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──IndeRiseal──
[──…面倒なので、その後Neilがどう行動したか、現実時間にして数十分前の話をまとめてしまおう。
Chariot(戦闘馬車)は、両方の馬が泡を吐いてそれでも暴走しつづけた。最初にビルだけに留まらず、低いビルの妙な突起飾りやら真っ赤な鳥居やら、得体の知れないマネキンやらを破壊し巻き込みながら、Neilの運転で目的の貧民街とでも言える区画に辿り着いた。
そこは黒いチューブ状の店舗だけが何か得体の知れない生物の巣の様に重なっている、特殊エリア。その内の一本に、NeilはChariot(戦闘馬車)でチューブを引き裂く覚悟で突っ込んで行く。真っ黒なはずの馬の目が真っ赤だった。]
──IndeRiseal/Black Tube──
[入口で、轢き殺しかけた老人が持っていたあり得ない程旧式のTVが、
【区域封鎖― IndeRiseal― 91−237564−Virus Storm】 【区域封鎖― IndeRiseal― 91−237564−Virus Storm】 【区域封鎖― IndeRiseal― 91−237564−Virus Storm】の情報を流す。そしてそのままそれをキャッチボールの要領で受け止めたNeilの片手の中で壊れた。]
アァン?
さっきの覆面野郎が追って転移して来た──区域じゃねえ…か?
Virusだと。
[旧式TV型PGMを放り投げ乍ら、片手でチケットに付属する透明の球を覗き込む。]
[…更に中略。]
[現在、Neilの戦車の暴走はまだ止まっておらず。
地下に連なり、無限に続くかと思える真っ暗なチューブのうねりの中を、戦車にはNeilの他に一人の同乗者が居る。額の生え際が少々危うい…サップグリーンのジャケットを着たNeil曰く「おっさん」。おっさんの名はNormanと言う。腕の良い修理屋の1人だ。]
久しぶりなのに店を破壊して悪かった。
他のヤツらにも謝っておいてくれ。
おれはどうにも出来んが、多分後からスポンサーが金を払う。
あー、最初のPGMだけじゃなくVirusも流行ってるらしい。
そっちも見てくれ。
何、走りながらじゃ無理だって?
イヤイヤ、止められたら苦労はしてない。
Beeee......
[Chaosの「体」に突き刺した針は、虚しくマントを切り裂き、宙を舞う。]
ナニ……………!?
[続け様に、Susanneの斬撃が視界に入る。慌てて宙返りをし、Chaosのloud speakerから身体を離した。]
………………?
[Chaosの絶叫を耳にしたMagdaleneの瞳孔は、いつの間にか収縮していた。]
[強い力で揺さぶられる]
[突き刺した刃を握り、堪えようとするが]
──っ!
[振り落とされる]
["重力制御"など持たぬ身では、落ちるしかなく]
[せめて受身を]
[間に合わず、ビルの一つを巻き添えに]
[clusterの破片が土煙のように舞い上がる]
[Drモーガンが近づいてくる]
クソ――。Ignis......
[緩慢な動作で左手を掲げてSub PGMを起動]
[しようとし]
何だ?
ケケケケケ、おめでたい奴だな―― 直れば――吹き飛ばすゼ――クハハ!
[Virus除去(これは採取も兼ねているようだ)のために、幾つものケーブルに繋がれた。丸い膜が発生し、その中にこぽりこぽりと液体が満ちて胸元を包み込む]
うわあああっ!?
[ヒラリと着地しようと試みるも、Chaosに揺さぶられた衝撃で空中姿勢を崩してしまったようだ。]
―――ゴンッ!
[ビルの壁に、頭を打ち付けた。]
畜生…畜生……畜生………。
[呪詛を唱えるような呟きがスピーカーから。]
今のは痛かったぞ……痛かったぞォォォォォォォ!!!!
[よろよろとステップを←←→→←←→→と踏む。]
……解禁だ。さらに高難易度の世界へようこそッ!
