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―メインスタジオ―
[きっと人が一番居る場所はここだろうと、メインスタジオのドアを潜る。
そこに丁度、バクとサイが何やら話している姿が見える。
さっき確認したメールのことだろう。
ルラも2人に近づいた]
―メインスタジオ―
[メインスタジオへと入ってきたルラを発見し、無遠慮に近づいた]
おおう、ルラ!
ちょうどいいところに!
お前にもメール届いていただろう?
[ちなみにもうひそひそ声ではなくなりつつある]
これどうする?
皆にも知らせたほうが良いかな?
―メインスタジオ―
[ルラとサイの2人に対して]
俺は一応、皆にも知らせておいたほうが良いと思う。
ここは皆で智恵を絞るべき場面ってやつだろう?
―メインスタジオ―
[2人にほぼ同時に尋ねられ、少しだけ驚く]
…え、…そ、の…まぇに…
[やはり流暢には喋れずにメモ帳を取り出し書き書き]
『まず状況を確認したいんだけど…
ヨルちゃんは誰のデータを送ったのかな、とか
スヤさんの結果はどうなのかな、とか』
[現状が掴めていなくては話すことが出来ずに尋ねる]
/*
時間気にしているのは前回48時間リアル構成(一日目午前二日目午後進行)を気にし過ぎた弊害もあるのかもとか言い訳してみるなう。うん、嘘なう。
[サイの言い方になんとなく引っかかりを覚えたが努めて顔に出さないように]
『今日、私たちに送られてきたメールなんだけど、
あのアドレスに名前を書いて送ったら、
その人を強制停止するって言うことだよね?』
『提案があるんだけど、いい?
私が全員の意見を纏めてメールを送りたい。』
『皆に、私に『この人が人狼か蝙蝠だと思う』っていうメールを送ってもらって、それをそのまま、私が本部に転送する。
全員で話し合うと、人狼や蝙蝠に議論の方向性を左右されかねないし。
こんな風に言うと悪いんだけど、
サイちゃんもバク君も、今は人狼蝙蝠どっちでもないという保証が無いでしょう?
だから、全員の分私が転送する形で送る。
そしたらきっと、本部は多数決で決めてくれるよね。
どうかな?』
……何か勘づかれたかもしれないな。
[言葉選びを誤ったか。
わたしらしくない、と内心舌打ちする。おそらく、あの歌声のせい。]
[考える、考える。]
[ベルを強制停止に追い込まない方法を。]
[そして思いついたのは、ベルを疑った票を操作するという方法。]
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