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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が5人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人含まれているようだ。
自警団長 ヘクターが「時間を進める」を選択しました
──Hopping Fear──
[Sledge Hammer(大槌)は攻撃の時のみNeilの掌中に現れ、攻撃を終えた瞬間、掌に吸収される様に格納される。格納されている時、男の手首には大槌の形をした入墨が浮かんでいる。]
敵が増える。
このチケットには、蟻が群がるだけの価値があるって事か。
[戦車をドリフト走行させながら、無造作にまた大槌を取り出し、目の前に現れたモンスター型のアバターに一撃。
相手が消滅した事を確認してから、胸ポケットの白い紙片──チケットにチラリと視線を走らせる。]
[胸元でticketが発光した事をfeeling。
反射的に右手で胸を叩く。
ウゴカナイ身体の中で、顔だけが動きを見せた。]
─ Hopping Fear ─
……Ticketが。
『どうやら、始まるみたいね』
ああ。
[頷き、Ticketをじっと見ている]
[ヘクターの持つチケットからは、両性具有の天使が現れ、歪な角笛を鳴らしては、静々とお辞儀をする。三角形を幾十も組み合わせた形の球体の中で、各人のNameと現在地がゆらゆらと橙色の穏やかな光でたゆたっている。
他の参加者が同様であるかまでは、ヘクターは理解らないものの、これが次への道を切り開く文字通りの切符という事は理解っているつもりだった。]
そう……たたかいのもと、しらないの……。
[Susannaの瞳孔をじぃっと見つめながら、Magdaleneの瞳孔が徐々に開いてゆく。]
たたかい……たたかい……
たたかいのもとを、こわさなくちゃ……
さがして、こわさなくちゃ……
[豊かな胸元に、一筋の光。そこに潜むticketが白いラインを作り上げ、Magdaleneの胸元を妖しく照らし出す。]
[ヘクターは、チケットを握りつぶすように再度掴みなおし、ウォッカを――そんな味がするー―を煽ると立ち上がり、店内から外へ出ていく。他の、10名を離脱させれば、勝者だ――。その為には、現実世界からの攻撃も*辞さないつもりだった。*]
[ポケットの内側でチケットが光を放つ。
PGMを撃ち込んで来た男から取り上げてから、今までロクに確認も出来ていなかった。]
なんだ?
― Dusk City ―
[アジアンゴシックの建物群を
滑り落ちて行くPastel color。
同じ光を探して、瞳の奥で銀色が奔る]
はじまり、はじまり。
遊んでくれる人は何処かしら?
[とんとん、看板を蹴る。
重さは無い。]
[Ticketから現れる天使、そして直角で構成された球体]
[その中に人名と思しき文字列と、それぞれのLOCATION]
[それらを黄金の瞳で見詰め]
「薔薇の女の様子には気付かない」
おれは今頃高みの見物と洒落込んでいるに違いない【奴】に、underにダイヴする事、チケットを入手する事を指示された…──。
[周囲に敵が居ない事を確認して、入墨のある手首をポケットの内側に滑らせ、チケットを確認する。]
ゲーム開始って事か?
もう一度言うよ……
Attackの対象はいまticketが送って来た参加者全員。
破壊に至るまでの徹底的なAttack
そのときのdataは採取させて貰うからー。
折角拾ったんだし面白い展開期待してるよ。
聞こえてる?
自己再生用のと一緒に入れた通信用のaddress、今もまだちゃんと使えてる?
『signnal……ticketより次のstageへの移行を確認。参加者総数11。all's Name-confirm。all's position-confirm。
Tindalos04及び05動作確認。FIELD動作確認。WHISPER動作確認。』
Here we go。
『destination- Dusk City』
[”彼女”の饒舌なアナウンスが終わり、Sandyのアバターは幾多の鳥の形に千切れて離散した。白く発光するticketが取り残されて宙を舞う。白い鴉の一羽がそれを銜えて他を追った。]
ありがとう、おじょうさん……。
[目の前に居る女に礼を言うと、Magdaleneは薔薇の花から飛び上がり、夜の闇に浮かび上がった球体に近づく。]
コレは……beee……
ヒトの名前……居場所……?
「たたかいのもと」は、この中にあるのね……?
[羽音を立てながら、天球に鼻先を近づけた。
鼻先が天球に触れると、天球はバチン!と大きな音を立ててMagdaleneを拒絶する。]
あいたぁ………!
[鼻をさすりながら、地上にいる女を見つめている。]
あなたも、たたかうの?
んー良好。[messageに含み笑い]
”ムカつくぜ”
ひとの心の作用だね……
君はPGMだのに!
Attack to Attack 'till THE END (do not ask END OF WHAT?)
──必要があれば闘う。
お前は"S2"を識っているか?
"閉じられた秘密"を。
[直線の球形はやがて消滅]
[中空の女に視線を返し、問うた]
行き倒れ メルヴィンが「時間を進める」を選択しました
[――マントの端が、するすると首元の幾重にも撒かれたマントの中へ入り込み、チケットを取り出す。両性具有の天使は、微笑みを浮かべている。]
Facking Oh My Facking God aaa Game......
[唇がパクパクと単語を紡ぐ――]
"S2"……?
"閉じられた秘密"……?
ううん。しらない……。なあに?それ……
[中空に現れた無数の働き蜂に尋ねてみる。]
ううん……このコたちもしらないみたい。
ごめんね、私は教えてもらったのに、私は教えてあげられなくて。
娼婦 マグダリンが「時間を進める」を選択しました
― CCYM G-Zone ―
――…死ね。
賛歌せよ、死の歌を――。
賛美せよ、死を超えて――。
[双眸は空を見上げて、しかして限りない空虚。]
[差し伸べた手の先、
銀のTicket
銀の半球
天使が微笑み指し示す場所]
素敵ね、
素敵。
[羅列羅列、居場所の羅列。
Name、一つ一つ数え]
あの綺麗な可愛い方はどれかしら?
