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[魔力の断片たちは、うぞうぞと塊に還る。
再び巨大な影の獣となるためではなく。
それ単体が突進炸裂に足る弾丸となるために。
しかし、致命は速度。
結集の命令だけを与えられたせいか、警戒もせずのたのたと獣は結集していた。
その隙に、最優のサーヴァントが付け入る――。]
[豪奢な弓はそれでも光を失わない。
霊脈より汲み上げた力で、
光の矢を紡いで放つ。這い回る黒へ。]
――見苦しいぞ、雑犬が。
[集結を妨げるように、
縫いとめる。射落とす。
だがそれも何処まで可能か。
口惜しい。塔を解き放てたならば
全てを射抜くというのに。]
───遅い。
[遅い。
それは、更に速き者あれば違ったのかもしれない。
ただ、それでも己にとってみれば]
その首、貰うぞ────ただで逃げられるなどと思うな。
[静かに、構える。
紡ぐは恋し者の名を連ねしことだま]
[言葉はちからである。
草薙。それは嘗て己が薙ぎ払いし大地の名。
天叢雲 ──── 諱は草薙 。
天より谺するは剣産みせし大蛇の咆哮。
それは音という衝撃を伴って
───闇を薙ぎ払う、大いなる力。
大蛇は吼える。吼え、そしてその叫びは闇を、斬り祓いて喰らう]
[黒き闇はどれほどの打撃を受けたのか。
天つ大蛇はどれだけの闇をその咆哮で消滅させたのか。
勾玉は尚、主と共にあるだろう。
彼の男たちを守るために]
───ティチューバ、と言ったか。
[それは黒き女のなまえ。
黒き獣の背後、黒き闇の中を睨んで]
お前の見せてくれた幻想の礼を返そう。
…出て参れ。今更恥じらうなどとは言ってくれるなよ。
吾が主の希みよ───その首、貰うぞ。
[今一度、剣は戦うために翳される。
主の消耗をこれ以上過酷なものにしないためにも、
これ以上の宝具の発動を抑える彼の如く直接の戦いへと持ち込もうと]
…………。
[セイバーの言葉に答え、影より出でし女の姿。
異界に放り込んだ前と寸分違わぬ女の姿。]
――――。出来るものなら。
[くすり。
口元でのみ笑み、セイバーの果たし状を受け取った。
残っていた獣たちも命じられたのか、両者間の道を空ける。
だが、少しでも気概を殺ごうと叫び猛りは止まらない。]
…………。
[セイバーの言葉に答え、影より出でし女の姿。
異界に放り込んだ前と寸分違わぬ女の姿。]
――――。出来るものなら。
[くすり。
口元でのみ笑み、セイバーの果たし状を受け取った。
残っていた獣たちも命じられたのか、両者間の道を空ける。
だが、少しでも気概を殺ごうと叫び猛りは止まらない。]
[黒き肌の女。
その声は頭に強く響き、不快さ故に眉が寄る]
…。
[両の脇に黒が退く。
まるでそれは古き書の海が割れるように。
その中を進む。罠だとか、そういうことは今更考えない。
熊襲の館を思い出す。己の前は、周りは総て敵であった]
呪騎とは、武具の一つも持たなんだか。
流石に素手の相手の首を取るは、聊か心も引けるがね。
[近づく。近づいていく。
それは剣を振るえば、首など簡単に取れそうな距離まで]
…だが、それが主の希み故。
[――御霊は吠え猛る。
空気を震わせ、天を震わせ、闇を喰らう。]
…成程、《最優》と銘打たれる位階に
在るだけはある。
[オウスノミコト――小碓命。
日本の英霊であると、聞いた。
その行先、闇が道を開く。女の姿もまた見えた。]
――……。
[番えた矢は離さない。
魔力が今少し回復するのを待つ。
離れた背後に在るはそれぞれの召喚主《マスター》。
休戦協定と「主を頼む」の言葉を守る。
魔力の奔流であれば、
最悪自身の加護《楽園の残滓》で防げようが――狩人は、機を窺う。]
/*
形骸臓血があるから多分撮っちゃっていいはず なん だけ ど
ぽぽぽぽぽぽぽぽてちさああああああああああああん!!!!!!
[ぱにくった。]
[セイバーの一撃。
呆気なくキャスターの首は裂かれ、噴出す黒き血も少量。
魔力を浪費し過ぎたのだろう。
女は小さくうめいたように聞こえた。
ぐらり。
身は倒れ行く。]
[今のキャスターには魔力が足りなかった。
故にセイバーの一撃避けるは叶わず。
溢るる穢れも獣になることはない。]
―――。お見事。
[宝具の生成三つ、固有結界の展開二つ、獣の使役。
追い詰められた結果がこれであり、侮った結果がこれ。
故にキャスターは賛辞を送る。
その口元は、幽かに笑んでいるように見えた。]
それだけに実に惜しい。
――――。そう。もう少しだけ速ければ。
[踏ん張ることは最早出来ない。
抵抗なく倒れ伏し、血を黒く汚していく。
己が生み出した闇に溺れるその中で、もう一言。]
――――。バベルの王。
――――。狩猟者と、獲物の違いとは?
――――。単純に、形状の違いですか?
[そんなことを問いかけた。]
[馘を刎ねる、とまでしなかったのは
甘さなのか、それとも─────]
────…これで。
[終わり、そう言霊に出来なかったのは何なのか。
色濃い違和感を拭えない。
川上の館で己が繰り広げた惨劇は、こんな静かなものでは───]
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