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―中庭―
ちょっとルラ! あれってどういうことよ!
[奏でられた音を聞きつけルラの姿を見つければ、いきなり食ってかかるぐらいの勢いで詰問するだろう]
でもそれってルラが…!
だってそんな『人狼』達を見つけたって貴女が犠牲になったら!
貴女はどうなるのよ…そんなの…だって、そんな…
[そしてその事情についての話をどのようなものであれ聞けば、納得はできなくてもそれ以上言えず、ただその目は酷く不安そうな心配そうな眼差しを向ける]
―中庭―
[後ろからかけられた声に驚き振り返ると、ソヨの姿。
詰め寄る行動の中に不安そうな心配そうな眼差しを見つければ、小さく笑みを浮かべ]
…ソヨ、ちゃん。
しん、ぱい…して、くえて、あり、が、とう。
[と、ソヨの髪を優しく撫でた]
…だ、い、じょ、うぐ。
はっひん、ぐ、さえるか、ろうかなんて…わかあ、ない。
…れしょ?
それ、に…
スヤ、さん、と…スト、くんの、ちから、は、らいじ。
ほれは、わかう、よえ?
だからってヨルさんをなんてことも…したくない。
うん卑怯よね、誰かに判断を押し付けたがってるだけ。
でもでも、アタシはボーカ…違う。できない。したくない!
アタシはそんなことできない!
ごめんなさい、それだけは…できない!
喩えどうであれ…アタシは… アタシは… ごめんなさいっ!
[そう言って一方的に話を打ち切ると、駆け出していた。**]
だれかにめんどうをおしつけちゃうよ。
転音 ソヨは 護音 ルラに せきにんをまるなげしたよ。
[少しでも落ち着いてほしいと、さらりと伸びる長い髪を優しく撫で続ける]
いい、よ…
ぅた、がえない、きもき、すごく、よく、わかう…から。
[ルラにも、疑わしい人物は決められない。
けれど、ただ、自分の護りたい人を護りたいから、この行動を取ったのだ]
――メインスタジオ――
[いつの間にか強制スリープモードになっていた。部屋の隅で猫のように丸くなっていたのをもそもそ起きあがった]
…ふにゃあ。あれ?寝ちゃってたか?
あ、また張り紙が増えている。
[張り紙の中身を確認する。ルラは「人狼」でも「蝙蝠」でないと確認された事。その彼女が取りまとめて怪しい人を本部に知らせる事、そして――]
護音殿への恋文?
愛ゆえ「人狼」に加担しても良いとは、何という不穏分子。
[ルラの周りに良く居る人は誰だったか脳内で検索している]
/*
最近離席中に急展開多いなぁw
これアタシに押し付ける気かな?
でもこれだけなら動きに変動ないなぁ。
ソヨ、信用しないし。
―中庭―
・システムメッセージ
休止モードカラ起動モードヘ移行シマス。
うあ、また居眠りしちまってた。
[今日は誰に対して投票するかを考えていたら、いつの間にか寝てしまったらしい。もともと深く考え込むことは性にあわないのだ。ついつい眠気に負けてしまう]
ん?
[バクからほんの少し離れたところ、桜の木の下でルラとソヨが言い争い? らしきことをしている]
[一瞬止めにいこうかとも考えたが、それはやめた]
(別に喧嘩……ってわけでもねーよな。ただ皆少しナーバスになっているだけなんだ。今はそんなことよりも……)
[桜の木を見上げながらつぶやく]
いったい誰に投票したもんかな?
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