白鴉は?
仮面の方は?
近くに居るのは2人かしら。
[首傾げ]
ひつよう……?
うん。「必要」は知ってる。
[針を動かす女の姿を見ながら、地上に生えている蔓を伸ばして薔薇の花を空に咲かせた。]
んん……あなたは「"閉じられた秘密"」さん……ううん。
天使さんが、あなたの名前を「Susanna」さんって教えてくれたわ。
私はMary Magdalene。よろしくね。
―Dusk City―
[夜空を鳥が舞う。そんな事は不思議でも何でも無い。白い鳥が集まって人が現れる。そんな事も不思議ですら無い。ここはCyberSpaceの底の底。
Sandyは一軒の店へ入った。]
チッ……もう動いたか。
Heckter?
[『他の参加者の現在地確認……』]
構わない、そのうち誰かこっち来るさ……
入れ違うのも逃げ回ってるみたいで癪だろうが
[入り口傍のテーブルから椅子を引き出してかけた。]
[その顔に浮かぶのはsmile。]
始まった…!
[言葉を吐くと同時にウゴカナイ身体を動かす。
ticketを取り出し、眺める。
浮かび上がる橙色。
そして、その向こうに透けて見える…時計。
天使の舞いに、薄ぼんやりとした時計はフッと消えた。
その時計は、恐らくは頭の中だけで描いた幻影。
眺めていた顔から微笑が消えた。
ticketは数個体が近くに居る事を示している。]
[名を忘却]
[本質を消失]
[存在理由を忘失]
―― To ――
[目の前に浮かぶ幾何学めいた橙色の線で構築された球を眺める]
「よろしく」
挨拶は対人関係の第一歩。だから。
「さようなら。また会いましょう、Magdalene」
[ポータルが転移先を訊ねる]
[先ほど表示された「参加者」のリストをメモリからCALL]
[並ぶ11名のLOCATIONの中に]
──anti Paulo──。
[反逆者の城]
[故に、政府の関係者も多く出入りすると言う]
[螺旋の円錐が彼女を囲み、*転送*]
─ Hopping Fear → anti Paulo ─
謎の男 グリフィスが「時間を進める」を選択しました
「よろしく」
「さようなら。また会いましょう、Susannaさん」
[薔薇の花の匂いを嗅ぎながら、Susannaにニコリと微笑んだ。]
他のヒトってどんなヒトだろ……
うふふっ。
見てみたいなぁ……見に行こうかなぁ……
ああっ。いけないっ。
「たたかいのもと」を探さなくちゃ……!
[Magdaleneは、薔薇の中に再び身を潜めた。
そして蔓が地上を離れ、宵闇へと浮かび、薔薇の花の元へと巻き取られ──やがて薔薇は、真っ黒な空から姿を消した。
──── * 転移 * ]
― Dusk City ―
誰か居るわ。
Melvin?
[それから?
透明なCandyのように透きとおる球体に
きらきらと浮かぶ名前を読む]
…。
[少し、顔が曇る。
まだ、試していない。
安全に安全を重ねよとはアイツの言葉。
自身不愉快だと思ってはいるが、刷り込まれたそれは無意識に働きかける。
…正確には、"無意識かで何か動いている"のだが、そいつは知らない。
兎も角、戦いは…]
…。近いか?
[ticketから顔を上げた。]
[Neilの名を掴むように拳を握り締めると、瞬時にして天使も球体も消失。グリフィスは黒い液体と化すように広がり、その中央が伸び上がるようにし―――転移]
[Neilの名を掴むように拳を握り締めると、瞬時にして天使も球体も消失。グリフィスは黒い液体と化すように広がり、その中央が伸び上がるようにし―――転移]
道楽者 サンディーが「時間を進める」を選択しました
[太い指先で白い紙片を弾く。
精緻な線で出来た透明な球体に浮かんだ点々が目の前で、他の参加者達の存在を示して居る。
Neilと同領域に居たと思しき、点が2つ転移した。]
― Hopping Fear ―
[転移したと同時に、沼地へと下降。
マントから縒り出された鎌は硬質。
水飛沫が上がり、蠢いていた触手を鎌で両断]
[疾走したままのChariot。
何かの残骸をまた踏み潰した。
馬の嘶きが水音に混じり電脳空間に響く。]
おれにゲーム参加させた後…。
そうか、【奴】の目的は大体読めて来た。
――…ァ、ハァ―
[震えるように吐き出される声]
[じゅくりとした沼地から足を引き抜き、湖面へと足を下ろす]
[旧世代の古木が朽ちて腐って、晒されている]
[沼地に浮かぶData残滓は、非Human型、亜Human型のAIの片鱗情報をチラリと伺わせた]
[球と共に有る天使を弾いてNeilは苦笑。]
天使か。
天使はたった一人で十分なんだがな。
[弾かれた天使は無骨な指をすり抜ける。
球面に、急速に接近する1つの点が表示された。]
──…参加者のお出ましか。
それにしても、止まらない形態解除もままならない戦車とは、不便なもんだ。
[鞭打たれ、乱杭歯と歯茎を剥き出し咆哮する不気味な黒馬に、]
お前達も普段は、獰猛だが扱いさえ上手けりゃ悪かないってのにな。ハッ!
ケ…ク、ククク。
――Virusが五月蝿い――ノイズだ――あのSandy――Sundy――クソッ――。
[ギロと――近づく名前が、内部PGM内に収納された球体に映っているままだ――目を向ける]
― Dusk City ―
[大きな丸い瞳の奥で、
奔る銀の気泡は規則正しい]
そこかしら。
ねえ、貴方はMelvin?
