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……良かろう。
ライダーを討った主従の情報を教えろ。義手を届ける、貴様の連絡先もな。
[視界の隅で、剣助が、不満げに剣を収めた。
無抵抗の者を斬る、気が進まぬことは確かだった。
それに、肉親への情は、いつの世でも尊い。
あの心優しき主君であれば、斬りはすまい。そう思えたのだった]
[聞こえてきたのは男の名前。表情は変えず男を見る
アーチャーの視線の先が別の方向を向いていることに気づいたが、一瞬そちらを見ただけだった]
キートン…。
当然だが知らん名だな。
[キートンの態度を胡散臭さそうに眺める。
アーチャーの言葉は左から右へ通り抜けた]
ありがとうございます。
[そう礼を言い、そして相手の要求通り敵方の特徴を伝えようとして……今度こそ、飛龍は吹き出しそうになった]
彼の主従は……その、一言で申すならば、変態でした。
― 教会 ―
[trrrrr...
trrrrr...
trrrrr...]
はいはいはいはい。
[ぱたぱたと軽い足音で奥の間へとかけこむ。
そして受話器に手をかけ。]
はい、こちら浦舞教会でございますわ。
まず、サーヴァントが女顔でありましたが、おそらくは男。十代半ばの小柄な姿……ですが、真に恐るべきはその姿。
きっと、マスターに無理矢理強要されたのでしょう。……現代の、女子高生の服装をしておりました。
[飛龍はもう笑いを堪えるので限界です]
『セカンドオーナー代理のセムラです。
その声は……ええと。荒谷天羅さんでしょうか。
渋沢神父から聞いているかと思いますが、例のモノの最終確認が終わりましたのでお電話しました。状態も良好です。
前回と同じ場所に保管してありますので、取りに来ていただけると助かります。私が表立って教会に運ぶと、何かしらクレームが来るかもしれませんので。
ちなみに解号は変わっていません。
―― 今回の器の出来なら、歴代の轍は踏まないでしょう。』
[自らのサーヴァントに、女装をさせるマスター。
成る程、それは変態に違いない。
胸を撫で下ろす。
剣助が、そのような変態でなくて良かった]
……そのような変態に敗れたのか。哀れな。
[同情と呆れの入り混じった声で、小さく呟いた]
そのマスターの方も、男性。日本人でございましょう。
水を操る魔術師にございます。私はこの者の操る水の鞭にて、右腕の義手を奪われました。
[飛龍は悲哀を込めた表情で、右腕のあったハズの場所を見る]
残念ながら、敵方のサーヴァントの能力は、一瞬のことでしたので認識できず……クラスも分からぬ有様。お役に立てず申し訳ありません。
[ライダーの槍を止めた時、彼の敵が発した言葉……それを思い出しながら、飛龍は嘘に嘘を重ねた。
そこまで知らせるのは、少々あの二人に悪い]
これが私の連絡先と、住所になります。もし私の義手を取り戻して頂けたなら、ご一報を。
[飛龍はメモ帳を取り出して住所と携帯電話の番号を記載し、そのページを破ってランサーに差し出す]
そうですね、ご尊名を伺うのはその時にでも。
[青年に頭を下げる。]
ところで、そちらの御仁、……マスターとお見受けしますが、差し支えなければお名前を聞かせていただけますか?
私は国分=キートン=太一と申します。
水の魔術師か……よく判った。
だが、期待はするなよ。
その変態が、別の相手に斃されるやもしれんからな。
……帰るぞ、剣助。
[飛龍に背を向けて、ふと、思い直す。
令呪を残している以上、用心しておくにしくはなかった]
[再び剣を抜き、飛龍に向き直った]
悪いが、保険をかけさせてもらう。
――動くなよ、動けば命は保証出来ん。
[返事を待たず、剣を振るった。
飛龍の額を、皮一枚。微かに掠めるようにと]
[視線を送っていたキートンがこちらを向く。名を尋ねられると、ああ、と短く返事を返す]
俺はキース。
すまんが教えられるのはそれだけだ。
その名しか、今の俺にはないんでな。
山田、と言ったか。
馬鹿丁寧な自己紹介は俺にはいらんよ。
名を知れば充分。
フラン、行くぞ。あまりここに長居はしたくない。
ええ、そうですわ。
え・・・あ、はいはいはい。
・・・・・・了解いたしましたわ。そのようにいたします。
・・・ほむ。ではその旨、お伝えしますわね。それでは。はい。
[ひとおりの言伝をメモに残すと、受話器をおろした]
― 管理者邸前 ―
[出る際も施錠の呟きは忘れずに。
今度は庭を眺めることはせず、ゴロウの下へ歩いて行く。]
お待たせしました。ゴロウさん。
それでは、帰りましょうか。
いえいえ、ありがとうございます、キースさん。
フランさんも御機嫌よう。
[立ち去ろうとする主従を見送る。]
願わくば、もう少しお互いの情報交換などしておきたかったのですが。
例えば、一人のサーヴァントの真名、とか。
まあ、名前にはあまりご興味が在られない様子ですので、其方にとっては大した意味を為さないでしょうね。
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