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[待ち続けるにも時間が無い、そんな気がしていた。
だからバーサーカーはセムラと共に家を出る。
相手は強大だが、勝算がないわけではない。
そのひとつは、セムラが傍らにいると言う事。
ティチューバと出会った時、彼女は魔術を違う方向にそらした。
それはセムラがそばにいたからだ。ティチェーバはセムラに害を加えるような魔術は放てないはずだった。
バーサーカーは匂いを追いながら歩き続ける。]
[スクランブルエッグにトマトを添える。昨日使うはずだったバラ肉を取り出すと、他の野菜とともにいためる。味付けは、塩コショウと、醤油]
作れるっつっても、そんなたいしたもんじゃない。
一人で生活するのに、凝った料理は必要ないからな。
いつも、焼くか煮るか、だった。
[テーブルの上にパンとともに置いて、ペットボトルからお茶をコップへと注ぐ]
あの時、アサシンが連れて行ったな。
なら、アサシンたちのところかも知れん。
― 幽蓬寺 ―
[―― 獣がざわついている。
気付いたのは少し前だったか。
それとも、ずっと前から分かっていたのか。
体の修復を終えた魔女は、境内の中心で一人空を見る。]
― 汐野山・参道 ―
[たどり着いた場所で、寺がある終着点を見上げる。
隣にはゴロウ。手の甲には令呪。
適うのか玉砕するのか。
どちらにしても、これがゴロウと戦う最初の戦争。
そして――、恐らくは。]
――― 、
[小さく。喉を振り絞ろうと、杖に力を入れて。]
――――、い……きま、しょう。
[ゴロウさん、と。
その名前は、呼ぶことが出来なかった。]
(やっと?)
……クズミ、お前のサーヴァントは…
[居た。
確かに居たのだ。
あの日、彼の傍らに。]
……っ…
[ぎゅっと、主の服を掴む。
迷い、一度は閉じかけ、それでも口を開く。]
……居たぞ、サーヴァントは…お前の側に。
[ふと気づくと、ゴロウの気配が消えていた。
どこかへ散歩にでも行ったのかと思ったが、セムラの姿もない。
ゴロウはともかく、セムラまで居ないのはおかしい。
あの様子では、まだ彼女は歩くのもやっとという体調だったはずだ。
その様な体を押してでも行かなければならない事情。
―――嫌な予感が、する。]
…………主!
[馬岱は、主の部屋へと急いで向かった。
一刻も早く、追いかけるために。]
───嗚呼。
[小さく零れるのは溜息]
[ここはよく解らなくて]
[ただ見えるのはついこの間までいた場所なのに]
…とおいな。
[手を伸ばせば、届きそうなのに]
[とどかない]
[とどかない]
[わかっている]
[スクランブルエッグをフォークでつつき、口に運ぶ。]
……ふむ。悪くない。
作れるだけよかろう。褒めて遣わす。
――――豊かだな、この時代は。
[作ってもらったくせに尊大な態度だった。
フォークを下唇に添え考える所作。]
アサシン――か。
匿っているなら、何ぞ休戦か共闘か、
そういったものを結んでおろう 、な …
――っ…、!
[不意に、眼を見開く。顔を上げて]
[――こめかみに手を当てた。
ざわり、怖気のするような深淵を覗き込む。
澱みに僅かに声がした。
己に向けたのではない呪詛の主の声がした。
答える声はなかった、が]
…ティチューバが 動いたようだ。
[届かない]
[指先の微塵も]
────ッ!
[叩きつけようとした手は宙を切って]
[そこには、何もない]
[ゆっくりとほどけていく拳は]
[少しだけ震えていたか]
は?
何を言ってるんだライダー。
君は幻でもみたんじゃないか。
とにかく。今は前に進もう。
魔力が回復しているなら、打ってでよう。
アーチャー達と合流すれば優位になるはずだ。
[ライダーの手を取り外出を提案する。行く先は多分繁華街]
[バーサーカーはセムラの様子を見て、伝える]
おそらく、君は魔術を使う事は困難なはずだ。
だから傍にいてくれるだけでも良い。それだけで充分な守りになる。
あと、私の宝具の事も言っておこう。効果は、君から半径10数メートル以内限定での自身の強化。
他の作用もあるが、それを望むのは酷かもしれないな。
……。
[閉じている
どうしようもなく、固く、この主の扉は――]
……わかった、案内しろ。
[手を引かれ、先導される方へ歩く。
胸の中に、痛みのある何かが広がった]
[石段を登っている途中、ゴロウは重要なことを切り出した。
ゴロウの宝具。……そういえば戦闘に関するまともなことを話し合っていなかったなと今更思い出した。
詳細はわからないが、守りということの意味はわかる。
とにかくゴロウから離れてはいけないということだ。
きっとそれは。
相手もわかっているだろうから、集中せねばならない。
把握したことを知らせるために、頷く。
―― 破壊された石段。
頂上が見えた。]
― 幽蓬寺 ―
――――。
[キャスターはただ佇んでいた。
獣の一匹も従えず、二つが昇りきるのを待ちわびていた。
石段から現れた一人と一匹。
空を仰いでいた視線はそちらへと向かい。
同時。山の獣たちが、姿は見えねど殺気を放ち始める。]
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