[とんとん、ステップ軽やかに
迷路の様な路地裏に降り立った。]
漁師 ニールが「時間を進める」を選択しました
―Dusk City―
[Cityの雑踏は遠い
暗いクライ路地
2つのorangeがほぼ重なったticketを、胸元にしまう。
ふうわりと白が現れたのを見た。]
ちっ…
[口の中で小さくcluck。
対峙してしまっては仕方が無い。]
…ああ。
[ややぶっきらぼうに返事を返す。
名前を言い当てるとは…]
何の用だ。
目障りだ――Noisyだ――。
[行動とは関連性のない単語を呟き繰り返す]
[マントが靡き――グリフィスは低い姿勢を保った]
[マスクの奥に収まり、色すら見えぬ双眸を眇める]
─Dusk City/BAR─
なあマスター、さっきまで此処に居たろ、ticket持ってる奴が。そいつが何か頼んでたら同じの頼むよ。
[VODKAを模したdataが注がれ、運ばれた。口をつけると”彼女”からのアラート
『内容物の確に』]
煩いな……構うかよ、他の奴が飲んでたんだろこれ。
そんなんでくたばってたら勝てないって事だろう。
[SandyはticketをCALL……胸ポケットから取り出して目の前に置いて眺める。幾人かは移動したようだ。再び”彼女”から
『positionの照合を自動的に行いま』]
うるっさいな……見たい気分だったんだよ!
お前には気分なんか判らないだろうけど。
[shut up your mouth]
[小首傾げて微笑んで]
やっぱり、見つけた。
わたしはVivienne。
[とんとん、後ろで手を組んで前のめり、
かの人の顔を覗き込む]
Ticket。
持ってるでしょう?
時間が来たのよ。始まったわ。
知ってるでしょう?
だから、
遊びましょう。
[ticketの示す位置関係は案外便利だ]
誰かと遭遇したかな?
Neal?
や、Neilか……まだ見た事無い奴だねえ。
[…まあ、つまりはそういう事だ。
何の用だと聞くだけ野暮である。]
今はあまり乗り気がしないんだがな…
[彼女が覗き込んだ顔の眉は顰められており、まるで苦虫を噛み潰したようである。
距離を取ろうとじりじりと後じさり。]
どうしても、遊びたいか?
[気を逸らそうと言葉を吐きつつ、手を自身の後ろに回す。]
[鞭を2つ追加。
上半身を乗り出し相手の位置を確認。姿勢を変えた様だ。]
別に戦闘が趣味ってんじゃねえが。
目的の為には──。
手を振ってHellowってわけにも行かねェ。
[馬は腐臭を放つ水飛沫(臭気は先刻まで何らかのdata群がそこに有った影響の様に思う。それは蟲か。)を飛ばし、オーバードライブ。Griffithを飛び越す。Neilのステータスは『curse』]
今のおれは二重に奴隷みたいなもんだ。ハッ
[Chariotの進行方向転換。
Griffithを轢き殺す為に、直進。]
[首傾げ、とんとん、爪先で地面を叩く]
乗り気じゃない?
遊びたくないの?
[コンペイトウの小さな欠片が円を書く。
声の主は苦い苦い顔、
少女の足元甘い香。]
合意の上が楽しいわ。
嫌々なのはあんまりね。
皆遊びたいと思ってたのに。
[妖精の輪、くるくる回る。]
へへ……まあそういう事なんだけど。わざわざ見に行く訳にもいかないしね。なんだかんだ、参加するのが好きみたいだから。
……「君が欲しい」とか言って来た奴が居たけど欲しいんなら努力しないと駄目だよね、という訳で頑張ってよ。
― Hopping Fear ―
[馬の嘶き声が聞こえる]
[湖面を疾る音が大きくなる――]
[跳躍――黒い影がどろついた空を背景にして――空中に停滞している瞬間に、Attackを仕掛けようとしたが、足元の沼地から、白く薄い靄のようなVirus。それを斬り払い、態勢を再度変えた時には鼻息荒く、馬が駆けてくるところだった――]
[attackがこない事に素直に驚いた。]
意外…だな。
参加者は皆、目が血走っているかと思っていたが。
嫌々…
そうだな、大人しく私のテストに付き合ってくれるなら、気が変わるかもしれないが…
[苦々しい顔が変化する。
それは微かに甘い毒を思わせる、歪んだ微笑。]
だって、わたしは楽しいほうがいいもの。
わたしはそういう存在―もの―なのよ。
遊ぶなら、本気のときに遊びましょう。
[そう、微笑んだ。]
test?
なんのかしら。
貴方は何の人なのかしらね。
[歪みと毒を孕んだ微笑に、
眼を瞬かせて返事を返した。
コンペイトウは花のように少女の周りに浮かぶ。]
Pussy Catを。
[空になったグラスを振ると、周囲の光を集めてバラまくeffectが発生した。
調合された甘ったるいcoctail dataを舐めながら、最近の接触で集めたdataを楽しげに眺めている。(外部から見て、Sandyの目前にdataが展開されている訳では無いが)]
[白のその瞳には、"実験台"など似合わない。
瞬きを見、己の言葉に苦笑する。]
楽しむ為には、準備が必要なのさ。私にはね。それがtest。
その準備が整ったら…是非。
[苦笑で和らいだ噎せるような毒気が、今度はスゥと漂う。]
楽しみだ。
[微笑を浮かべたまま。]
[片手を軽く挨拶の形に振り上げるNeil。]
[Neilの代わりに、牝馬がGriffithに喰らい付こうと]
[蹄を高く上げた後、大きな口を開き──襲いかかった。]
[軽いバックステップと共に、1000を彼女の周りに浮かぶ金平糖へぶつける。
それは単なる小手調べである。軽い挑発でもあるが。
彼女自身へも数本、そして着地と同時に転移を開始した。
実験に適した場所へ。寂しいサミシイ所へ。]
────…………。
[Griffithの状況を察してか、DUSK CITYで、周囲で起こる事に耳を澄ませたからか、沈黙。]
御令嬢 ヴィヴィアンが「時間を進める」を選択しました
[鎌を剥き出しに垂らしたままのグリフィスは、左手を眼前にかざす。手の陰で虚笑と嘲笑。]
[左手を薙ぎさせるように真横に振る]
[――タイムラグなく刃風舞う黒い高速回転駒と化し、踏み潰そうとした馬の足が巻き込まれた]
[コンペイトウがきらきらと砕けて
色とりどりの砂糖になっていく。
1000。
針が煌いていた。
Vivienneに向かう針幾つか。
手を翻すと白いリボンで弾いて落した。]
あ、
[小さく声を上げる。
彼は何処かへと転移していく。
きらきら、残滓が風に吹かれて消える。]
Melvin、
testに行くの?
