人狼物語(瓜科国)


432 聖杯戦争村 Fate/noble imposter


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【墓】 ランサー

[憂いを帯びた溜息を、耳にして]

なんだ、小雅。
……菓子が足りずに溜息か?

[小さく笑い、未だ死闘の続く地上をと]

あれのことは――そう、心配することもあるまい。

[目線を向けたのは。現世で足掻く、誰のことか]

( +30 ) 2010/02/06(土) 21:12:19

アーチャー

――剣助。

[ティチューバの気配を探しながら
弓を更に番える。]

あれは御前を狙っている。
放っておくのは面倒だ。
先に討つぞ。

[――謂われずとも
この血気盛んな少年は剣を手にし、笑うだろう。
魔力弾は尚も放たれる矢を撃ち落す。
剣助が己の剣が届く間合いへと
その身を躍らせるなればその道を敷くは光の矢の雨。]

!!ככב מקלחת 《幾万の星の流れよ》

[呼応するように、矢が幾筋にも爆ぜて突き刺さる。
森が反乱し小枝が牙をむき氾濫するたび
枝から枝へと狩人は移り渡った]

( 34 ) 2010/02/06(土) 21:13:27

ライダー、セイバーの手元を、じー、と見ている

( a50 ) 2010/02/06(土) 21:14:08

【墓】 セイバー

違う。

[だが、くれるなら貰ってやってもいい。
そんな顔をして槍騎のほうを振り向いた]

…何、気掛かりでは一つではないのだよ。

[口元が小さく名前を呟く。
それは黄金の瞳の王の名]

( +31 ) 2010/02/06(土) 21:17:54

セイバー、ライダーに首を傾げた。

( a51 ) 2010/02/06(土) 21:18:34

アーチャー

[――魔力をめぐらせ確かめる。

幾ら魔力の貯蓄の多い剣助といえど、
宝具の乱発は不可能だ。

全力の一を叩き込む。
その機会を窺い駆ける。

――狩猟の算段を編み上げる。
それはただ1%の可能性さえ手繰り寄せる天性の能力。


森は騒ぐ。魔女の声に呼応し、
夜を侵食する戦争の叫びが幾つも幾つも折り重なる。
矢は、休まず放たれ、剣戟が、火花が、
闇を焼ききらんばかり]

( 35 ) 2010/02/06(土) 21:22:32

【墓】 ランサー

ニムロド……金眼の弓王、その御名か。

[――嗚呼、確かに。
あの主従。傍目にもそれと判る絆で結ばれていた。
その強さは。小雅と相真のそれに勝るやもしれず。その片割れが斃れれば]

……なに。
あの王は、毅い。そうそう、潰えはしまい。

[――どこでどうやって調達したものか。
差し出したのは、蒸かした饅頭の詰まった竹の蒸籠]

( +32 ) 2010/02/06(土) 21:29:35

ランサー、ライダーにも饅頭を勧めた。いっこどうだ。

( a52 ) 2010/02/06(土) 21:31:07

【墓】 セイバー

あれは、吾の希みを生かしてくれた。
けれど、いま吾にしてやれることは…何もないのだな、と。

[視線が、微かに揺れた。
あの澱みの中で、彼方にあったあの声は
間違いなく古き王の声であったから。
呪騎の言葉に歪んだ己の微かな光条]

……ああ、そうだな。

[頷いた。ちら、と横目で覗けば暖かな湯気。
鴉羽珠の瞳が瞬く]

( +33 ) 2010/02/06(土) 21:34:38

アーチャー

[魔力弾は応戦する。

姿を現さず、さながらこの鉄乙女のための
最期の舞台を邪魔するものを
悉く拒むかのように。]

――、  …っ

[呪詛の声はまわり続ける。
下卑た笑いを絡ませながら、
径《パス》から逆流し、螺旋を描いている。

小枝の雨が再び降り注ぐ。
幾つもの小さな傷をまた受ける。
腕を払って叩き落しながらも
幾つか訪れた鋭い痛みに眉を僅かに寄せ、
眼を眇めた。]

