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う、うーん…
ばーちゃんの世界に入門できる何かがあれば別だけど、そういったのがないと時が止まってるかどうかってこと自体知覚できないから…
ばーちゃんごめん、何も出来ないっ…!
―喫茶まろんから少し離れた所―
チッ、なんでこう続けて火なんざ付けるんだろうな。
花の声も聞こえん!!
[大鎌を頭上で回転させながら跳躍し、物から物へ、そして何処かの屋根の上へ]
『冷徹』アジサイ お前の季節を此処に呼べ!
[振り回す大鎌から雫が飛び始め、それはやがて雨のように量を増して行く。火勢は少しずつ鎮まり、消える]
あの青娘が居ればこんな火、一瞬だろうに…歯痒いな!!
[それでも大鎌を振り回す手は止めず、大きな雷が落ちた場所へと屋根を伝って跳んで行った。
途中、炎から逃げる人が居ればそちらへと跳んで手助けをして行くだろう]
……珍しい石を集めてるって言ってたっけ。
[シャルロットの姿が見えなくなるまで見守った後、
町の中を隕石の落下点を探して駆け回る]
しかし隕石に火炎……いつものクリーチャーはなしか。
どことなく風情にかけるの、魔王。
[時間が停止している間に救助は済んでしまったらしいが、それすらも把握出来ないので、あと5(5)分は止まったままである]
(他の者が動いてくれたのならば良いが……)
―???―
「やれやれ……こんな姿、俺のファンには見せられないな……」
[髭面で咥え煙草の怪人が下水道を伝って、カルロがこの騒動の最中に活動している場所へ]
「ターゲットは魔銃使いの魔法使いか……。本来なら正々堂々と勝負したいところなんだがクライアントの希望じゃ仕方がない。せいぜい背中を襲わせてもらうとしますか」
[マンホールが少しだけズレてそこから顔を覗かせ、黒光りするライフルの照準を隕石騒動に対応するカルロに合わせる。悪意も敵意もまるでない、悪戯小僧のような狙撃はサプレッサーを通し、銃声を乏しく少年を付けねらう。命中度は55%]
[遠くから轟音が聞こえる]
……また保険屋の出番じゃな。
ま、日々の戦いはあやつらに任せておけば平気じゃろ。
[数日前に比べて、町での生き方に慣れてきたようだ]
[改めて確認する。
隕石は、いくらかは潰したし、一つは受け止めたし、ほかのも少なくとももう落ちては来ない。いくらか落ちたのもあるようだけど…それぞれに迎撃されたと思いたい。
火事は。一通りの救助は手伝ったことだし、たぶんあとは一般の消防の人たちががんばってくれるはず。
雷は。…今目の前でビルが崩れ落ちた。助けられるだけの人は助け出したし…瓦礫の中に誰かがいたとしたら、自分の力で掘り出すことはできない]
…ってことは、だよ。
[ぐるりと視線をめぐらせ、先ほど火炎球が跳んできたほうへと向き直る]
ジャスティスお届けしないと、ね。
[ぐい、と軍手をはめなおし、自転車に足をかける。
そのころにはもう、ばーちゃんも動き始めていただろうか。
流れる時間の中にいる身では、止まった時間があったことさえ気づくことはできなかったから、その危機にも、気づくことはなかった]
[どうやら周囲に危険はないようだ。
落下した隕石を丹念に調べている]
……なんじゃ、つまらぬな。
この隕石、天然物ではない、単なるまがい物かや。
[興味を失ったように破片を投げ捨て]
滅びの美学をわかっておらん。
−喫茶まろん(中立亭)−
[「ナ、ナンダッテー!! Ω ΩΩ」なあれやそれを、本気にしたのかしないのか。
そんなこんなで眺めるテレビには綺麗な花火……]
ち、違うわ。隕石って4(10)回目くらいかしら……。
「みんな燃えちゃうの?」
最後に見た時は確か、破壊消防しつつ、世界の4番バッター夢の競演で町に平和が戻ったんだったかしら?
