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……ッ
[箱舟からの砲撃を、かわしながら。かいくぐりながら、中心部へと、近づく]
ん。飛び込めばいい…のかな?
…行くよっ!
[一声かけて。噴水へと。大きく跳ねて、飛び込んだ**]
― ジンロウ町・中心部 ―
これ……ですか?
ただの噴水にしか見えませんが……。
[半信半疑で噴水に近づき、そこへ手をかざすと急に噴水から赤い光が生じる。
そして、噴水が真ん中から真っ二つに割れ、光の扉が見えてきた。]
[ ざばあ ]
[光の扉に飛び込めば、そこは水中。
赤い光と、青い光。ふたつが反射し揺らめく水の中を降りれば――……
その空間は、あった。]
[色のない景色。
硝子の牢獄。
囲むように、白や黒の薔薇の花びらが舞い。]
[その中心に、青。]
……あ。
[す……、と、ユーリの身に纏うローブから、青が消え。
黒一色になった幻影は、その場に崩れ去る。
そして中心の青が纏う白の礼服(ドレス)に青い紋様が走り。]
[ゆっくりと、青薔薇が瞼をひらく。]
[「…行くよっ!」とカンナギが飛び込んだのは、ちょうど光の扉が見えてきた瞬間。
二人がその中に飛び込んだ後を追いかける。]
[ざばぁ]
[そこに広がるのは名状し難き空間。]
………ここが。
[赤薔薇の鍵の力に、硝子の牢獄は割れ崩れるだろう。]
[青い髪が、はらり。揺れる。]
[藍の瞳が、赤薔薇を見上げ。組んでいた手を解けば。]
[彼女へ向かって、手を伸ばす。]
[――――と。]
[青い光が、辺りを照らし。]
……私は。
[やがて視界は青に埋まる。]
――――私、は。
……――――――――
[呟きは、光に呑まれ。]
[赤薔薇の耳には、届いただろうか。]
[藍の瞳と紅の瞳が目を合わせる。]
[青薔薇が組んでいた手を解き、こちらへ向かって、手を伸ばす。]
[差し伸べられた手を両手でそっと包み込む。]
[――――その時。]
――ありがとう。
赤い薔薇。
[ふわり、微笑み。]
[そっと、彼女を、抱きしめる。]
だいじなひとが、待っているのでしょう。
おねえちゃん。
[次に、カンナギを見つめ。]
連れていってあげて。
私は、まだここで。
やることが、あるの。
[なにか言われたとしても。
それ以上はなにも謂わず。
ただじっと、彼女の瞳を見つめて。]
[気付いた時には噴水の外にいた。
その場にいたのは、黒と青のローブを身に纏う少女ではなく、白と青のドレスに身を包んだ、青薔薇。]
「――ありがとう。
赤い薔薇。」
[そして、そっと抱きしめられる。
その感触は不思議な暖かさを伴っていた。]
「だいじなひとが、待っているのでしょう。」
[その言葉にこくりと頷く。
そう。赤薔薇としての役目を終えた少女を守護する花の戦士様が待っている。
急いで戻らなくては。]
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