準備できたら、遊んでね?
次に会う時は本気を尽くせるはずだ。
bye、Vivienne。
それまでその瞳の煌きを失くさないでくれ。
[片目はVivienneを見詰め、じりじりと名残惜しそうに続く転移の最後に*消えた*。]
[最後に残った片目は、Vivienneの舞う姿を確と見た。
それが掻き消える直前に細くなったのは恐らく、微笑したから。]
…ああ。"遊ぼう"。
[声が届いたか、そいつは*分からない*。]
待ってるわ、Melvin。
[消えるまで、ソーダ水色の瞳は
彼の人の隻眼を見つめていた。
*コンペイトウの欠片が転がって、光に熔ける*]
[──ギョンッ。
旋風に脚を絡まれ体勢を崩し掛けた馬。
馬の歯が空を噛み軋む音。]
ああ、駄目だなこりゃ。
いっそ、解除PGMの手に入る場所まで跳ぶか?
[鞭で制御杭を数本引き抜き、別の箇所へ差し替え。
荒れた牝馬の口が閉じ、一見普通の馬の様な口元に変化する。ばねの無い車体がガクガクと揺れ、半ば水に浸かりながら急ブレーキを掛けた。]
[──牝馬がGriffithを振り落とそうと首を振ったその時、重圧が掛かった右の牝馬では無く、左の牡馬が口から泡の様なものを噴き始めた。
打ち込まれたPGMが到達し、内側から牡馬の杭がずれ、変速ギアを落とす様に制御を変えてしまったらしい。
左右の馬の走行速度がぐしゃぐしゃに乱れ、戦車が横転しそうになる。]
本格的に駄目だ、これは。
[Sledge HammerをGriffithに振り下ろしておくべきか、一瞬迷う。だが、車輪が高い悲鳴の様な音を上げ始めた為、]
怪人 ケイオスは、道楽者 サンディー を能力(占う)の対象に選びました。
-Dusk City-
[音もなく降り立つ。左手の奥から、微かに
バチバチという音が聞こえるような気がする。]
あら。ちょっと本体の方に損傷でもあるのかしら。
あのお嬢さん、最初はイイ勘してたよねえ。ククク。
[揺らめくように歩き始める。
One, two, one two three four!
Nah nah nah nah nah nah...
Nah nah nah nah nah nah nah nah...
スピーカーから音楽が流れる。]
ここには、私に相応しいイキの良いのが揃ってそうだ…。
[Does she walk?Does she talk?
Does she come complete?
*笑う*。]
怪人 ケイオスが「時間を進める」を選択しました
ギャハハハハハハハ!
そいつぁ結構!!!
[ニールの忠告にも関わらず、暴走する牝馬の頭の上で両手を広げる]
[マスクから覗く端正な顔とあげる哄笑はアンバランス]
Non Sweet!NonNonNon! その大槌でどうぞお殴り下さいませェ?
[ガツンと、感電の危険も顧みず、踵で杭を強く打ち鳴らす]
[ガンガン]
――おぉっとォ!
[右足を高くあげて、牝馬の筋肉質の首筋に這わす]
[泡のようなそれを愉しそうに一瞥]
[左手で牝馬の鬣を毟るように掴み、右手を愚かにも迷った素振りを見せた男に繰り出した]
[腕の半ば辺りから、湾曲した二対の鎌がせり出し、手首を貫いて交差する急な角度の、『〜』カーブ。左右からニールの胴体を切断しようとAttackが仕掛けられる。]
――馬鹿がっ―――逃す訳ァねェだろ!!!!
[a, anagram ――In,Real,dies....]
[→yEa,IndeRiseal]
[――ゴロゴロと転がるように、強固なIndeRisealの敷石(Grid)に叩きつけられる。どうも、先のHopping Fearへの転移といい、座標軸がズれる。近くに、ニールの姿はない。幾つもの覗き込むような視線を感じて、Ignisの起動レベルを上昇させる]
[臥した状態から、顔をあげて睨みつけると、猥雑とした中に独特の空気と美を見出せた]
[敷石に、看板から影を落とした細長い3人の姿が伸び、グリフィスの白銀のような(というよりは灰色がかっているが)髪を一部暗闇の中に引き込む]
[内部のPGM内に収納した球体で現在地を探る。”どちらかといえば”同じ領域(サーバー)内におけるニールよりも、anti Pauloにおけるスザンナの方が、距離としては近いが、別系統の領域である為にニールの元へ行く方が容易くはある――Noise Noise Noise...]
うるせェ――うぜェンだよッ――!!!