( 36 ) 2010/02/06(土) 21:34:52

【墓】 セイバー

[もう、声は聞こえない。
赤き澱みの檻の向こう]

…吾は

[微かに唇を噛んだ。
今はただ、見守るだけしか出来ないと思い知る]

( +34 ) 2010/02/06(土) 21:37:18

【赤】 アーチャー



[落胆の色の意味も]
[「――感謝する」の、言葉の意味も、未だ]

 

( *8 ) 2010/02/06(土) 21:38:05

【墓】 キース

[倒れた身体]

 ニム…ロド。

 必ず、俺は。

[呟く声は風に流れた]

( +35 ) 2010/02/06(土) 21:46:32

【独】 アーチャー

倒せ。
   ――倒せ。あれを。


  あの、莫迦者の ねがい。

         もう、叶えてやれぬなれど


 ――私は。

( -2 ) 2010/02/06(土) 21:47:51

【墓】 セイバー

…?

[軽く顔をあげる。
風にまぎれた男の声。

幾らか目を細め]

……まったく、人間とは…

[仕方無い生き物よ。
唇が呟いて、けれど空気にしかならない。
浮かぶ表情は、苦笑]

( +36 ) 2010/02/06(土) 21:52:21

【墓】 ランサー

[黙する剣の英霊。
この場で、己を喪った主が狂する様を見続けていたのならば。
その心が抱く重荷は、どれほどか。いままた、恩ある王が危地にあるならば――]

出来ることはなにもない……と、そう云うがな。
遺された想いは、力にもなる。貴様もあの場で、戦っていよう。

[そして、ふっと。浮かぶのは、微かな苦笑]

大体――、
おれはあそこで、つい先刻まで槍を振るっていたのだぞ。
貴様にそうまで戦の末を憂慮されては、おれの立場もなかろうよ。

( +37 ) 2010/02/06(土) 21:52:56

【墓】 セイバー

吾は

[その先の言葉が美味く言えない。
己自身に負けたのだと、解っている。
自分自身、痛い程に]

…そう、だな。見ていたよ。
随分と娯しんでいたように見えたがね?

[ちら、と。背の高い英霊を見上げる]

( +38 ) 2010/02/06(土) 21:56:23

アーチャー

[森のざわめきと、遠く近くで鳴る剣戟。
剣助の、形のない磨きぬかれた「剣技」は
鉄の乙女と拮抗するほどか。
アーチャーは再び木の上にて片膝をついた体勢で、
身を低くして視線を斜めに走らせる。]


――其処かッ!!


[謂うが早いか、彼の手にした豪奢な弓は
三日月が如くしなり、
ひときわ強く輝く光の矢を
鉄乙女ではなく森の一角へ向け放った。

狙うのは、其処に在る筈の――獲物《魔女》。]

( 37 ) 2010/02/06(土) 21:56:35

ライダー、ランサーの手ごと、饅頭にかぶりついた。かぷ。

( a53 ) 2010/02/06(土) 21:59:39

神嵜 剣助

[瞬時に隆起する大地、回避する術は我が手にはない。
されど、我が体は重力に逆らい上空へと舞い上がる。

サーヴァントだ、その手段は乱暴ながらも見事に目的を果たしている]

サーヴァントってのはどいつもこいつも乱暴だな!!

[軽い口を叩く、ダメージを相手に見せない為の演技だ。
実際は、そう楽観視できる状態でもない。
いくつかの矢は体を貫き、土砂は容赦なくその傷を抉った。

されど、我が体がとまることはない。
腕を強化し木の幹を掴み体制を整える。
もはや、考えてなどいない。
戦いに集中した体が勝手に動くのだ。
それにこの程度で倒れていたら我がサーヴァント達に笑われてしまう]

( 38 ) 2010/02/06(土) 22:04:53


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