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―中心街手前―
[トメ子の動きは通常の人間の老婆のものとはとても思えない、少々瞳の色を変えて眉を潜めた]
(この婆さん、只の人間ではないな…)
その分、正義の味方さんも居るのよね?
さっきも流れ弾が飛んで来て驚いたわ……この町に来てまだ長くないから、なかなかこの環境に慣れなくて。
[食べかけの菓子袋の口を押さえて丸め、自分のポーチに押し込めた]
やっぱりあんまり驚かないのね…可愛いって、そんな…照れるからやめてっ。
ところでお婆さんも可愛らしい杖を突いているけど、何かの流行りもの?
もしかしてお婆さんも正義のヒロイン…なんて!
[特におかしい事はないのだが、そのデザインが気になったようだ]
[この町に存在する正義の連中や悪の商売敵を手合わせする機会は暫し無くなるであろう。
そしてあの恨めしい女店主の顔を見ることも、当分の間は無い。
そのことを胸の内で、どこか寂しく思わなかった訳でも、無い**]
さて…これをどうやって設置しましょう。
配線なんかに詳しい技術者に来てもらうべきですかね。
[なんとはなしに思い出すのは、旧知の発明家。]
プロフェッサーJJ…あの方なら、面白いギミックを加えてくれたでしょうに。
悪の召喚師 ヒルデルード が村を出て行きました。
−回想:アニュエラの道具屋−
[爆音。ブレーキ音。挨拶の声]
あ、ナギ君!
[何度訂正しても、変なニックネームをやめない相手に、こちらも変なニックネームで呼びつけてやって]
さすが仕事が速いね。
こっちが届けて欲しい物。お代金は振り込んでもらうから、この振込み用紙を一緒に届けてね。
で、こっちがナギ君の探し物。
壊滅セール品だから、結構安く仕入れられたんだよね。
ナギ君には、いつもお世話になってるし、これだけでいいわ。
[と。指を立てて示す]
[二本]
まいどあり〜!
ナギ君ってば、金払いがいいから好きよ!
>>173
…いらっしゃい。
[入ってきた女性に視線を向けて、ついでに腕の中の猫を見る。]
……別に、店の中を勝手にうろつき回らないなら構わんよ。
なにか飲むかね。
>>172
あー、うん、いいよー。
まずは先にジャスティスしてくっからまたあとでねー。
[なんてのんきに答えつつ。教会の屋根を足場にした自転車は、跳んで、飛んで]
―魔王の城・上空魔方陣―
いやぁ、まさかここまで飛距離稼げるとは。
[空に浮かぶ魔法陣の上で、ぽりぽりと頬をかく影一つ。遠目に見てたときより明らかに光を増した魔法陣の上で、ちょっと、考えて]
んーっと…魔法のことはよく分かんないけど、魔法陣ってことは書き換えればOK?
[聞いてみたけど答えてくれる人はいない。となれば実践あるのみ]
おー!これ!気持ちいーなー!
[なんて浮かれた声を上げつつ、魔法陣の上をしっちゃかめっちゃか猛スピードで走り回る。そうしていれば、タイヤ痕で多少魔法陣がゆがんで来ただろうか。その結果どうなるかは…
…どうなるんでしょう?]
ヒルデルートさん、お疲れさま。
また何処かの村で会いましょう。
>>185 おっと、またカムナギとすれ違い発言。
依頼うけてくれてありがとうございます。
[ハムカツサンドをはむり。
流石にオススメだけあって、普段とは一味違う
─普段も十分美味しいのだが、今日はまた一段と美味しい物だった。
黙々と食す...だが、店主が掲示板に何かを貼ったのを見やれば。
好奇心から、席を立って掲示板の貼り紙に目を通す]
っへー。
支配してて、セカイが…消える…?
支配したら、そのまま征服するんじゃないんだ。
[思った事をぽつり。
最後の一切れを口に詰め込むと、席に戻り、残りのカプチーノで胃に流し込み]
おじさん、ごちそうさまー。
お代、そのまま置いておけば良いよね。
[ぱぁん!と手を合わせて、店主に声を掛ける。
入れ違いに入って来た少女(>>173)には、軽い会釈をして、中立亭を後にした]
む?ついに邪魔しに来たか。
しかりと門からこぬとは礼儀しらず・・・なっ!?
[魔方陣が歪めば暴発しそうなほどに光が膨らみだすだろう]
なんということを・・・これではこのまま一日ともたず暴発して世界ではなくこの島国しか滅ぼせないではないかっ!!
/*
ジャックさんになんだか胸キュン。
こちらヒロインぽい見た目の割に悪役じみたことしてるのでちょっぷり仲間意識を持ってます。
カワイイナア!
/*
ところで、「喫茶まろん」が大人気です。
見物人なのに、なんでこんなに絡まれまくる。
さすが立花藤兵衛 (違
キャラだて巧過ぎるぜ、ハニー
>>184おじさん
ありがとう、物分りの良い子だから、迷惑はかけないと思うわ。
動物タイプの怪人さんにも評判だものね、お店。
そう言えば小さい頃は怪人さんって何食べてるのかすごく気になっていたものだけど、今はあまり気にならないものね。
食事をともにするっていうのは、素敵なことよね。きっと。
私は珈琲、貰おうかしら。砂糖はいらないわ。
[子猫を膝の上に載せ、暫く逡巡してから、思い切って尋ねてみた]
……おじさんのところ、メニューにイモリの黒焼きって置いてるかしら?
[>>186丁度食べ終わったのだろう、会釈をした青年に会釈を返した。
目に入った子猫は、何ともキラキラした目でマスターをじっと見つめていた]
―魔王城上空―
「感じるぞ!」
『感じるか?』
〈すごいエネルギーだ〉
《バリバリ、やめてー》
[いろいろと漂いながら、気づくと魔王城上空に来ていた]
「乗り込むか!」
『乗り込むか?』
〈めんどくさい〉
《うさんくさい!》
[なにやらうるさい連中は騒ぎながらも魔法陣の傍へと降りていく]
―魔王城のある山→魔王城へ―
この奇怪な町に赴任してきて早数週間か……ヒーロー共が跋扈する町と聞いてはいたが、ヒーローだけでは飽き足らぬとはな。聞いておらぬぞ。
[二足歩行で山を登るバイク怪人の肩に横座りで乗ったまま、魔王城へと登頂。魔方陣を見上げれば何者かがちょっかいを出しているのか光が歪み出しているのが下からでも見て取れる]
おぃおぃ……まさか暴発させる気ではないじゃろうな。
巻き添えは御免じゃぞ……。
[不安げに上を見上げたまま、ため息]
─アニュエラの道具屋─
[ふと]
[賑やかな道具やに、一瞬、客足の途切れる時間があって]
[すとっ]
[店主の傍の、窓の外に、降り立つ小さなの姿]
あ。
来てくれたのね、情報屋。
どう? あの方の様子は……。
[そっと目を伏せ、小さな声で尋ねる]
ある正義の味方は、あたしに命を捧げると言った。
ある悪の幹部は、あたしに世界の半分をくれると言った。
でも、あたしは全部を断ってきた。
あたしが欲しかったのは……そう……、あの方だけ。<<初代魔法少女 トメ子>>だけだったから。
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