[右手を一閃]
[HoppingFearから纏いついてきていたVirusの残滓を背中からせり出した鎌が振り払い、ついでに近くの探査型の小動物PGMを真っ二つにした]
[愛玩動物のそれの破壊は製作者の怒りを買うだろうが、知った事ではない。真っ二つにしたPGMを、硬い靴裏で踏み躙った。嘲笑――。]
[程なくして、反応が消えた事により、製作者が放ったPGMが現れる。本人が姿を現す事はない]
[頭を傾けて、クハハと笑んだ]
[――屍体写真]
[――屍姦映像]
[――グロテスクなコラージュ]
[――無駄の極致を極めた]
[――無駄を限りなく削ぎ落とした]
[――PGMの宣伝]
[――Underとは思えぬ程に整然と][雑然と]
[――白濁した目玉の映像をサブリミナル、Newsに被せて放出]
[路地には無秩序に秩序に、まるで友愛を示すように情報が溢れていた]
[遥か遠く高い建物に備え付けられている歯車仕掛けの巨きな掲示板は、Simple Textsの速報を行っている]
[raycat率いる][政府はXXXXの法案を可決しそ][真の死すら][は既に捕捉]
[三機の小型のオールレンジ型の飛行体からの攻撃を避ける際に見えたのは、そんな文章]
[ぽつ]
[ぽつ]
[ぽつ]
[光のポインタはグリフィスの額と、胸元と、左足に再度合わせられ]
[vIRUSが 増幅 増大 放出 拡大 条件は満]
[―― 一帯が 黒く 黒く 或いは、 明るく bUG Bug 彩色は 淀み 幸福 堕ち 這いよる ]
[Erroea Errow Error][Ro e r r..o]
[イリーガルアクセスの猛者達の聖所に、渦が発生――亜種新種、所構わず自己進化――胸元から、Virusのじゃわりじゃわりとしたものを覗かせながら、Virus Stormを見て、グリフィスは哄笑を高く高くあげるのみ]
[整然としたものも雑然としたものも、全ては軸を狂わせ、noiseの塊となり、泡を吹かせ、壊れ、ばらばらと、InderRisealの小さな区域をオカし始める。Virusは、一つの寄りかかりを見つけると、隣接し接触したものへ触手を伸ばす。弱いものは淘汰され、より強いものが蔓延り、進化深化進化]
ハレルヤ!
[打ち込まれたレーザーの瑕にGridに臥しながら、嘲笑し神歌を口ずさむ]
――ガハッ―
[口元からまた黒いPGMの残骸を吐き出す]
[自身もまた、Virusの侵食で体が動かない――。マントが変化した鎌をGrid(敷石)に突き立て、身を起こそうとするが、Gridを抉り、――立てない]
[ぶくぶくと胸元から首元へ不気味な音が広がる]
ク、ク、ク。
[悦にいった笑みを浮かべていたが、]
[壁]
[遥か上空より飛来する壁――旧い隔離PGMだ]
[AlBuraq Wall]
[蒼褪める][乾ききる][醒めきる][そして、祈りの]
[存在の賢者の幾十もの表情が壁に浮かび、最後に慈愛の表情を浮かべた]
Damn!!!!
[ガ、と牙を剥く]
[Virus Stormに侵された区画が封鎖されていく]
[巨大なる遺跡を思わせる、囲い][ガッチリと敷石に食い込んでいく][上空から飛来する、1,2,3,......7を数えた所で数えるのを放棄する。内部PGMは周囲の認識の為に数えずとも、”数えている”が][バチン][バチン、と][Virusにやられて死した、或いは離脱出来なかった人間やAI達は、この区画と共に閉じ込められ滅する]
[遠くの機械仕掛けの巨大な掲示板は、単に告げる]
[ただ一行で][復旧するまでは消える事のない列――]
[―区域封鎖― InderRiseal―41−769630−Virus Storm―]
[遠くの機械仕掛けの巨大な掲示板は、単に告げる]
[ただ一行で][復旧するまでは消える事のない列――]
[―区域封鎖― IndeRiseal― 91−237564−Virus Storm―]
[上空から、Gridと平行な巨大な壁が落ちてくる――]
[影が――全てを覆ってゆく]
[高い壁の向こう、空が狭まってゆく――…]
グッ―――ッァァア!
[鎌をGridに叩きつけ、無理矢理に跳躍――]
[慈愛を浮かべた壁に向け、舌を吐き出すように突き出し―――*転移*]
―DUSK CITY/BAR―
[”…………区……封鎖
― IndeRiseal― 91−237564……Virus Storm……”
レトロであるあまりに独創的なデザインのラジオ型のspeakerから流れるballadeの切れ間にnewsが挟まって、店内に少しのざわめきを呼んだ。それもすぐに他のdata達に流されて行った。
Sandyは、ticketがIndeRisealの位置に示す名前を確認して、どっちがやったのかな、と呟いた。]
見に行く?
[”彼女”はオペレート出来ない事柄は答えない。]
此処にも集まってきたみたいだから、動くのも勿体ない。
[街がざわざわ騒いでいた。
出窓にふんわり腰掛けて
耳を傾ければVirusの報せ]
誰かしら、
誰かしら。
[海の青の長い髪、
飴細工のように透けてネオンでちかちか]
仮面の人かしら。
[封鎖された区域の検索、足取り探るaquamarine。名前を刻むticket片手に、
dusk cityは鼈甲飴色。
BARやら何やら極彩色。]
へへえ、それは良かった……?
chestに飼ってた奴かな。それなら君の物って訳じゃなかったから君も散々喰われたんだろうけど……
で、いま何処?
帰って来れるの?
…と言ってもこっちからは引っ張れないし、そもそもそのまま何処かへ行ってしまうという選択肢……は無いか。
やれやれ。
[音声は届かなかったが笑顔を返してSandyはBARを出た。
路上でTindalosを呼ぶ。大きくは無い背に半ば無理矢理騎乗すると、出窓をめがけて跳んだ。]
こんにちは。綺麗なお人形さん。
全く君の制作者は何を思って、こんな綺麗な人形をこの”遊戯”に放り込んだんだろうね。
nothingness 君が好きそうじゃないか。面白くない。
誰かのtrap……とかじゃ無いよね。
……何処かの狭間にでも嵌ったのかな。
稼働していないserver?稼働してなきゃ入れないか。
寒くて―…孤独で…寂しく……て。
ア――?
