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[風の奇蛇。それはクシナダ、と呼ばれる。
白き刃。神の使いは風となり刃となる。
白きまほろばは奪うだろう。
主の描く幻影のままに、世界を削り取る。
主の希みを叶えるために、閉ざされし界に傷を刻みつける。
一筋、二筋。
開放を望む世界の糸を手繰るかのように]
[嘘の上に嘘を塗り固め。
その嘘が軒並み嘘に切り刻まれていく。
―― 否。
きっとその残撃は、球体に残っていた思い出は。
幻想の繰り手にとって、唯一の真実だったのだろう。]
キャスター、君は何を求めていたんだ。
この世界に君の望む物はあったのか。
[セイバーの宝具発動の幻影によって、キャスターの世界は崩れていく]
君の心象風景ではない。俺たちが生まれ、育ったこの世界に。
[一噴き。血を吐いた。
――― 壊れたユメは、ここにはなく。
信じたかった魔女(うそ)は、現実の惨劇へと捻り戻る。
誰かが嘘を吐いた。
―― 誰かが気に入らなかった。
―― 誰かなら、魔女にしてもいいと思った。
あの村に悪魔はおらず。
ただ、住人たちが吐いた嘘が、全ての真実。
魔女も、悪魔憑きも、拷問も、処刑も、裁判も。
何も意味はない。何も意味はなかった。
信じたかったものは、何一つ、残らない。
そんな幻想は、最初からどこにもない。]
[ふっ、と力が抜けていく。
キャスターという敵を倒しにここに来たというのに。
沢山の戦士が散り、涙を流したというのに。
何をしているんだろうな、と苦笑する。
相真の力が尽きる寸前、世界全体に声が響き渡る]
[祈る。希う。それは、此の思いは───届くと、信じて]
アサシン・・・・・・あとは任せた。
この世界に残った悲しみを、君の剣で絶て。
――――。そ、のよう、な、もの。
犬に、食わせてしまいましたわ。
[悪魔に憑かれた哀れな子供を救いたいと思った。
嘘を見破られ、鞭打たれる子供を助けたいと願った。
だから、自身は乏しい妖術の知識で"ケーキ"を焼き。
犬に食わせた。
そうすれば。
悪魔に憑かれた子供は助かると、教わっていたから。
けれど実際は。
自分が魔女と疑われる決め手となっただけで。
セイラムが魔女の村と変貌する始まりを作っただけ。]
―――宝具とは、己の象徴。
[その声は静かに、誰に語るでもなかったが。
不思議と、戦場に響いた。]
私は、己を許せなかった。
[昔、英雄に憧れた子供がいた。
何処に居ても、誰が呼んでも。
まるで風の様に現れ、全ての笑顔を守り去っていく。]
誰よりも、自分自身こそが悪だと思っていた。
[そんな英雄になりたかった子供は。
―――無力さ故に、加害者にしかなれなかった。]
故に、私を表す"宝具"も、また悪。
私は……味方だった者の背中を斬る事しか許されなかった。
[それが、馬岱の宝具"汝斬る者此処に在り"の能力。
裏切った者に死を与える、忌むべき象徴。]
だから私は、主にさえ宝具を教えなかった。
[何故ならこの宝具を有効に使う場合……、上辺だけの停戦協定を相手全てに約束させる事。
つまりは全てを欺く事に他ならない。]
そう、私は……私自身に誇りなど。
―――"宝"など、見出せない。
[だが、それは過去。
眼を逸らしていけないのは"今"
想いが願ったままの色で輝くのは、この一瞬のみ。]
それでも私は、己の邪悪を受け入れよう。
例え貴女がどのような想いの元にいようと、私にとっては関係が無い。
人を殺そうとした時点で、言い逃れは出来ない悪。
それを受け入れられず更に奪おうとする等、邪悪以外の何者でもない。
そして……悪に報いは、必ず在る。
[たとえそれが己に対してだとしても、もはや戸惑うことは無い。
前へと、明日へと続く今を、踏み出すのみ。
ならばこの悪を誇ろう。
過去の己への嫌悪を捨て、明日へと進む己の名を……。]
[大木の傍に少女が一人。怪我を負った二人をじっと見つめた。]
マスターの資格はなくなったようですし、ちょっとだけかけちゃいますね。
えい。
[致命傷と思われる傷へと治癒を施す。]
これで、聖杯戦争も、終わりでしょうか。
[消え逝くキャスターの残滓。それを遠目に見届け、教会へと向けて歩いていく*]
終わったか・・・・・・
[全て終わった。
これでまた、日常に戻っていくのだ。
いや、新しい日が始まるのだろう。
やっと、本来の”屑水想真”に*戻れるのだ*]
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