[ちょうど間奏のあたり。マニアックな”金色の空”。
Chaos搭載のヴァージョンではExpertいうらしいが。]
[ビルの窓辺に座り、額を擦っている。]
あいたたた……っつー。
[働き蜂は、Magdaleneを心配そうに見つめている。『大丈夫?』『痛かった?』]
……ううん。大丈夫。
よっと。
[ピョンと勢い良く立ち上がり、羽音を立てて空を舞う。]
みんな、ありがと。隠れてて。
[働き蜂を髪の中に隠し、薔薇の鞭を構えて身構える。]
[Chaosのけたたましい声。鼓膜と羽がビリビリと震える。]
……………何よこれ!
[金色の空は、無数の矢印で覆い尽くされている。]
[名前が光っている。
水色の瞳、蛍光色を帯びて輝くPraibaTormarine
小さな祈り、LittlePrayer]
知らない人がいるわ。
賑やかね。
とっても賑やかだわ。
[立ち上がって両手で天球儀を掲げたまま
コンペイトウが螺旋を描いてとりどりに
彼女の周りを巡る花、花の唄]
[――転移。]
──IndeRiseal/Black Tube──
あんたは腕一本でどんな修理もこなすんだろ?
おおおおおお。
イテテテッ。
やっぱ神経にクるな。
と言うか崩壊寸前だもんな。うへえ。
[蜘蛛の様に8つに割れたNormanの腕。ブツブツと文句を言いながらも、Neilの上腕部と二頭の馬(House of Death)に、プラグを差し、レーザーを打ち込み、精密な手術を行い、彼等を本来の姿へ戻していく。]
なんで、おれが今更Underに戻って来たかってか?
好きで戻って来るわけがねえよ…──。
まあ、あれだ。
まともにバラすと【奴】との契約違反になりかねんが。
【取り戻すため】…──だ。
例えば、幾らあんたが完璧な修理屋だからって、不死の技術はないだろ。
[苦虫を噛み潰した様な苦笑。]
[Arrowが舞う]
[彼女にも追撃するように]
[降り注ぐArrowの乱舞]
[崩壊寸前のビルに膝立ち]
『ほんっとーにキリが無いわ!』
[対抗するように無数の、無数の、無数の雀蜂]
[爆破し舞い散るclusterが二重の煙幕]
[飛来するArrowをSTEP・STEP・STEP]
[FreezeArrowを駆け抜けて]
[雀蜂を纏わせた三日月を構え]
[届かない]
よいしょっと。
[薔薇の鞭を網状に形作り、再び上昇。]
なーるほど。
胴体はemptyなんだー。ふーん……。
[掌の上で薔薇の花を咲かせ、ニヤリと微笑む。]
おわっ!ととと……っ
[足元は、「かろうじて」矢印の指示するステップを維持しているようだが。]
【取り戻す】
その為のバトルなんだぜ。
[具合を確かめる様に左腕を振り上げて、また降ろす。
一瞬、胸元のチェーンに結びつけたNeilに不似合いな赤い石のついたペンダントトップと思しき物に視線を落とした。]
[Teardrop&fire…──誇り高き魂の色…。]
──IndeRiseal/Black Tube…→???──
[PGMの修理が終わり、Normanが「ま、何に巻き込まれてるにせよ。取りあえず。今後は針に気をつけろよな。」と言いながら、しょぼくれた煙草型のPGMを口に運んだ。]
[その時──、]
[黎明の如く、チューブの暗闇が正面から向かって来る光に掻き消された。]
[光の色は黄金。]
[バチバチバチバチバチ…損傷を受けたスピーカーから
火花が飛び散っている。荒い息遣いの音。]
クハァ……クハァ…。
キミたち…タフ……だねえ…。
[疲労?の色が見られる。]
私を除くキミたち全員、”危険な気配”を持っているんだな?
そうとしか考えられない…天才が、ここまで……。
[発する音楽はもはや惰性。]
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