クハハハハ。
[実際には転移が可能なのかは理解らない]
[分割された魂とAIの人格設定の剥離]
BLANK。
……。
…………心配なんかしてないよ。しかし君も言ってることがいよいよ支離滅裂だね。何もないところに放り出されて寂しいんじゃないの。
─ anti Paulo ─
[紅い絨毯、石の壁]
[中は静寂。FAKEの荘厳]
『外れだったわねー』
[上下逆に横たわる「参加者」の一人]
[まだ消滅しては居ないがそれは時間の問題]
[黄金の瞳が無表情に見上げ]
──不用意に逃げるからだ。
無関係と分れば壊すことはしなかった。
[前髪の奥から紅い光]
[造物主たるSSCの銘]
『で、これからどうする?』
[既に眼前の壊れかけたAvatarには興味を示さず]
[敗者のTicketがひらひら揺れる]
[無重力の錯覚]
少しここで情報を集める。
『瞳があればいろいろ便利ね』
反応で判断できるからな。
[紅い絨毯を頭上に歩く]
[上下の狂った反逆者の城]
[どちらが上でどちらが下か]
"S2"──"Sealed Secret"
Server群の黎明期に於ける閉じられた秘密。
識る者はequal,Serverの支配者。
「"世界"を再び"我ら"の手に」
[TERRORISM]
乗れるのね、素敵。
御人形、わたしのこと?
[細めた眼は楽しそう]
どうしてかしら。
秘密、秘密よ。
わたしは沢山の人と遊ぶの。
楽しいのがいいのよ。
貴方は、ほしいものがあるのかしら。
[小首傾げ]
自分で言ってたじゃん……。
SANNAか……anti pauloね。
[何かを行っている/考えているのか、間延びした返答。]
そうだよお人形さん。
[Vivienneがするように首を傾げて、顔を覗き込む]
秘密なんだ。
俺は色々な物が欲しいよ。
便利なPGMも、面白い物も、秘密も。
自分でPGM組んで送り込んで、何かを得た気になってる奴も居るけど、俺は実際に此処へ来たいほう。
それ何のPGM?
例えば綺麗な目玉とかも間近で見たいほう。
[Vivienneの頬に手を伸ばした。]
面白い呼び方をするのね、白鴉。
[そう、秘密。
と覗き込む眼に微笑を]
沢山沢山欲しいのね。
欲しいものがあるのはいいことだわ。
だって楽しいもの。
貴方はとってもActiveなのね。
[伸びてくる手、ちょんと人差し指を乗せて]
目玉?
わたしの眼はよく見えるのよ。
[ぱちぱち、弾けるソーダ水色の瞳の中の銀の光]
よく見えるんだ。イイね。それにとっても綺麗だ。
[添えられた人差し指を軽く払う。手のひらを広げて、指を真っ直ぐに伸ばした。
硝子玉か飴玉か、ソーダ水の詰まった金魚鉢のように見えるVivienneの瞳へ向けて、素早く指を突き出した。]
だから欲しい。
[停滞した空間より座標を指定]
― BLANK BLANK BLANK SPACE → anti Paulo ―
[全てに反逆を為すように]
[聖堂に似て聖堂ならぬ場――]
[座標は違わず、今度こそはチケット保有者の元へ]
[紅い絨毯の上に激突しバウンド]
[そのまま、ゴロゴロと転がり、停止――]
─ anti Paulo ─
[開くポータル、落ちる人影]
──何だ。
[立ち止まり見上げる]
[天井に落ちて転がりそして停止]
[Ticketが反応]
[針が揺れる]
― Hopping Fear → Oun moun ―
はっちみっつ♪はっちみっつ♪はちみっつ♪
あまーい♪あまーい♪はちみっつ♪
森の奥にひっそりと♪かくれるかくれる♪はちみっつ♪
[Magdaleneは薔薇を手にしながら、エナメルレッドのヒール靴でスキップしている。]
……ん?おばさん?それはなぁに?
おさかな……天日干し???
天日干しにすると……おいしいの?
[川辺で魚を天日干しにしている女の姿をじぃっと見つめている。]
― anti Paulo ―
ク…ハ、
[ギチリと剥き出す牙]
[足から腰、腰から上半身へと身を起こしてゆく]
[薔薇を象るステンドグラスの薄暗い神聖とされている灯りの中、陰影濃く、マントが靡く]
[ガクリと、首が傾き、]
[ぐるりと首を回す]
[――嘲笑で虚笑の表情]
[闇よりも濃く][無よりも哭く]
[体のボディラインを硬質に象ったAIの装い]
[紅い絨毯なる天井に立ち、天井を床としたスザンナへと逆向きに]
[Magdaleneの瞳孔が大きく無機質に開かれた。]
--------------------------------------------------
DATA SAVE......
OVERWRITING>Y/N?
>Y
NOW SAVING...PLEASE WAIT...
completion of data input.
--------------------------------------------------
[Magdaleneの瞳孔が、収縮する。]
おさかな♪おさかな♪てんぴぼし♪
あまーい♪あまーい♪てんぴぼし♪
森の奥にひっそりと♪かくれるかくれる♪てんぴぼし♪
[Magdaleneは女に手を振ると、薔薇を手にしながら、再びエナメルレッドのヒール靴でスキップを始めた。]
[にたり歪んだ笑みを一瞥]
[針が展開。円を成し]
お前は閉じられた秘密を識る者か?
それとも私の障害となる者か?
