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[言いたいことだけ、ルラに伝えて、自室に戻り、メールを打つ]
TO:ルラさん
SUB:さっきはごめんなさい
さっきはごめんなさい。言葉が足りなかったと思います。
でも、とにかく、ルラさんには危険な目にあってほしくはないんです。
それと、機能停止の希望ですが、わたしは、サイさん、と記しておきます。
昨日の夜、サイさんとストくんが二人でいるところを偶然目撃してしまったのですが、サイさんが、ストくんのほっぺに…。
もしかしたら、ストくんの情報をとろうとしていたのかも知れません。これは、わたしとルラさんの間だけの秘密にしておいてください。
お願いします。
[送信]
[一言だけを残し去っていったベルの言いたいことは、伝わった。けれど]
(…今から、取り消すことは、出来ないから)
[きゅっと唇を結ぶ]
―回想・メインスタジオ―
[目の前で繰り広げられているのは『人狼を探し出す手段の模索と機能の強制停止者を決める方法』 それらを聞きながら小さく呟く]
この中の誰かが止まっちゃう・・・止められちゃうの・・・?
欠陥・・・人狼かもしれないって理由だけで・・・?
僕は一体どうしたらいいの・・・
どうしたら・・・
[顔を俯かせ小さく震えながら零した言葉は、腕の中にいたショウに伝わったであろうか]
そう…そうだったわね…
[ショウの返事に対して、ソヨはとても申し訳ない気持ちに陥る。結局、自分はその選ぶことから逃げたからこその、あの行為だったのかも知れないと思ってもいたから。
護りたいは嘘ではない。けれど、誰かを怪しいと誰かに言うのが嫌だという気持ちがあった。弱くて卑怯だった]
アタシは誰も選べなかった。
きっと次があっても、その次があっても、きっと選ぶことなんか出来そうにない。
ごめんなさいね…その力にだけは、なれそうもない…わ…
―個別スタジオ―
[スヤは、GAIの逞しい腕を手にとった。]
…ヒビ…入ってない…ようやねぇ。良かった…。
[内部回路が熱を帯び出したのに、スヤも気が付いていない。そっとGAIの腕を包んだまま会話を続ける。]
…ルラちゃんが皆の希望をとりまとめ…本部にメール送信して…強制停止処分するようやねぇ…。
GAIさんは…どう思うとる?…誰か…怪しい人おる?
(ほう…此れが新型の実力か)
[XIの唄声に唄いながら感心している。
...の唄声に合わせて微妙な調節を難なくこなしている。
しかし――]
どうした。何か浮かない顔をしているぞ。
こんな曲だと面白くなかったか?
[完璧な唄声だったと思うが、微妙に迷ったような表情を浮かべているXIに、曲が終わったころで聞いてみた]
/*
こっちでもちゃんとまとめておかないとすぐ忘れチャウ。
霊=器 占=休 狩=転 狂=雪
謎=XT・XV・猫・独・焔・妖・G
白=護
よし。
[結局は、誰かのことを機能停止にしなければ、ならない。
自分が言っていたことと、行動が矛盾する。
あとは、自身を責め立てていくしかなかった**]
― 回想・メインスタジオでの会話 ―
[ショウに“牙を持った羊”について問われれば、少し考えてからヨルは口を開く]
――ただの、たとえ話ですから・・・気にしないで下さい。「ちょっとみんなと違うだけ」という解釈で・・・良いのだと、思います。
それに、「人狼」は実際に他のアンドロイドの回路をハッキングし、停止させることができ・・・カリョさんは、恐らく「人狼」にハッキングされました。
このたとえ話は、ただの・・・僕の妄想です。
[ヨルは曖昧に微笑した]
/*
残り二時間なう。
暫定で狩人選んだのは、未経験&一日は生き残る役職だと思ったからですが…というかゆるゆるでGJ狙えれば狙うのがいいのかなとか思ったりしたのですが…
/*
ヨル人狼や蝙蝠ならすっごく面白くなるなう。
ちょっと期待してるなう。
ソードマスターの編集者の口調みたいなう。
とっちゃいやなんだぜなう。
ん。いいや。
たまには童謡も、いいものだね。
[シャトの問い掛けに、笑顔を見せたけれど。
でも、どことなく、迷いのある雰囲気のまま。]
……ねえ、シャト。
きみは、どうして歌を唄うの?
本当にこれはどうしたものだろうか?
ソヨを狙うべきなのか?
大体にして蝙蝠の見当もまったくつかんぞ。
とりあえず臨場感を出すためにも、俺は勝ちに行くべきだよな。
[スヤにそっと腕を握られた]
本心から安心しているように見えるスヤの姿を見れば、良心がちくりと痛む。
誰を蹴落としてでも、オーディションに勝ち残りたいと考えていたが…
婆さんにだけは、何があっても手を出せなくなりそうだ。
一瞬深い思考に陥いりかけたが、続く言葉が現実に引き戻す]
ルラが取りまとめて、か。確か婆さんが調べて、異常なしと出たんだっけな。
[そう言われて、ふと考える。誰が怪しいというのはわからない…が…
投票と聞いて、真っ先に浮かんだのは、先ほどまた会ったサイの顔だった。
最新型の彼女は、オーディションでは間違いなく強敵になるだろう。
それに…
スヤに握られていない方の拳を握り締める。旧式と馬鹿にされた事が、まだ忘れられないようだ]
ふぅむ。そうか。
じゃあ、彼女は今はまだ、放っておいてもいいだろうか。
……ああ、ルラへのメールは、ベルで提出しておいたよ。
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