
何も、調査なしに降りようって訳じゃない。
安全性は確保しての上のことだ。
[ぽつりと零れた反対の声に、眉が上がった。>>95]
出発前の…、そう、最後の便りで、お前のことをこう言ってたよ。きっと俺も満足できるだろう、とか、な。あの腹黒が何を考えてそんな事を言ってきたかは、もう知るすべもない事だが…。
お前は、これからどうするつもりだ?
天才プログラマ ザイ=テス=シ=オンが「時間を進める」を選択しました。
そ、それは…。
サージャリム様の思し召しだからよ。
[口から出まかせを言った。普段ならそのような言い方はしないであろうに。
ただ、直感に頼った判断であったことは確かである]
[予感はあった。
あの最長老の遺言とも思える言葉から。
でも。
まさか……そんな……。
ぐるぐると巡る、想い。
そんな時、ス=ティンの事を訊かれて。
目の前の彼の病状に、意識が戻る]
あまり……思わしくないわ。
薬が効かないの。
熱がこのまま下がらずに上昇し続ければ……明日まで保ない……。
そうなんです>>86 ラン兄さん、手紙だけ残してどこかへ行ってしまって…どうやらいい人が見つかったようなんですが。
[と、そこまで言って言葉を切る。脳裏に浮かんだものはスイ=レンと同じ、母星があったと思わしき黒い宇宙。
数瞬の沈黙の後、聞こえてきたのはショウからの>>97>>99]
それと……驚かないで、訊いて、ね。
彼の血液を調べて判ったことだけれど、
彼は……ううん。
彼だけじゃない。私たちは……未知のウィルスに感染している可能性が、あるわ。
――お前は、これからどうするつもりだ?
[ナギは怯んだ。これから…これから…自分はどうしたらいいだろう。
リーダーの格もなく、研究分野も言語であり、キィ=キョウのように医療に、スイ=レンやシ=オンのように機械に強いわけでもない。
KK=102の言語は既に研究され尽くしていて、簡単な翻訳機がある。言葉に特に問題はなかった。
降りるにしても降りないにしても、そもそもナギの仕事は少なかったのだ。]
サージャリム様の、思し召し?
[語尾が上がる。
少しの間、空色の瞳を見つめていたのだが]
……………あのな、お嬢さん。
その思し召しで、星系は──どうなった?
でも……私は医者としてこの基地にいるの。
彼を見捨てるわけには、いかないわ。
それはサージャリムの教えにそむくことだもの。
そうよ、なくなったわ…。
でも、あなた、先程、「原住民を制することもできる」>>80って、仰ったわよね?
そんな考えを持ったままKK-102に降り立てば、結局は私達の母星と同じ運命になるわ…。
結局、力でねじ伏せて、殺し合って…。
[顔を伏せた]
[ショウへの答えを考えながらローズとスイ=レンのやり取りを見ていたナギもさすがに。]
…えと… ローズさん、それはどういう…お、お告げが…?
[が、ローズはスイ=レンの言葉しか届かず>>107 ナギはその答えを待つ事にした。]
―医務室―
[通信室へと回線を開く。
降下しようと謂うスイ=レンと、ローズの間に割って入る様に。
女は言葉を、紡ぐ――]
私も、降下には反対よ。
私たちは……あの星に降りては駄目。
このまま、ずっとここにいるのか?この穴倉に?
俺たちの子の代になってもか?サージャリム様のためにここに篭っていろと!?
俺は御免だぞ。絶対にお断りだ!
ありがとう……。
他のメンバー……。
可能性がないとは謂えない。
少なくとも検査してみないことには……。
──…あのな。
ああー、それはたとえ話だ。
仕方ないだろ?
相手が敵意を持ってきたら、押さえるしかない。
それは正当防衛ってやつだ。
けどな。
別に最初から、敵対しに行くわけじゃない。
取りあえず、俺たちはこのままいるわけにはいかないんだ。
だろう?
[説得するように、伏せた顔を見下ろす。>>108]
あんたもか……。
ヨー=ハン=キィ=キョウ。
あんたも、サージャリム様のお告げとでも言う気か?
ったく。
ナンセンスもいいところだ。
[通信機へと、言葉を返す。>>110]
>>113
[スイ=レンを見上げて、その目をきっと見据える]
その、「正当防衛」の連続が、この母星を破壊した、原因なのよ。初めから敵対しに行ったわけじゃない…、皆そう言うでしょう?
もし、わたしたちが、KK-120に降り立てば、それは、「侵略」になるのよ。
[そうか、この人は先を見ているのだ。自分だけじゃない、遠い未来の、子孫のための>>112
ナギはローズと通信機の方に向かって]
…何かいい方法があるのかないのか、それを調査する事は悪い事じゃないと…僕は思いますが…
>>114
[通信機越しにスイ=レンの声が聞こえ、
見えないと判っていても、ふるりと首を振る]
サージャリム?
いえ、そうじゃないわ。
私はこの基地の医者として……降下することに反対します。
[小さく息をのんで。
数秒置いた後、意を決したように]
未知のウィルスに感染している可能性が、あります。
じゃあ、まずは、検査しましょう。
全てはそれからよ…。
もし、もしもの時は…、ワクチンとかつくれるのかしら?