いずれ違えば用はない。
[訊ねる瞳は紅い猫]
……けちだなあ。
頂戴って言ってるのに。くれないなら奪うから。
[逃げられて、退いた手が宙を撫でる。撫でた宙は猟犬の背中。Vivienneの眼前に出現する犬歯。大きな瞳、小さな頭蓋に向けて大きく口を開いて直ぐに至近からの突撃を。]
けちじゃないの、
見えなくなったら困るじゃない。
頂戴、っていうのは可愛いわ。
でもだめ。
わたしもこの眼はお気に入りなんだから。
[少し捻れて犬歯がぎらり。
眼の前猟犬、あぎとが開く。
「コンペイトウをたらふくどうぞ」
少し抉れた砂糖菓子、
出窓を蹴って宙返り。]
それじゃあ壊れちゃうわ。
アッハッハハハハハハハハハ!
[整然と同一で無機質に展開された針]
[しかし]
閉じられた秘密?
ケ、ケ、ケ。
さァ――
・・・・・・・・・・・
そんなものは知らないな。
[Magdaleneはお菓子の家をじぃっと見つめている。]
天日干し……あまぁい天日干し……見つからないの……
どこだろう?
あまぁいお菓子ならいっぱいあるのに……
[お菓子の家の壁に小枝で穴を開けながら、困った顔でキョロキョロ見回した。その時、一匹の働き蜂がMagdaleneの胸元にそっと入り込み、真っ白なticketを引きずり出した。]
ああっ……いっけない。
「たたかいのもと」をさがさなくちゃ……
[暗い空に、天球が浮かぶ。
星が11個。そのうちのひとつは、自分。]
ううん……どうしよっかな……
知らない。
『本当に?』
[警戒、これは]
[針が煌き数は倍増]
『可能性があるのなら』──壊すまで。
[内なるSANNAの言葉を引き取り]
[メモリよりDEMILUNEをCALL]
From the very first time I rest my eyes on you, girl
My heart says "Follow trough"
But I know, now, that I'm way down on your line
But the waitin' feel is fine
[爽やかなメロディはWAITING IN VAIN]
[上段。左肩に寄せた刺突の構え]
[喰うな]
[開いた口にコンペイトウが詰まった猟犬は、首を横に振ってきらきらと吐き出す……眼下のネオンに紛れる。]
じゃあ、壊れない方法を考えよう。
[出窓、Vivienneの居た場所に入れ違いに立つ。
Sandyを乗せて居たほうと、”お菓子”を貰ったほう、二匹の猟犬はVivienneの頸を狙う。「但しリボンには重々気を付けて」]
『俺の目的は――。
単に一つ。
――破壊するだけなんだよ。ハッ!』
・・・・・・
そんなもので・・・・・・・・・・
本当に破壊出来るのか…――ククク。
[手近にあった聖人の像に、体を預ける]
[口調とは裏腹、PGMが保たない]
可能か否かは問題ではない。
ただ破壊するのみ。
[無重力の錯覚][ 14° ][ 2 °][ 74° ]
[答える言葉は相手の言葉と大差のない]
[ゆらり揺れる針が凶暴な輝きを映し男を襲う]
美味しいのに、
甘いのは嫌い?
[少しだけ千切れた服の裾、
風に靡いて矢張り白。
少し低いところから、猟犬と主人を見上げている。
頸、千切れればごろり。
そんなのは御免。
Sandyににこり。]
それじゃあ、一緒に遊びましょう。
[白いリボンが宙を舞う。
一度は弾く、2度目は避けて]
綺麗に飾ってあげるのに。
[小首を傾げて空を蹴る。
両の腕に巻きつく白い布が広がる。]
可能か否かは問題ではない。
ただ破壊するのみ。
[無重力の錯覚][71°][26°][95°]
[答える言葉は相手の言葉と大差のない]
[ゆらり揺れる針が凶暴な輝きを映し男を襲う]
-Dusk City/Near Vivi&Sandy-
[Nah nah nah nah nah nah...
Nah nah nah nah nah nah nah nah...]
あー、私は見ているだけだから気にしないでやってておくれー。
クククク…。
[スピーカーから音楽と声。]
あら、
あれは何かしら。
[とんとん、空中を蹴る。
足元には妖精の輪。コンペイトウの踊り。]
Dance music?
[小首傾げ。
犬は吼える、頸を狙う。
ちょうちょ結び、ひとつ、犬へ、ふたつ、犬へ、
最後の1つはSandyへ。]
[天球の中で、星がキラキラと光る。
ひとつ、ふたつ、みっつ。近づいて、弾けて、光る。]
きれい……きらきら、きらきら。
ここにしようかなぁ……♪
知らない人がいっぱいいるみたいだもん♪
[薔薇にくるまれ、転移開始――]
― Oun moun → Dusk City ―
[犬は黒い残像を、流れるリボンのように描いて、白の間を縫う。執拗に頸を狙って向かってはまた離れる。]
私はリボンみたいのはね……嫌いなのよ。
[Sandyは、蝶々結びを睨んで後ろへ跳んだ。
落下しながらticketをCALL]
なあ君……Chaos!
彼女のアレ、あの目は綺麗で、おまけにとてもよく見えるそうだ。欲しくないかい?
[針は全てIgnisに弾かれ消滅]
[耳朶のピアスが僅かにボリュームダウン]
So don't treat me like a puppet on a string
Because i know how to do my thing ...
[軽いステップ、それだけで飛翔]
[上下の狂いは全ての狂い]
Don't talk to me as if you think i'm dumb
I wanna know when you're gotta come,you see
[刺突に構えた刃を翳し]
[壁を足がかりに"<"のジャンプ]
[聖象へ一直線]
― Dusk City ―
ぷはおうっ!
[Magdaleneは、薔薇の花の中から顔を出した。]
[働き蜂がブンブン飛び回り、Magdaleneに道案内。
薔薇を片手に羽をBuzzing......]
うわぁ……ここにも「ヒト」。
どんなヒトだろ。昨日のSusannaさんみたく、いいヒトかなぁ……?