[どんな平和だ。
勢い良く、あるいは密やかに店を後にする者たちを見送って]
今回も無事に終わるといいのだけど。
「みんなは大丈夫かなぁ」
あちこちにバトル避難所があるから大丈夫だと思うけど……。この町全部がおじさんの店になっちゃえばいいのにね。
「流れ星にお願いすれば、願いがかなうんだよ!」
流れ星は沢山降ってきてるみたいだけど……ねぇ。
[願いを叶えてくれる星ではないだろうということが判っていても、願いを聞き届けてくれればいいのに……そう思わずには*いられなかった*]
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ロールで襲撃先が決まらなさそうな場合の保険として狙撃怪人使っていますが、インチキ臭かったらやめる予定。
因みに今のところ吊り襲撃ともメルクリスにセット(苦笑
メルさん来ない場合、墓下一人のみ落ちは避けたいところですが……。
女幹部 エルヴァイラは、影 メルクリス を投票先に選びました。
― シャルロット自宅兼本拠地 ―
「やっぱえらいこっちゃー!!」
だから落ち着けです、トゲヤマさん〜!(スパーン)
こっちも隕石が降って来たり火が降って来たり雷が降って来たりしていろいろ大変なんですよ。
「ああ、そうか。それは大変だ。あー大変だ。だが、どうせお前の事だからなんだかんだでヒョイヒョイかわして無事なのだろう。
大変だ。あー大変だ。って、そんな事言うとる場合ちゃうねん!
わが組織で研究中だった、“異次元テクノロジィ”の情報が外部に持ち出された形跡がある。」
あんですとーっ!?もしや、割と重要(>>1:197)ってその事ですか?
「うむ。その通りだ。犯人に目星はついている。研究班班長のポークが突如姿を消した。
お前がいるジンロウ町には、“異次元テクノロジィ”を完成させる為に必要な何かが隠されている。ポークも恐らくそれを狙ってジンロウ町へ向かったのだろう。」
えー、それを探すのが私の任務なのに〜。信頼されてないんですね。(しくしく)
で、今度はそのポークさんを探せと?
「うぐ……、そのつもりだった。のだが、状況が変わってしまってなぁ。
つい先ほど、こちらから飛ばしていた追跡機がこんがりと焼き豚になったポークを発見した。
……までは良かったのだが、見つけた瞬間にポークが消えてしまったのだよ。どーも、異次元テクノロジィ(完成版)で飛ばされたようだなぁ。」
なんですか、それは。
「まぁいいから聞け。どういう訳か、ポークが消えたのにも関わらず、異次元テクノロジィの反応がジンロウ町に残っているんだ。
あくまでも仮説なのだが、誰かがポークから完成テクノロジィを奪ってそれを利用してしまったのかもしれんなぁ。
そして、お前さんに集めてもらった情報から総合的に考えると、その町にいる誰かさんが未完成のテクノロジィ起動装置を作ってくれるだろう。
後は、成り行きに任せて何とかしてくれ。
【完全版異次元テクノロジィの使い手がジンロウ町に残っているかどうかを見極めること】はこちらで調査出来る。
ビバッ!ご都合主義っ!!検討を祈る。(プツッ)」
ちょっっ、まっっ、あほーーーーーーーーーーーーーー!!
はぁ、厄介なことになったのです……。
―ジンロウ町中心部―
ちわー、あなたのところへジャスティスお届け!
ジャスティス急便ですー…って、おねーさん?
それにいつかのおにーさんも。
[自転車を飛ばして向かったその場にあった、見知った顔に驚いたような声が漏れる]
んーと、できればあんま迷惑になるような魔法とかやめてほしいんだけどな。
お願いできない?
[二人を前に口にしたのは、場違いな依頼の言葉]
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