[ローズの言葉に、ひく。と頬が引き攣る。>>115
だが、敢えて押さえ込む様子で空色の瞳に向かい、]
別に、侵略をしなけりゃいいだろう。
……俺たちは、難民なんだぜ?
故郷をなくした、憐れな難民さ。
だから……
[言いかけた言葉は、キィ=キョウの宣言に遮られる。>>117]
──────なに…?
[理解するのに、少しの時を要するというように通話口をまじまじと見つめる。>>117]
[キィ=キョウの言葉>>117にナギは息を飲んだ。
さっきの指令が頭の中にこだまする。
―病室を隔離
―病室を隔離
―病室を隔離。]
キィ=キョウさん…?
>>117 未知のウィルスだと?何を根拠に、そんな事を…。
仮にあるとして、防疫の手立てを考えれば済むことだろうが?
まだ、検査をしてみないことには判らないけれど。
少なくとも、ス=ティンは見たこともないウィルスに感染していることは確実よ。
[彼の命の灯が、あと僅かであることは告げずにいて]
私は医者として、反対します。
全員がウィルスに感染していないと確認するまでは、
あの惑星―ほし―に降りる訳にはいかないの。
[ビ=ショウの声>>122に]
感染ルートが判らないの。
どうしてこんなウィルスが発生したのかも。
防疫しようにも、それが判らないと…。
ティンが?何を言ってる。奴はこの非常事態にたまげて頭に血が昇っただけだろう…が……。
[ふと思い出す。オー=ス=ティンを肩に担ぎ上げたときに感じた、異様な体温の高さを…]
なに……。
オー=ス=ティンが?まさか……。
───ッチ!!!
[拳を握り締め、壁を叩く。
そうして、暫く感情を抑えるように口を噛み締め]
[感染が確認できなかったとしても、あの星には降りてはいけない…それは、ローズの心の中で何度も響いた言葉だった。
しかし、それは、皆を説得できるだけの材料もなく、理由もない。ただ、心の中で叫ぶなにかがある…。
それだけだった。
ローズはそっと、通信室を出て、自室に戻った**]
彼の熱、今……42度を超えているの。
解熱剤も投与したけれど、これ以上の上昇を止めるのがやっとなの……。
[重い声で、告げる]
どうして…。
楽園は、すぐ傍にあるってのに。
───クソッ!!
[そうして少しの間、床を見つめていたのだが]
─…では、キィ=キョウ。
その、未知のウィルスの特定を頼む。
オー=ス=ティンにも、さっさと復帰して貰わないと困るからな。
…ショウ。
お前、さっきオー=ス=ティンを運んだな?
問題ないだろうが、消毒はしておけよ。
……分かった。
では、あとで医務室へ向かう。
[キィ=キョウの声に返し>>132、横手を見遣る。]
ビョウ=ヤ=ナギ。
あとで、オー=ス=ティンの部屋を封鎖する必要があるだろう。
シ=オンと俺は、マシンルームから消毒だな。
要は…、おのおのが、やれる事をやればいいだけの話だろうが。
ティンと、そのウィルスに関しては、キィ=キョウに任せるしかないな。俺は、まず検査と消毒を受けた後に、降下地点の候補を探索・調査にかかるぞ。
…心配はするな。勝手な真似はせん。必ず、ナギに話を通そう。
ったく……。
[薄い金の髪を指先で掻き混ぜ、低く舌を打つ。
小さく響くキィ=キョウの声には、僅かに首を傾いだ。>>133]
ああ、頼む。
………?
[声にならない言葉が伝わることはなく、事実は伏せられる。
そっと室外へと出て行くローズの背を溜息混じりに見送り、>>127疲れた表情で軽く天を仰いだ。]
まずは、着替えでもして、この服を焼却処分してやるわ。
[多少は力の入った足取りで、通信室を出て行った]
>>132 それならばキィ=キョウさん、一度オー=ス=ティンさんの容態を見せてください。
僕に何がわかるわけじゃないですけど、お見舞いと言うか…準備が整ってからでいいので様子を見せてください。
[中途半端な責任意識から、ナギはオー=ス=ティンの様子を見ておく必要があると思った。]
レンさん>>134 わかりました。それはすぐにでもやっておきます。
[そう言って踵を返し行動を開始した。]**
[通信機を切ると、女は蒼玉の眸を伏せた。
膝の上に置かれた手はかたかたと震えて。
悲劇の始まりの予感に、嗚咽がこぼれて]
──まずは、ここからか。
おい、シ=オン。
[傍らの同僚に声をかけ、オー=ス=ティンの居た辺りから消毒をかける。
準備が整い次第、医務室へは向かう*つもりで*]
サージャリムよ……。
これがあなたの与えたもうた試練なのですか?
[瞑目し、震える声で呟かれた言葉は。
誰の耳にも届かない――**]
惑星学者 オク=テ=キー=ローズが「時間を進める」を選択しました。
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