[3つの星がキラキラ光る所へと向かう。]
[すいと喉を逸らして犬を避け
一筋髪がきらりと空へ]
嫌いなの。
可愛いのに。
[じゃあなにが好き?
ドレスの裾を小さく摘んで
翻したなら白の波。]
Chaos?
あのひとはChaosというのね。
[瞳のお話。
ちかちか。きらきら。
音を映す。]
[焔の聖人は針に蜂の巣にされ瓦解]
[瓦解した聖像がスザンナの一撃に耐え切れる筈もなく、グリフィスへとスザンナのAttackが]
旅芸人 スザンナが「時間を進める」を選択しました
[薔薇を片手に、羽をBuzzing......
目標物、発見。ただちに接触。]
こんにちは♪ここは、何をしているところ?
[loudspeakerに話しかけてみることにした。]
だめよ、あげない。
わたし、約束があるもの。
Melvinとも遊ぶの。
[たん、と看板を蹴ってステップ。
落ちるSandy、犬はまた駆けて行く。
仮面の騒音、
その隣に薔薇の花]
賑やか。
[Ticketが光った。]
面白いのは俺も歓迎だが……。
[宙で身を捻って着地。衝撃はかなり酷い。看板の上のステップの軽やかさとは大違いだ。]
Chaosなら'たらし'込めると思ったんだけど残念だ。
[指で招く仕草。操作をマニュアルに。
駆けた犬は目標をVivienneの白いドレスへ。左右から捕まえて路上落下へのエスコート。粗相の無いようにご招待を。]
[瓦解する聖象もろともGriffithへAttack]
[聖象の右胸からGriffithの右胸へ]
[ごぶりずぶりと刃が刺さる]
[聖象は崩壊]
[そのまま刃を左に払い──い払に右]
[clusterの破片がきらきらと舞う]
あうわっ!!!
[爆音で羽がビリビリと響く。慌てて羽をたたみ、大きな声を出す。]
まぁったくもうっ!……羽が破れちゃうじゃない!!
音を出すときは「出すよー!」ってちゃんと言ってよ、もうっ!
……ん?おもしろいこと??
なぁに?それ。
[仮面の男が見つめる先に、じぃっと目をこらす。]
ちょっとだけ面白くしてあげよおか?
[One,two...One two three four!
Nah nah nah nah nah nah...
Nah nah nah nah nah nah nah nah...]
こういう特殊フィールドでのダンスはお好き?
[空間把握。周囲の足場が流れる矢印へと変化。]
[右胸から、Virusがスザンナの刃を伝わっていく]
[ごぷごぷと不気味な音を立てながら、刃の表面が膨れ上がる]
[刃のそれ以上の進行を留めんともするようで]
[スザンナの頭を掴んだ事で、近距離から視線を合わす事になる]
ダンス??
働き蜂がやってるのを見たことはあるよ?
でも私はやったことな……
はうわあああっ!?
[周囲の足場が歪み、矢印へと変化してゆく。
空に飛び立とうとも、羽を畳んでしまったが故にうまく行かず……
薔薇の花を手にしたまま、矢印をポンポンと踏みつける。]
フハーッハッハッハッハッハ!!
お2人さん、気にせず続けて続けて!
薔薇のお嬢さん、キミからは蜂の匂いがする。
残念残念、蝶々は蜂が大嫌いなのさ。
しばらくそこで踊っていてくれなー。
[スピーカーから音楽に混じり笑い声。]
ぁ、
[さてそれは馬車を牽く馬のよう。
ドレスを銜えて猟犬2匹。]
めっ。
[それはどうやら猟犬に向けて。
それでも笑顔はそのままに。ドレスの裾を引っ張って
白い脚が白の間から覗く。
見る見る近づく地面に向けて
輪を描いたAquamarine]
―――Open.
[開いたのは水色の蓮の花、
輝きが猟犬だけを狙う。
砕けた欠片、流れる矢印も鮮やか]
なに、あれ?
わわわわああっ!!
ダンスってこんなのだったっけ!?
もっと違うよね?確か、8の字を描いて踊るんだよね??
それとも、仮面をつけたヒトってこういう矢印で求愛するの??
[エナメルレッドのヒールが、危うく矢印からズリ落ちそうになる。]
ぅあああああああっ!!
[パシン!]
[薔薇の鞭で、矢印を掴む。]
ほぅっ………なんとか落ちずにすんだ……
って、あああああああ!!まだ来る!まだ来るっ!!
[さらにやってくる矢印に向けて、薔薇の鞭をもう一撃。]
Captainって……なんなのよぉぉぉぉぉっ!?
[半分、泣き声。]
[ViviとSandyに笑い声混じりに。]
アハハハハ!その矢印はもっとダンスが楽しくなると
思い……良かれとのプレゼントだよお?
ありがたく受け取ってくれる…よね。
[Does she walk?Does she talk?
Does she come complete?
軽快な音楽とともに矢印の足場が流れる。]
[頭を掴まれ動きが止まる]
[刃を通じVirusの侵食]
[互い違いに視線が交差]
[右は右に左は左に]
[互い違いが正しい交差?]
厄介な性質のようだ。
[刃への侵食は4割程度]
[左に払った刃を振り上げ、頭上の腕へ]
[腕を薙ぎ払い逆上がりの要領で手から逃れる]
I don't wanna wait in a vain for your love
I don't wanna wait in a vain for your love
I don't wanna wait in a vain for your love
[紅い絨毯]
[視線が一致]
むっ!!
[仮面の男を、ギロリと睨む。]
ふとってなんかないもんっ!!
ダンスなんてやったことがないんだもん!!
大人になったらやるんだよって、働き蜂が教えてくれたんだもん!
[……とか言いつつも、足元は随分と必死の様相。]
[1]
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