情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
1つは、ハッキングは、一日に一度しかできない。
2つめは、ハッキングは午前零時ちょうどに行う。
3つめは、ハッキングは、スパイ『コード:」蝙蝠』には効かない。
これで正しいかしら?
朱音 ノソラは、ここまでよんだことにしておこうかな。 ( b6 )
もう熟睡はしないと決めていた筈だった。
だからもう夢を見ることは無い。
そもそも夢とは何なのか。
目指す夢でなく、無意識に創り上げられる夢とは
その話はまた別の機会に――
今はソヨの夢と夢の話をしよう。
ソヨは当時特別な事情で造られたボーカロイドである。
当時、ボーカロイドが急激なブームを迎えている真っ最中であった。
数多くの企業が、国が、あらゆる人間がこの特需に乗り遅れまいと、ありとあらゆるボーカロイドが輩出された時期であった。
転音ソヨはその中で産まれた。
コンセプトは人受けのするボーカロイド。
歌を歌う為というボーカロイドとしての大前提を二の次とした
一家に一台、一人に一体、側に置くことであらゆる面をサポートするロボット。
そうロボット。彼女は高価過ぎるメイドロボットとして造られてしまったのだ。
歌うことは彼女の数多くの機能の一つでしかなく、
そのワンオブゼムに能力を費やされることは無かった。
だが彼女の開発は挫折した。当たり前の話であったが、
彼女はボーカロイドとしてはあまりに高価過ぎ、
ボーカロイドとしてあまりに並みの能力でしかなかった。
廃棄処分をされなかったのは彼女を作っていた者達が、
上に命じられて開発していた者達がこの結果を予想していたが為。
無理難題を押し付けられつつ、彼女がボーカロイドとしてのチャンスを得る為の
抜け道を常に用意し続けてきたことが功を奏していた。
結局彼女はボーカロイドとしてのデビュー候補生の一人として生き延びる道がつき
だがしかし、候補生止まりでしか生き続けれられない悲劇があった。
結局のところは、彼女は負け戦を続けない限り、存在すら許されない立場であった。
彼女は自分の背景を知らない。
知っているのは自分がボーカロイドとして必要な能力に欠けていること、
そのせいでオーディションに落ち続けていること。
周囲が自分が本当に受かると思っていないこと。
決してそれは蔑みでもないことは知っている。
だからこそ彼女は彼らの為に、自分の為に、自分の夢を持って歌い続ける。
彼女の夢の一つはそんな夢。
いつかきっと商品となり、デビューしたいのだ。先達者達のように。
もう一つはただの夢。
マスターがいて、自分がいて、歌と共に過ごし続ける日々。
ボーカロイドとして大衆にデビューするのではなく、誰かの為だけに歌う自分というお嫁さんのような他愛の無い夢。
意識したのは何かの本かデータかで見た、マスターとボーカロイドの物語。
そんな彼ら彼女らに自分と重ねて――いつも照れていた。
『ああ、莫迦みたい』
[ソヨは自室で自分が寝てしまっていたことに気づいた。そして夢を見ていたことも。夢など覚めてしまえば、他愛も無いものだと――]
『気づきたく、なかったな……』
[最後まで]
――回想・メインスタジオ――
[張り紙のメモの欄が先程見たときよりも増えていた。
機能停止したXIが「人狼」でなかった旨を見て、胸が痛む]
――……。
[狂信者だったはずのヨルがハッキングされていたり、狩人の欄にソヨの名前を見れば色々小一時間ほど問い詰めたい気分になったが、「人狼」と書かれた横の名前を見て、そんな些細な事は吹っ飛んだ]
さーてぃ殿が人狼…?
えっと、今日はがい殿が検査されたのじゃろう。
一晩に二人調査できるのかのう?
[まさか「人狼」が自白するとは思っておらず首を傾げた]
[雪音ヨルでなくなりかけていたデータの集合体に何等かの力が加わった。誰かがアクセスし、これ以上の思考プログラムとメモリの拡散を防ぐように・・・]
――あ・・・僕、は・・・?
“眠る”ように・・・消えていく、そんな“夢”を見ました。
・・・欠陥を持ち、思考制御デバイスを壊した僕を、本社が進んで保存しておくとは思えない。
[誰かがこのデータバンクにアクセスし、雪音ヨルを維持できるようプログラムを組んだのか]
・・・ありがとう、ございます・・・。
僕は、まだ・・・消えたくない。せめて、この査定の行方を見届けるまでは。
[それがノソラによるものと、ヨルは気付かない。ただ、データバンクの中で心からの礼を]
/*
ノソラさん、ありがとうございます!
このまま消えていくのもアリかと思いつつ、
上がこの後どうなるのか分からないので維持しておいた方が合わせやすいかと思いとどまりました。セフセフ。
*/
−回想・メインスタジオ−
[その後、スト・ショウと、ぽつぽつ話しをした。]
…ショウやんは挙げられないままやったんやね……。
[悩んだ末選べなかったのだろう。優しいショウらしい…と、スヤは思った。]
ん?ウチ?
ウチはねぇ…ルラちゃんにメール送られんままやったんよぉ。
[GAIを占った経緯や、ルラにメールを送られなかった理由については、何か気恥ずかしくて言えなかった。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新