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俺には聞こえない。だからその声をなんとかできるのはお前だけだ。
もし、潰れそうになったら言え。
そうならん事を信じてるよ。
[一度肩を叩いてから、その手で頭をくしゃりとなで、離れる]
あったまったようだ。
[レンジの音にキッチンへむかい、バーガーを取り出すと一つをアーチャーへ*投げた*]
──、─…。
[膝を抱えたまま、小さく呟いた。
同じ言葉を繰り返して]
───吾は、間違っていたのだろうか。
[勾玉の数が足りなかった理由は解っている。
本来、あるべきはずの加護が足りない。
本来、揃いて調和する力が欠けている。
それは決して己のせいではないけれど。
けれど、そう思わざるを得ない確信がある]
(吾も──騎兵の主と、何一つ変わらないかも知れん)
[俯いた表情は苦いまま。
主が書斎で目覚めた事も──気づかないまま]
[程なくして『オウセ』は見つかった。
意味としては、どうやら男女の密会のことを指すらしい。つまりあのサーヴァントが心配していたのはこういうことだろうとセムラは考えた。]
馬岱さんのマスターさんは、女性なんですね。
[だから『邪魔をしては悪い』と考えたのだろう。
一人こくこくと頷く。
しかし同音の別の意味という可能性もある。
更に調べると、『王制』という言葉があった。]
……馬岱さんは、どこかの王子様。
なるほど。こちらも納得できます。
悩ましいですね。
[あの紳士的な身のこなし、言葉遣い。
馬岱を思い起こしながら、セムラは辞書を閉じた。]
壊してなどいない───壊したのではない、あれは。
[澱みによる浸蝕。
繰り返される過去の風景。
繰り返す。何度も何度も、掌を濡らす]
───違う!!
[赤]
───誰、だ?
[騒ぐなと。確かに聞こえた。
それは赤く塗り込めるような女の声音でないことだけは確か。
幾らか、喉につかえたような声を絞り出しながら]
誰、だ。
[もう一つ問いかける。
今度は、ある程度の冷静さを添えて]
[は、とひとつ細く息を吐く。]
分かっている。
潰れるだと?あり得んな―― 、…?
[頭を撫でられたのに驚いたのか
金色の眸を丸くした。]
っ、何、 ――…っと、
[投げられたバーガーを受け取ると、包みを開く。
一度キースの方を見た後、
何とはなしに視線をそらしてから、
温まった食物を齧った。]
――……
[暫し黙したまま食事を続ける。
朝の番組を流すテレビは視界の端。
箱の中で小さな人間が踊っている。]
あれの気配、
実際この眼にせねばわからんだろうな。
……矢張り私も街へ行くぞ、キース。
[目立たぬ方法などあるのかは、分からない。]
[声だけでは分からない。
径《パス》が歪みきっているのだ。]
――…呪詛混じりの声の満ちているところに
名乗りをあげるなぞできるか。
[不機嫌極まりない声で謂う。]
御前が呪詛の主ではないなら
耳を貸すな。それだけだ。
[――己とて綻びあらば危ういだろう。]
[次に調べておきたいのは地理だった。
普段からあまり外出しないセムラにとって、今の浦舞を把握しているとは言い難い。
早速、カウンターで地図帳について聞いてみた。]
あちらですね。ありがとうございます。
[衣装と杖に随分妙な目を向けていた。
帽子はさすがに机に置いたままだったが、それでも目立つらしい。
小さく息をつきながら、新しい地図帳を探し始めた。]
呪詛の主…?まさか。
[聞こえてくる声は、澱みの浅き淵より来る。
それ故、歪んではいてもそれが呪詛の主ではないと、それだ理解できた]
…流石に、己の呪(わざ)で竹箆返しを食らう間抜けではない。
[息を吐き出した。
誰の声なのか。確かに聞き覚えはある声のようなのだが、特定はできない。
澱みはそれほどに酷く、滓は重なり濁っているという示し]
ならばいい。
複数だとさらに面倒故な。
[――大儀そうな響きとなる。
余計なことを謂えば
あの女の声の主に伝わってしまうだろう。]
……しかし
五月蝿いな…この、呪詛は
あまりに深い。
[『殺す』『殺す』『殺す』『殺す』
『死んでしまえ』『死んでしまえ』
『死んでしまえ』『死んでしまえ』
米国の言葉が渦巻き、呟き、折り重なる。]
───水でも浴びるか。
[この不快感を流すために。それは一種の禊でもある。
ソファから下りて、主に教わった記憶を頼りにバスルームへと向かう。
幾らか蛇口やらと格闘し、すっかり全身を冷やして出てきたまではよかったが]
…。
替えの衣は、如何したものか。
[さて、困った。
軽く首を傾げて]
[暫くすれば、屑水邸に響きわたるのは相真を呼ぶ大きな声]
そちらこそ──いや、あの声は違っていたな。
[女の声であった。
聞こえるこの声は、流石に女の声には聞こえない]
──闇、と言っていたか。
[少し気を抜けば、またとらわれそうになる唱和。
幾重にも重なり呪なう、根の国の声明]
ッ…、今は、どうにも出来ぬのかな。
煩わしいものよ───歯痒くも、ある。
[早朝から叩き起こされた主の不機嫌などいざ知らず]
替えの衣がない。
[バスルームに現れた主に突きつけた言葉はこれときた。
結局色々服を持って来させては見たのだが、
やれ裳裾が長すぎるだの、やれ肩の位置が合わないだの、
これは重たいだの、散々文句をいった結果]
…まったく、ものの役に立たん男だなお前は。
[黒いVネックのセーターと、昨日そのままのスカートになった。
主のズボンは、どれもこれも裾上げなんてレベルではなかったのだ。
バイクもだが今日こそサイズの合う服とバウムクーヘンを用意させると心に決めて]
相真、腹が減った。
[食事を所望するに至る]
[季火、水綏、雙風───]
…橘。
[吾妻ばや。
口にしたところで、思い描いたところで、その姿は既にない]
『皇子のそれは愛ではなく恋ですね』
[そう言って笑った女を、覚えている]
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