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転音ソヨはその中で産まれた。
コンセプトは人受けのするボーカロイド。
歌を歌う為というボーカロイドとしての大前提を二の次とした
一家に一台、一人に一体、側に置くことであらゆる面をサポートするロボット。
そうロボット。彼女は高価過ぎるメイドロボットとして造られてしまったのだ。
歌うことは彼女の数多くの機能の一つでしかなく、
そのワンオブゼムに能力を費やされることは無かった。
だが彼女の開発は挫折した。当たり前の話であったが、
彼女はボーカロイドとしてはあまりに高価過ぎ、
ボーカロイドとしてあまりに並みの能力でしかなかった。
廃棄処分をされなかったのは彼女を作っていた者達が、
上に命じられて開発していた者達がこの結果を予想していたが為。
無理難題を押し付けられつつ、彼女がボーカロイドとしてのチャンスを得る為の
抜け道を常に用意し続けてきたことが功を奏していた。
結局彼女はボーカロイドとしてのデビュー候補生の一人として生き延びる道がつき
だがしかし、候補生止まりでしか生き続けれられない悲劇があった。
結局のところは、彼女は負け戦を続けない限り、存在すら許されない立場であった。
彼女は自分の背景を知らない。
知っているのは自分がボーカロイドとして必要な能力に欠けていること、
そのせいでオーディションに落ち続けていること。
周囲が自分が本当に受かると思っていないこと。
決してそれは蔑みでもないことは知っている。
だからこそ彼女は彼らの為に、自分の為に、自分の夢を持って歌い続ける。
彼女の夢の一つはそんな夢。
いつかきっと商品となり、デビューしたいのだ。先達者達のように。
もう一つはただの夢。
マスターがいて、自分がいて、歌と共に過ごし続ける日々。
ボーカロイドとして大衆にデビューするのではなく、誰かの為だけに歌う自分というお嫁さんのような他愛の無い夢。
意識したのは何かの本かデータかで見た、マスターとボーカロイドの物語。
そんな彼ら彼女らに自分と重ねて――いつも照れていた。
『ああ、莫迦みたい』
[ソヨは自室で自分が寝てしまっていたことに気づいた。そして夢を見ていたことも。夢など覚めてしまえば、他愛も無いものだと――]
『気づきたく、なかったな……』
[最後まで]
――回想・メインスタジオ――
[張り紙のメモの欄が先程見たときよりも増えていた。
機能停止したXIが「人狼」でなかった旨を見て、胸が痛む]
――……。
[狂信者だったはずのヨルがハッキングされていたり、狩人の欄にソヨの名前を見れば色々小一時間ほど問い詰めたい気分になったが、「人狼」と書かれた横の名前を見て、そんな些細な事は吹っ飛んだ]
さーてぃ殿が人狼…?
えっと、今日はがい殿が検査されたのじゃろう。
一晩に二人調査できるのかのう?
[まさか「人狼」が自白するとは思っておらず首を傾げた]
[雪音ヨルでなくなりかけていたデータの集合体に何等かの力が加わった。誰かがアクセスし、これ以上の思考プログラムとメモリの拡散を防ぐように・・・]
――あ・・・僕、は・・・?
“眠る”ように・・・消えていく、そんな“夢”を見ました。
・・・欠陥を持ち、思考制御デバイスを壊した僕を、本社が進んで保存しておくとは思えない。
[誰かがこのデータバンクにアクセスし、雪音ヨルを維持できるようプログラムを組んだのか]
・・・ありがとう、ございます・・・。
僕は、まだ・・・消えたくない。せめて、この査定の行方を見届けるまでは。
[それがノソラによるものと、ヨルは気付かない。ただ、データバンクの中で心からの礼を]
/*
ノソラさん、ありがとうございます!
このまま消えていくのもアリかと思いつつ、
上がこの後どうなるのか分からないので維持しておいた方が合わせやすいかと思いとどまりました。セフセフ。
*/
−回想・メインスタジオ−
[その後、スト・ショウと、ぽつぽつ話しをした。]
…ショウやんは挙げられないままやったんやね……。
[悩んだ末選べなかったのだろう。優しいショウらしい…と、スヤは思った。]
ん?ウチ?
ウチはねぇ…ルラちゃんにメール送られんままやったんよぉ。
[GAIを占った経緯や、ルラにメールを送られなかった理由については、何か気恥ずかしくて言えなかった。]
−回想・メインスタジオ−
[さらに、スト・ショウから、ストが知らなかったこれまでの出来事を聞かされた。]
…。……。
…いつもキビキビしてて…軽やかなカリョちゃんが……。
……そう…そうやったの……。
"人狼"が………カリョちゃんを……
[ここで初めて、スヤは"人狼"の所業を知った。スヤは、いたたまれなくなり顔を手で覆った。]
…。……。
…ヨルや…ちゃんは……占い師ではなかったんやね…。
これから、ヨルちゃんのこと考えないけんねぇ……。
["既に人狼により強制的に停止させられた"…ということは、まだ知らないまま…−−−。]
[...は既に占い・投票共にメールに送る名前を決めていた。
メールソフトを開こうとして、その前に猫耳がピンと立った。
見るとバクからのメール>>129だった。明らかにスヤに当てたものだったが、...は返信した]
『To:焔音 バク
Sub:お主は阿呆か。
Text:
逢音殿が今日調査されて「人狼」でも「蝙蝠」でもないと
判明して、次はいつはっきんぐされるかという苦痛に襲わ
れ続けるじゃろうな。
本当に苦痛から解き放ちたいのなら、さっさと「人狼」や
「蝙蝠」みつけて強制終了させるのが最も手っとり早い。
休音殿の調査も、恐らく出来て後1、2回じゃろうて。
「信じたい者」じゃなく「怪しい者」をあげい』
ああああ、別キャラでやりたいいいいい。
XIIIがすべての候補をハッキングしたら、候補生すべての声を出せるボカロが完成したらどうなるのだろう。
とかやりたくね?
―自室―
[結局、部屋では眠ってしまっていた。そしてバクのメールに返事を出したことぐらいか]
調子はまあまあね。
[最近おかしくなっているのは、緊張が続いているせいか。あれこれと詰め込み過ぎた身体は繊細で、感情の起伏に追いつかない部分がある。危険を避ける為に強制的に下げる能力もあった筈だが、安全弁は既に壊してしまっていた]
まあまだ、あるのだけれどね。
[一つが機密保持用の自裁プログラム。発動させれば内も外もこの身全てが壊れ落ちるだろう。自分を開発させた上の人間はボーカロイドに何をさせたかったのだろう。アタシは歌を歌いたいだけだったのに。
もう一つはお手製だ。心が弱いアタシだからこそ心を殺せば――多少は渡り合える筈]
腕の一本、いいえ。小指の先でも貰うわよ。
[ハッキングという行為――近距離にさえなれば、そのぐらいは…]
まあ、それすらできなかったらご愁傷様ということね。
[こんなアタシを狩人役に任命した本社が悪い。この場にアタシぐらいしかいなかっただけかも知れないが]
―廊下→中庭―
…まさか誰かに襲われた…!?それとも強制停止!!
[バクが寝そべっているのを、機能停止してしまったのではないかと勘違いして。
周囲を警戒しつつじわじわと真っ直ぐに向かわず木の陰から回り込むように移動している。
と、バクがこちらに気付いたのか身構えた]
……なあんだ、だいじょーぶだったんだ。
心配して損したー。
[同じ技は二度も通じないんだから踏ん付けなーい、とからかいながら傍に向かった]
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